伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

嵐の後は

2010年10月31日 | Weblog
台風一過とはなりませんでしたね。今日はくもり、明日は雨の予報です。
ギンナンがまだこんなに残っていたんですね。昨日の強風でほとんど落ちたでしょう。嵐の後に残ったものをこちらはただ片付けるだけです。
これも自然の営み、従うしかありません。
私も午前の法事の前にいろいろ片付けることがありますので、ここで閉じさせていただきます。
皆さんのお宅はどうなんでしょう。嵐のあと片付けはきれいにしましょ。

自然

2010年10月29日 | Weblog
まだ空一面雲が張り付いていますが晴れて行くようですね。今日はいいお天気になるようです。でも明日明後日は大荒れみたいですね。
奄美大島の方々には本当に気の毒な天候です。島ですからいろんな面で大変でしょう。ほんのわずかでも支援をさせていただきたい心境です。
自然にはどうしても太刀打ちできません。しかも近頃の自然は厳しすぎます。立て続けにスマトラを襲う地震。しかも同じスマトラ内で火山による被害と大雨による被害が同時に起きるなんて…。信じられません。何なんでしょう…。
紅葉も、地震や天候の被害も同じ自然です。自然の広さと深さは誰にもわかることは出来ないんでしょうね。

繰り返される中で・・・

2010年10月28日 | Weblog
くもり空の寒い朝です。もう初冬って感じですね。重ね着にニット帽、フードもかぶって境内を歩いていました。
ギンナンの落ち方も少なめになってきたようです。今度は葉の方ですね。例年11月末に黄色い葉になり、大量に落ち始めます。黄色いじゅうたんはみごとなものです。
毎年繰り返されていますが、同じではありません。その年ごとに特色があります。なにげなく見ているとわかりませんが、ちゃんと見ると違いがわかります。
以前は当たり前のように見ていましたが、ブログを始めてから違いがわかるようになりました。
自分の身の回りをきちんと見るって、何事においても大切なことですよね。変化に気づくか気づいていないかではその後に大きな違いがでます。
繰り返される毎日をどう見て、感じるか。自分自身を問われているようなものです。“気づき”ってホント大切ですよね。

いい三日間でした

2010年10月27日 | Weblog
今朝は寒いですね~。とうとうニット帽をかぶりましたよ。でもこのくらい寒い方が気持ちよく感じます。
日曜の午後から実家の盛岡に帰っていました。天気もまあまあで(こちらは月曜は悪かったそうですが)紅葉も楽しめました。
写真は月曜の小岩井農場のものです。こちらでは見かけない大きな葉っぱの落葉樹があっったり、驚くほど真っ赤な紅葉があったりしてとてもきれいでした。
でもやっぱり遠いですね。車で5時間はちょっと疲れますね。ひさびさの長距離ドライブで余計疲れたんでしょう。慣れればそうでもないかもしれませんけど。
年に一度のことですが、もう少し帰られるようにしたいものです。
今日から日常に戻りまた忙しくなります。朝からいい空気を吸わせてもらいましたので、気持ちを切り替えがんばってゆきましょ~。

水曜日に!

2010年10月24日 | Weblog
曇り空の寒い朝です。紅葉が期待できそうですね。
明日から火曜まで多分お休みです。その間境内に変化があるでしょうか。
ギンナンはいつまで落ち続けるでしょうか。
水曜日の朝が楽しみです。
では皆さん水曜日に!

遊び

2010年10月23日 | Weblog
快晴!秋晴れっ!ですね。でも結構冷え込んでます。秋ですね~。
ちょっと遠出したくなります。でも今日は法事ラッシュの一日です。境内の小さい秋で満足しましょう。
小さい頃は栗とり、アケビとり、ギンナン拾い、くるみとり、…、いろんなものをいただいていました。家の隣が岩手大学の広大なキャンパスでしたのでいろんなものがあったんです。今思うと勝手に敷地内で遊んでいたんですが…。
いい環境だったんですね。いろんな遊びが出来ました。あの頃は冬になるとずいぶん雪も降りましたし、すご~く寒かったんでつかの間の秋を充分楽しんでいたんでしょうね。
やっぱり子どもの頃の思い出って遊びです。それが普通だと思うんですが、今の子はそういう意味ではいろんな遊びができないのでかわいそうですね。
便利な世の中ですが、その代わりいろんなものも失っちゃうんですね。あの頃がとても懐かしいです。今ほど便利じゃありませんでしたが…。

