
昨日は台風もたいしたこともなく過ぎ去り朝には雨も上がっていた。
キノコの様子を見るために裏山へ入ろうとしたら竹薮から人が出てきた。
家から地続きで裏山の頂上まで自分の家の土地で、私道というほどの道すらない。
そんなところで不意に他人様と出会うとドキッとする。
家の周りを見知らぬ他人がうろつくことのない田舎ならでは・・・かもしれない

「何者!?」
と身構えたのだが、キノコ採りの常連さん。
「今日はもう人が入ったみたいで駄目でした。
そこにあるシイタケはお宅のですか?」
「そうですが・・・」と答えると
「あそこじゃ盗られちゃいますよ~

「お宅が盗らなければ大丈夫・・・」と言おうとしたのだがそこはグッと飲み込んで・・・
しかし、まだシイタケは生えていないはずだが?
件の場所を覗いてみると先日取り残したナメコが傘を開く寸前まで育っていた。
原木に生えている状態で撮影しようかと思っていたが・・・
「善は急げ!!」
山に行く前に全てもぎ取ってきた。
再度山に向かうとまた一人キノコ狩りの真っ最中。
今度は声をかける間もなく姿を消したので成果の程はわからない。
しかし、大した事はなかったはず。
なにせ私が週に2日ぐらいは入っているのだから

それでも、私は10本近いアカモミタケを採ってきたのだから彼らもソコソコは採れたのだろうと思う。
午後からは親戚の法事で黒スーツ姿でお出かけ。
親戚にもキノコ好きがいて朝から山に登ってきた御仁が。
友人が「キノコ鍋をするから天然物を採ってこい!!」という限りなく命令に近いお願いだったそうな。
「朝早くから渋々キノコ狩りに行ってきた」と語る彼。
渋々という割には嬉しそうに語るのだった

さて、ブログ用にナメコを撮影しようとしたが室内ではちょっと暗い。
ストロボを焚いてはナメコのヌメリで飛んでしまうだろうと三脚をセットした。
準備が整い、さて撮影となった時、娘が携帯で撮影風景を撮影。
「なに?」って聞いたら・・・
「いや、面白いから

テーブルの上のキノコを三脚立てて撮ってる親父の姿。
たぶんMixiにでも載せてるんだろう
