トンボの話

2007-05-30 08:50:09 | 蜻蛉
県内に約80種ほどいるといわれるトンボだが、近所で27種ほどは写真に収めている。
実際の所、トンボ専科で研究をしているわけでもなく近似種は見分けがつかず見逃しているのかもしれない。

しかし、こいつは違った!!
遠目にはコオニヤンマかとも思ったのだが、腹部の模様が全く違う。
目の色も黒豆をくっつけたよう。
初物だぁ~!!
名前は分からないけどとりあえず撮った。
場所が悪くて近寄れないのでテレコンをつけて撮った。
新しく買った三脚がさっそく役に立った~。

家に帰って調べたらどうやらムカシヤンマらしい。
トンボとなるといつもお世話になっているサイトで見てみると前世紀の古い画像しかない(笑)
「こいつは珍しいトンボなのかな?」と思ったら・・・
「久々に現地で再確認!!」クラスの物らしい。
翌日、さっそくに「トンボのオジサン」が探しにきたようだが空振りに終わったようだ。
しかし彼も然る者、転んでもタダでは起きない!!
同じ場所で撮ったカラスシジミだという画像を送ってきた。
コイツも県内では極珍しい部類の蝶。
そういえば・・・
以前同じ場所でミドリシジミのボロボロではという画像を抑えてあったのだが、比較して見てもどう違うのか分からない(爆)
カラスであろうがミドリであろうがとにかく近辺では極希少種。
蝶もトンボもこれだけ珍しい種類が同じ場所にいるって言うのだから不思議な場所だなぁ。

注①:場所については「あの場所」としか教えられません。
注②:「トンボのオジサン」:わが家では通称がそうなってしまいましたm(_ _)m
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室内撮影

2007-05-25 20:08:13 | Weblog
先日の結婚式場ロビーの一角です。

Nikon D50
AF-S DX Zoom Nikkor18-55mm f/3.5~5.6G EDレンズ使用
シャッタースピード1/20秒、絞り4.5、ISO400
焦点距離32mm、ホワイトバランス自動、ノイズ除去OFF
での手持ち撮影です。

こういう静物だと何とかなるんですが、人物でオマケに室内撮影の場合はねぇ(苦)
当然のことながらストロボを使うわけですが、
内蔵ストロボではせいぜい3~4mぐらいまででしょうか。
それ以上離れるとちょいと厳しい。
しかも、手前に花が飾られているようなテーブル越しでは
花は明るくて人物真っ黒・・・

披露宴の会場などは高ささえあればバレーボールでも出来そうなぐらい広いわけだし、
ポジション争いも熾烈を極めるなかでは私のような控えめな性格ではとてもとても・・・

やはり外付けのストロボが欲しい!!
この次に誰かの結婚式にお呼ばれしたらそれを口実に買う!!
・・・三脚が欲しいと言ってたのはどうしたかって?
このときの披露宴の様子を撮影した画像をCD-ROMにして姉にあげたら、
お礼だといってポチ袋を頂いたのでそいつで買ってくることに。
子供達にたかられる前に早く使ってしまわないと
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泣くか泣かぬか?

2007-05-20 19:14:37 | Weblog
今日は姪の結婚式。
式場は県内某所にあるキャメロット・ヒルズ。
人気のあるオシャレ~な式場だそうでなかなか予約が取れなかったとか。

花嫁がバージンロードを歩いてくる時、早くも花嫁側の叔父さん叔母さんはウルウル。
二月にあった花嫁の弟の結婚式の時には涙も出なかったと笑いつつ、
やはり娘を嫁にやるのは寂しいんだよと納得し、
自分達の娘の時はどうなるんだろうねぇ?と
「ハンカチじゃ間にあわないからハンドタオルだな。」
「しかし、その前に娘達が結婚するかどうか・・・」
式後に義弟が花嫁の父(義兄)に
「お義兄さん、涙が出ませんでした?」
と問えば
「いや~ぁ!リハーサルで手の位置だとか歩きかただとか注文が多く、
そちらに気を取られてたから(笑)」

