M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

自分の病気「間脳下垂体機能障害」についてゆっくり考えてみた。

2012-09-08 00:04:34 | 闘病記

復活することができて、(とりあえず短期間でもお仕事が頂けて)

いろんな事が片付いて、(引越やら、荷物の処分やら、嫌な関係の人間との絶縁やら)

この一カ月、自分の体についてゆっくり考えることができました。

 

考えたり、調べたりもしたところ、ちょっとリタイアした原因の一端が見えてきました。
結論としては、こうなります。

「心身ともに無理できない状態なのに、
 元気な頃と変わらないぐらいの無理をしたから。」

実際、手術をする前の私だったら、「もっと踏ん張れたはず」の
シチュエーションでリタイアしていました。
仕事も、本来短期間で出来ていたことでも、
仕事場の環境に左右され易くなっていたと思われます。

そこで、今一度自分の現在の病気を調べてみました。

「間脳下垂体機能障害」

最初の手術時に聞いていた話だと、「尿崩症」もその一端らしいんですが、
基本的には、
 ・下垂体の機能がうまくいかず、ホルモン分泌が正常でないため、
  身体機能に異常が起こり易い
という状態らしいです。

で、私の場合、確かに「尿崩症」でもあるんですが、
どうやらそれだけではなく、以下の症状も当てはまりそうです。
 ・体が疲れ易くなっている。
 ・精神が過敏に反応してしまう。(なので心も疲れ易い)
 ・太り易くなっている。(もともと太り易かったですが・・・。)
 ・結果、「最後のひと踏ん張り」があまりできなくなっている。

とすると、今年に入ってからの仕事量を振り返ると、結構無理してます。
 ・一日平均12時間労働(大体夜9時前後が多かったです。)
 ・週に一回は徹夜。
 ・人混みの中の移動。(結構これには神経を使います。)
 ・東京往復(新幹線でも2時間以上は、さすがに疲れます。)
 ・仕事場で、他人の愚痴を聞かされまくる。(正直凄いストレスでし、作業も止まります。)
 ・東京に行く前の5月は、休んだ日が2日程度。

 

成程これでは、6月の一カ月だけで、
体力的にも疲れ切って当然だったと思われます。

加齢・元々の運動不足にもよるんでしょうが、
以前の元気だった頃でもけっこうきつい内容です。

現在は、毎日作業場所からは定時で帰らせてもらっているので、
徐々にではありますが、体力も回復してきているようです。

 

ただし!
このことを踏まえて、今は絶対に無理をしないようにしています。
残業はもちろん、帰ってからも仕事はしていません。
どちらかというと、音楽を聴きながらぼ~っとするようにしてます。
おかげで、最近はかなり精神的にも落ち着いてきました。
週に一回、プチドライブ(高速やバイパスを短距離だけ)に
行くこともできるようになりました。
ありがたいことです。

最後に、
私と同じように脳腫瘍の手術等でなった方だけでなく、
もともと間脳下垂体機能障害になっている方、
決して「他の人並に」頑張ろうとしないで下さい。

そして、この疾患について、周り(特に職場)の方々の
御理解がもっともっと頂けるよう、願ってやみません

 

さて、もう少し落ち着いたら、また趣味にはしりますかね。(^^)