同じ歳の時は

2010年10月22日 | Weblog
風がふいています。もうすっかり秋の空気ですね。そろそろ境内の紅葉も始まりそうです。

頭髪が白くなったからとて〈長老〉なのではない。
ただ年をとっただけならば「空(むな)しく老いぼれた人」と言われる。
                  『法句経』

結構きびしいですね。でもそう言われたくはないですもんね。言われる可能性の方がよっぽど高いですが…。
12月で47歳になりますが、父が同じくらいの年だった時の印象と今の自分を比較すると相当違いがあります。
時代も環境も違いますから仕方ないのでしょう。薬局を営んでいましたが、仕事一筋で一生を終えた人生でした。今みたいに家庭を重視する時代でもありませんでしたからそうできたんでしょうけど。正月しか店を休まない人でした。そんな生き方に反発を感じサラリーマンになって日曜日は休みという理想を描いていましたが自分も同じように休みのない生き方をしているんですから不思議ですよね。
62歳で亡くなりましたが、もし自分がその歳まで生きることが出来たらどんな感じなんでしょうかね。
どんな心の人間になっているんでしょう。「空しく老いぼれた人」……他人ごとではありませんね。

ザクロ

2010年10月21日 | Weblog
まだ降っていませんね。いつ降ってもおかしくない空模様です。昨晩は十三夜だったんですね。昼間ススキを持って自転車に乗っていた方を見かけましたが十三夜の飾りつけに使うためだったでしょうね。
境内では相変わらずギンナンが落ち続けていますが、今朝はザクロが落ちていました。酸っぱいんですよね、中のつぶつぶが!人間の子どもをさらって食べていたといわれる鬼がお釈迦様に諭され改心して鬼子母神となったといわれていますが、子どもの変わりにザクロをたべるようになったとか。実が血の色に似ているからなんでしょうか。
いくらなんでもザクロをまともに食べたら鬼だってしわくちゃの顔になりますよね。見てみたいもんです。
だんだん寒くなってきました。秋も深まって行きます。これから境内の紅葉が楽しみです。

つつしむ

2010年10月20日 | Weblog
今朝のくもり空は嫌な感じですね。今日から明日の天候は下り坂みたいです。
今日で20日ですからすぐ11月になっちゃいますね。クリスマスソングが流れ始めちゃいますよ。
まだなんとなく暑さが残っている感じもしますがもう年末に着実に近づいているんですね。・

落ち着いて思慮ある人々は身をつつしみ、ことばをつつしみ、心をつつしむ。
かれらはあらゆることに慎んでいる。かれらは不死の境地におもむく。
そこに達したならば、悩むことがない。
                    『法句経』

悩むことがないくらい“つつしむ”ってどのくらいのもんなんでしょう。まづ、落ち着いて思慮ある人でなくてはいけないのでわたくしなど到底近づけない境地です。
心がざわつくようではまだまだですね。お釈迦様の教えに触れられるだけでも救われたような気持ちになりますが、実行に移さないと意味がありません。
歩んでいく姿勢だけでもたもち続けたいものです。

童謡を口ずさみながら

2010年10月19日 | Weblog
朝は秋なんですけど日中はまだ暖かくて着るものに困りますね。
昨日はちょっと休んで福島・裏磐梯に行ってきました。まだ紅葉には早かったようです。
実際いくら裏磐梯でも昼間は暖かいですから…。いつも行く蕎麦屋のご主人も「今年は紅葉遅れてますから…」と言ってました。
今月末くらいですかね、やっと見ごろを迎えるのは。そんな感じですから境内の紅葉はもっと後でしょうか。ススキもまだです。「ススキのなかの子 いちに~のさ~んにん♪~」題名は忘れましたが、小学校で習った童謡です。いくつになってもススキを見るとこの曲が頭の中で流れるんですよね。「小さい秋みつけた」もいいですよね。
曲と風景・心情がぴったり!という時が秋にはよくあります。
個人的にも秋が好きな理由のひとつかもしれません。
今度は境内で童謡が流れる風景に出会えるように待っていましょう。