今日一番の大泣きをしたのは・・・花嫁の父の弟。
お色直しに退場する時のエスコート役に指名された彼は花嫁が小さいころに一番お気に入りだったお兄ちゃん。
突然の指名だったそうだが、
「小さい時は本気で結婚したいと思っていて、
叔父さんが結婚するのが決まった時(小学生になったばかりぐらい)
にはショックを受けた」
と紹介され滂沱の涙。
「おいおいチャーちゃん、お前さんにゃ三人も娘がいるんだぞ。
今からそんなじゃ娘達の時にゃぁどうするの?」
と思いつつこちらもファインダー越しの二人がボヤけた。
うちも娘三人だからE.YAZAWAのバスタオルでも用意しとくか(爆)
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タンボの話 その2

2007-05-19 19:38:36 | 里山
晴耕雨読という田舎生活に憧れを持つ人も少なくないかもしれない。
然しながら、この時期のタンボに関してはこの言葉が当てはまらない。
「雨が降っても」と言うより、雨が降るぐらいでないと田植ができないからだ。
山岳地帯を控えたような大きな河川があれば用水に困る事は稀だが、たかだか数分で尾根に出てしまう丘陵地帯では雨水が大きな比重を占めるのである。

例年のごとく(と言っても、昨年は休耕だった)五月の末に田植をすべく田掻きをはじめた。
「狐の嫁入り」とでも言うのだろうか雲の加減で日が当たりながらも時折雨が降る。
そのうちに風が吹き始め黒雲がやってきて本格的な夕立になった。
どうしても今日中には水漏れしない程度に掻き上げておかなくてはと合羽を着込んで作業を続けた。
そのうちに
こればっかりは「三十六計、逃げるに如かず」である。

ちょうど娘がバイトに出かけるときだったので駅まで送り届け、帰ってくる頃には雨も止んでくれた。
まだ十分明るい時間だったので再出動となったのであった。

この時季になると祖母が口癖のようにしていた話を思い出す。
父の弟の結婚式がちょうど田植の真っ最中(当時は六月)で、
「あの時は大忙しだった。全く困ったもんだ。会社勤めでもそのぐらいのことは解りそうなものなのに・・・」
と愚痴ったものであった。
祖母が亡くなってからは母がその話をよくしていた。
今はもう、頷くぐらいしか意思表示が出来なくなった母からはもうその話を聞くこともないだろう。

タンボの畦にはムラサキサギゴケ(紫鷺苔)が小さな花をつけている。
さあ明日は姪っ子の結婚式だ(大爆)
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タンボの話

2007-05-15 08:51:19 | 里山
五月になると田植の準備で忙しくなる。
まずは籾振り。
要するに稲の種(籾種:モミタネ)を蒔くのである。
籾種は前年に採れた籾のうち種用に保存しておいたものを使ったものだ。
まず籾を塩水につけて塩水選(エンスイセン)という選別を行う。
地区の農家組合長が大きな樽にニガリを溶かし、規定の濃度の塩水にするのだがこのニガリの塊を溶かすのが一苦労。
ドウコ缶(銅壺缶とでも書くのだろうか?)にビッシリ固まったニガリをタガネで粉砕し、お湯で少しづつ溶かして水に混ぜ比重計を使って濃度をあわせる。
籾種を中に入れると比重の軽い種(秕:シイナ)が浮くので底に沈んだ重い種だけを使うのだ。
近年は籾種を専門に作る農家があって、農協に注文しておくと配達してくれる。
この場合は塩水選にかけずともほぼ間違いなく発芽するので最近は省略されている。

この籾種を約三日三晩水に浸けておくと小さな芽が出てくる。
時には発芽を促す為に一晩二晩風呂に入れてあげたりもするのだが、
人間では風邪を引きそうなぬるま湯(冷たさを感じない程度の水)がお好みなようだ(笑)

この小さな芽が出た籾を苗代(田んぼの苗床)に蒔くのだが、近年では機械で植えるためにトレー状のプラスチック製の箱に土を入れて蒔き、畑にビニールを敷いて水道水をかけてさら発芽させて苗を作る。
わが家ではこの段階までの手をかけられずに発芽した状態の箱苗を農協から買って畑で苗にしている。
わが家と書いたが、兼業でやっている農家はこの方式が最近増えているのだ。

