M's 備忘録

「頭蓋咽頭腫」という脳腫瘍の闘病記を主軸に、
日々の備忘録をブログにつづります。

身体障がい者として認知た上で働くのって、難しい・・・。

2014-09-01 00:33:44 | 日記
広島市の、豪雨による土砂災害に遭われ、お亡くなりになられた方々のご冥福を、よりお祈り 申し上げます。



随分とまた更新する期間が空いてしまいました。



それなりに生きているんですが、
最近、いや何回もぶり返し思う事がありまして、
そのあたりをちょっと書いてみようかな~という気になってしまいました。


自分が「身体障碍者である」ことの他者への認知について。


私は、外見上健常d者に見えますが、身体障がい者です。
しかも、仕事をする上で嫌がられる、
・疲れやすい
・無理できない
・一部の得意分野を除いて、作業が遅い
という、お荷物的な身体です。

特に、脳手術の後遺症「下垂体機能低下症」は深刻で、
先日の豪雨のよう局所的な低気圧になると、
一気に体調が悪くなり、通常の動作すらままならなくなります。

こういった事があるので、今契約させて頂く場合、
事前にこの事を先方に伝えておく必要があります。

ですが、その契約のマネージメントをする人間が、「それだと契約が取れない」と
あえて先方に伝えていない事があり、今回のような事で症状が出た場合、
「あいつは、勤務態度が悪い」という評価をされてしまうのです。

そして、そうならないようにする為には、
身体を無理にでも元気にする薬を(多量に)飲んで、
維持するしか方法がありません。



この二週間ばかり、それで無理をしました。
薬の後遺症も含めて体調を崩して、3日休んでも尚元気になりません。

仕事先では、「なんでこんな役立たず連れてきたの?」と
問題になってしまうんでしょうけど、
最初から私の身体状況を伝えて「それでも大丈夫か?」と確認をとって契約して欲しいですね。
それで結局契約に結び付かなくても。

マネージメント役の人の立場もあるんでしょうけど、そこに影響が大きいのなら、
早々に私のマネージメントからは降りて頂きたいです。
障がい者といっても、「ただ人よりちょっと疲れやすいだけでしょ? だから労働時間の少ない仕事場なら、大丈夫!」と
勝手な素人判断をされるのは非常に困ります。
先方はおろか、先に作業者として先方に常駐しているそのマネージメントの会社の社員にすら、
私が身体障がい者であることが伝わっていませんでした。

実際に、私の状態を正直に伝えると、
大抵の企業は敬遠されるんでしょうけど。

自分がなってみて、初めて実感しましたが、
身体障がい者が生きていくのって、とても大変ですね。