伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

この一年ありがとうございました。

2009年12月31日 | Weblog
雲が多いですが悪い感じではありません。平成21年最後の朝です。
昨日は大車輪の忙しさでした。ここにきてこんな展開になろうとは…。ということは元日法要の準備は今日一日で
やらなきゃいけないということ…ですね。今日も気合を入れていくしかありません。
昨日は市内を走っていても車がとても多いのがわかりました。皆さん移動してるんですね。お泊りでどこか、ですかね。
ニュースでも帰省ラッシュの映像がながれていました。移動も大変ですね。やったこと無いので実際どんなものかわかりませんけど。
寺というのは留守にできませんし、予定も立てられないので家族のイベント的なものは無くてかなり地味なもんです。
子供たちには申し訳ないものがあります。その分いつも一緒にいられますが…。
とにかく今年も終わりに近づいてきました。いろんなことがありました。多くの方に支えられながらどうにか無事にやってこられました。
そしてブログを支えてくれる皆様、本当に一年間ありがとうございました。明日からもよろしくお願いいたします。
新年第一回はUPする時間は遅れるかもしれませんが、午前中には皆さんにご挨拶いたします。
では、よいお年を!

ラストスパート

2009年12月30日 | Weblog
やっと明るくなりだしたところです。まだ陽は昇っていません。
おとといのイベント後怒涛のごとく仕事が入り、やっと落ち着けると思っていましたが、そうは問屋は卸してしてくれませんでした。
今日は朝から晩までそれこそ今年最後の忙しさになりそうです。
というわけで、今朝の写真は昨日朝のものを使わせていただきます。天水桶に張った氷です。
とにかく今日を決めて明日の大晦日に臨みます。明日は元日法要の準備で忙しくなるでしょうが、
今年は結局最後まであわただしさが残ってしまうようです。
とにかく最後まで頑張っていきましょ~!

チェロ

2009年12月29日 | Weblog
下のほうに雲が残っていますが、今朝もいい天気です。天水桶にうっすらと氷が張っています。ちょっと寒いですね。

昨日の午前中、客殿にて『映画「ご縁玉」輝きコンサート』というイベントを行いました。70人ほどのお客さんとエリック・マリアさんの演奏が一体となったように何とも言えない緊張感とチェロの深い音色が建物内に響き渡りました。
なんともうまく言い表せません。とにかくチェロというたった一本の楽器だけで観客すべてを圧倒する力があるのに驚いてしまいました。
おもわずこみ上げるものがあったのは私一人ではなかったでしょう。年の瀬にこんな素晴らしいプレゼントをいただいて感激いたしました。
癌を抱えた元養護教諭山田泉さんとベトナム戦争孤児でフランス人養父母に育てられたチェリストの交流を描いた「ご縁玉」というドキュメンタリー映画は癌を通して様々なものを私たちに教えてくれる映画です。他人ごとではない病ですが、病があって初めて気づくこともたくさんあることを伝えてくれます。
人間が抱えている様々な心模様をエリックさんのチェロの音色が表しているように感じました。う~ん 何ともまとまらない文章ですがお許しください。とにかく客殿内がまるっきりいつもと違う空気になった、スゴイひと時でした。

今日は目一杯!

2009年12月27日 | Weblog
いい空の朝です。かわった雲が東から西に帯状に伸びています。
“ぽか~ん”としていたい一日ですがそうはいきません。朝からバリバリやることやんないといけない一日なんですからっ!
一人で気合い入れてます。午前中大掃除して、午後には成田空港に明日の「映画“ご縁玉”輝きコンサート」に
来る監督(江口方康)さんとチェリスト(エリック・マリア)さんのお迎えにいって、明日の打ち合わせをして…。目一杯です。
というわけで明日午前9:30~無二亦寺にてトーク&ミニコンサート(バッハ無伴奏組曲など)が行われます。参加無料です。
よろしくお願いいたします。
明日は早朝より準備ですので、ブログはお休みいたします。
皆さんお待ちしておりいます。

ちょこちょこ大掃除

2009年12月26日 | Weblog
今のところ空一面雲が張り付いていますが、これから晴れて行くみたいですね。
とうとう週間天気予報に1月1日が入ってきました。
昨日あたりから時間があればちょこちょこ大掃除を始めています。
ちょこちょこで大掃除というのもおかしいんですが、普段手を入れないところの掃除をはじめました。
部屋の中ではブラインド掃除、外では枯山水の白砂に入り込んだ枯葉掃除など、
やるところは限りなく多いんですよね。
しかも寺はひろいっ…。子供のころは岩手の実家でお世話になっているお寺さんに行くと
その大きな建物を見て「こんなところに坊さんは住んでいるんだ~」とちょっとうらやましく思いましたが、
実際は必要以上の広さと管理、自分の時間を持てない生活など、思っていたものとは違います。
誰においてもたいてい予想と現実は違うもんですが、文句を言っても始まりません。
今の状況で楽しくやるだけですよね。
今日は午前・午後のダブルヘッダーですが、一生懸命頑張りましょう。
文句いいながら年が終わり新年を迎えるなんてイヤですもんね。

ビシッと

2009年12月25日 | Weblog
曇り空の朝です。でも、厳しい寒さはなく、とても静かです。目が覚めた子供たちの枕元にはプレゼントが
そっと置いてあるんでしょうかね。
目が覚めるのが楽しみ なんて大人になるとあまり経験できませんよね。うらやましいです。

