そこで、多少なりとも支払いを抑える、最低でも支払い期限を延ばしてもらおえないかと調べてみたところ、「減免申請」「納付猶予申請」という制度がある事が分かりました。
初めは「7月位には収入の目処が立つかな?」なんて甘い考えがあったので、年金と住民税に関しては既にいくらか納付していました。
が!
7月になってもまだ先が見えず、また東京では感染者が拡大しているではありませんか!
これでは今年中に収入の目処が立つなんて夢のまた夢です。
勇気を出して役場に行きました。
(過去にもこういっった申請はやっていて、その時は職員の方から親切に教えて頂いて、ある程度何とかなったのですが、どうしても引け目を感じずにはいられません。)
先ずは、年金から。
「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」を提出するのですが、私の場合は「年金ネット」に登録していたので、この申請書を作るのが比較的簡単でした。
年金ネットにはこの申請書作成をする為のページがあって、画面上に表示される内容に対して選択・記入していくだけで作成出来てしまいました。
年金番号は勿論、名前や連絡先等の個人情報は予め年金ネットに登録してあるので自動で入力されています。
申請書を提出しようとしたところ、職員の方から確認されました。
「収入が下がった理由は、コロナの影響ですか?」と。
どうやらコロナの影響による申請は別に扱うようです。
勿論、頃なの影響ですので素直に「はい」と答えました。
すると、「申請書の『特例認定区分』の『3.その他』を○で囲んでカッコ内に『コロナによる』と記入して下さい」と指示されました。
これで、特例措置の対象として扱われる様です。
続いて「簡易な所得見込額の申立書(臨時特例用)」という用紙を渡されて、「こちらにも記入をお願いします」と言われました。
この用紙、コロナの影響による特例で所得が見込めない事を説明するものの様です。
今年のこれまでの所得から、以降の所得の見込額(この状況だと多分これくらいだろうという額)を記入します。
裏面に見込額の計算シートがあり、その計算シートを使って所の得見込額が計算できるようになっていました。
申請書と申立書を職員の方に渡して受け付けて貰いました。
これで年金に関しての申請は終了です。
(※後日、気が付いたのですが、今回の申請で適用される範囲は、令和2年2月〜6月分で、7月以降はまた申請しないといけないんだそうで…。^^; )
続いて、国民健康保険税の申請です。
国民年金とは窓口が違うので、教えて貰って担当窓口に向かいました。
窓口に近づくと、直ぐに職員の方が声をかけて下さいました。
そこで、国民健康保険税の免除の申請だと伝えて、
申請の手続きをさせて貰いました。
申請書を出して下さり、一つ一つ丁寧に教えて頂きながら記入していきました。
こちらでも、やはり収入が減った事を示す必要がありました。
ただし、こちらの方が厳密で、月毎の収入と経費、さらには以降の月の「見込額」、経費の科目とその合計も記入しないといけません。
帳簿を持ってきていなかったので、一旦持ち帰って記入して、改めて申請(これは郵送を指示されました。)することに。
前年度の所得に関しては、税務署に問い合わせる様でした。
ここで、更に「住民税の免除」についても確認させて頂いたところ、私の住んでいる自治体では、免除ではなく納付猶予の申請が認められているという事でした。
これに関しては、自治体毎に異なるようです。
納付猶予でも助かります。申請することにしました。
納付猶予の申請が、所得見込額に関しては一番厳密でない印象です。
職員の方からの勧めで、念のため国民年金も納付猶予の申請をしておくことにしました。
ここでも職員の方がとても親切に教えて下さったので、スムーズに申請することが出来ました。
欲を言えば、『所得の見込額』については、同一書式で一つ作成したら同じものをそれぞれの窓口に提出させて頂きたかったですね。
さて、役場で出来る申請を一通り終えたので、家に帰りました。
家に帰ってから早速、月毎の収入と経費の集計表を印刷して記入し、
集計表も合わせて封筒に入れて郵便ポストに投函しました。
集計表は、使っている会計ソフトでピッタリの帳票があったので助かりました。これまでに登録してある仕訳から、見込額まで計算してくれる優れものでした。
申請が受理されることを祈るばかりです。
役場の職員の皆様、大変な時期に親切丁寧に教えていただき本当に有り難うございました。
m(_ _)m
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