今日を入れても残すところ一週間になりました。最後の締めくくりをビシッと決めて行きたいところです。
今日明日急に忙しくなり、予定していたことが出来なくなりそうになってしまいました。
予定通りにはなかなか行かないもんです。いつもより早めに動くしかないですね。
ビシッと決めるため頑張りましょ。では早速ご飯を食べて動き出しょ~。

みんな幸せに

2009年12月24日 | Weblog
今朝も雲ひとつないいい天気です。ここ数日続いた冷え込みもいくらか和らいだ感じですね。
今日はみんなが好きなイブですね。寺といえども子供たちには関係ありません。
宗教というより国民的な日ですもんね。欧米ではクリスマス休暇が普通です。子供たちは今日が終業式。
通信簿とプレゼントの交換みたいな日です。お互いが満足する内容とはいかないものですけどね。
でもまあ今日はみんなニコニコで夜を過ごしましょう。三女はサンタさんの存在をいまだ信じているようですし、
ちゃんと気づかれないように枕元に置いておくようにしましょ。
自分の家ばかりでなく、すべての人・生きものが幸せであるように願うことも大切です。
そのことも子供たちに伝えるようにしましょ。大人はちょっと“乾杯”をして満足しましょ。
だれにでも穏やかな日でありますように。

冬はつとめて

2009年12月23日 | Weblog
寒いけど、ちゃんと着込んであったかい帽子とマフラーを着ければ、この時期の境内はとても気持ちのいい空間です。
ほんとスッキリと目が覚め、空気もおいしいんですよね。家の中にいるのがもったいなく感じます。
「冬はつとめて(冬は、朝早い頃がよい)」清少納言が枕草子で言っていたわけが、この歳になってわかったように感じます。ほんとそうですよね。
昨日はラジオ生出演で一日が終わった感じになりました。といっても放送時間は20分間ですけど、その前はある程度放送局から知らされていた質問内容に的確に答えられるように準備している間にあっという間に局に行く時間になりましたもんね。
本番になると、微妙に質問内容がかわっていたり、限られた時間で実際に答えるのに苦労して、かなり焦っちゃいましたよ。
うまく伝わっていたのか…。結局、用意されていた質問の半分くらいで、放送時間が終わっちゃいました。こんなもんなんですね。
生放送は難しいですね。
最後にお気に入りのスティービー・ワンダーの「STAY GOLD」を流してくれたのには感激しました。ディレクターさんの御心使いに感謝いたしました。
忙しい一日でしたが、とてもいい経験をさせてもらいました。

今日は落ち着いていきましょ

2009年12月22日 | Weblog
今日が今シーズンの最低気温かな。写真の通りガチガチです。朝布団から出て着替えるのがつらくなってきましたね。
昨晩は暖房のタイマーをかけてから寝ました。急に起き上がって寒い室内で着替えるのはとても危ないそうなんできちんと対策をしないといけませんね。
ホント、そういう風に気をつけないといけない歳になりました。身体は衰えていくのが当たり前、でも心は歳を取らないといいますから、心はいつもチャレンジ精神でいきたいです。
ひょんなことから28日の月曜(9:30am~)に『ご縁玉』というドキュメンタリー映画の監督さんと主人公の一人のチェロリストがフランス・パリからやってきて寺でトーク・ミニコンサートをやることになり、本日は地元ラジオ局IBS茨城放送の夕方の放送(4:30pm~)でその件について話をしてくれるよう依頼されました。
実は9月末にも寺のチャリティーコンサートについて10分間話してくれといわれ、生放送にでたんですが、もんのすごく緊張して口の中はカラカラ、頭の中は検索エンジンフル稼働でパンク寸前になりました。先週急に依頼され、今日も生出演なんですが今回は20分ですから大変です。
話をするのはしょっちゅうですが、ラジオとなると別です。いわゆる”かまない”ように、間が開かないように、しなくてはいけませんから。
それより、話のないようを的確に伝えられるようにしなくちゃいけません。
終わった後の脱力感がはんぱじゃないんですよね。
今日は覚悟していきましょ。前回はスタジオに行く途中で思わぬ渋滞と道を間違えるハプニングもあって最初っからバクバクだったんで、今日は早めに出発しましょ。お時間ある方聴いてみてください。

霜柱

2009年12月21日 | Weblog
今朝もスッキリと晴れています。霜柱が立っていて地面が浮いています。
知らずに踏んじゃうとザクッと音をたてて踏んだ分だけ陥没したようになります。
子供のころはそれが楽しくてあたりかまわず踏んだ記憶があります。
今は、なんか踏んじゃうともったいないような感じがして、必要以外には踏まないようにしています。
どうせなら子供たちに踏ませたいですもんね。あの感触は独特のものですよね。
私が子供のころは霜柱を踏んで遊べたのは雪が降る前でしたからほんの短い期間だったかもしれませんね。
真冬は寝雪になってしばらく地面は見えなくなりますから。ただこちらの霜柱よりものすご~く長い霜柱を
ふんずけていた記憶があります。場所によってだったのかもしれませんが、なが~い霜柱を踏むのはとってもうれしかったでしたね。
もう一度踏んでみたいくらいです。でもそういう機会があっても一度だけ踏んだらそのあとはいろんな方角から写真を撮るんでしょうね。
やっぱり、なんかもったいない感じがするでしょうね。
いま家を出た三女も霜柱の場所が分かっているので登校班の同級生と一緒に踏みまくっているかもしれません。
友だちと踏む霜柱…これって私の大切な思い出でもあります。ほんとにあの頃の情景が目の前に広がります。
そんな思い出を三女も持つんでしょうかね…。