さて、苗が出来ると後は機械の出番である。
トラクターで耕し、揚水ポンプで水を入れ、トラクターで代掻き。
軽トラで苗箱を運んで(わが家は軽トラが無いので人力で・・・)
田植え機で植えつける。

その昔は田を耕すのはマンノウを使って人力で行っていたし、代掻きは牛馬を頼んでいた。ポンプは使わずとも川に作った堰から水が入れられるように水路が出来ていた。

田植は苗採りと植え手に家族総動員。
わずか四反ほどの田んぼを植えるのに一週間近くかかった。

今は代掻き一日、田植が一日。
父は機械で植えた田んぼで植えそこないの株等を直して歩く。
それが二~三日。
丁寧にやっても雑にやってもさほど収量は変わらないといわれるが、そこは昔の百姓!!
あだや疎かには出来ないのである。

しかし、今年は「俺ももう水には入れぬ・・・」
そうだよね。
八十五歳で田植をされちゃ体に障りはしないかと心配で・・・

でも、これを書いてる間に外で草刈をしてきたみたい(苦笑)
元気だからいいんだけどさぁ・・・
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桜の沼

2007-05-13 20:53:42 | Weblog
この冬に改修が行われたのでトンボはどうなったか気になったのでチョイと寄ってみた。
床屋の帰りということでカメラも持たず完全な下見気分で。
先客あり。
捕虫網を持った青年がひとり。
水路や田んぼ、沼面などをユックリと見て廻っていた。
挨拶程度に会話をして別れたが、前にもトンボ目当てでこの場所へ来たことがあるらしく、改修されている事に驚いていた。

トンボはクロイト多数、コサナエ3頭、シオヤのメス(?)2頭などがいたのだが、はたしてこの沼から発生したものかどうかはわからない。
とりあえず昼前に娘を駅まで送るついでにカメラを持ち出し撮影と相成った。
いつもの事ながらどちらがついでだか(笑)
暫くすると車が一台停まり、ご夫婦らしい男女が沼の周りを巡っていた。
帰り際には自転車で来たご年配の男性が大堤の脇に腰を下ろして休んでいた。

♪花び~らが~♪散~ったあ~との
♪桜が~やけに~
(ささやかなこの人生:風)

花が散った後の桜に人が冷たくするという事もないのだろうが、
サクランボが生るわけでもない桜の木にはあまり興味を示さないだろう。
花の時期にはあれほど賑わった沼に訪れる人もない・・・
と思ったら意外や意外(笑)
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5月5日はこどもの日

2007-05-07 21:19:13 | 蜻蛉
こどもの日ということで童心に帰って蝶々を探しに・・・
五十代半ばのオジサンが春から秋にかけてトンボや蝶々などを追っかけてます。
もしかしたらピーターパン・シンドロームなのでは(爆)

え~っと!?
そうそうトラフシジミでしたね。
結果から言うと居ませんでした。
まだチョッと早かったみたい。

で、そのポイントがカワトンボと一緒なのでまたしてもカワトンボです。

 
カワトンボ・メス     カワトンボ・オス(有色)

カワトンボのメスがいたのですが、トンボに詳しくない人のために解説を。
先日の透き通った翅のカワトンボ・オスとメスの見分け方。
カワトンボ・メスは翅の斑紋が白く、体に白く粉を噴きません。
オスは斑紋が紅く、翅が透き通ったタイプとオレンジ色の二種がいます。
で、カワトンボと書いたのですが、かつてはヒガシカワトンボ、ニシカワトンボ等の分類で諸説あり、ヒガシカワトンボはカワトンボという事で落ち着いたようでした。
しかし、つい最近アサヒナカワトンボと改名したというようなコメントを呼んだのですが・・・
最近は昆虫の分類などにもDNA鑑定が持ち出されとかで、まだまだ研究の余地があるということなんでしょう。

で、カワトンボ・オス君は○×▲の最中!!
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トンボ撮り 今日は何処まで

2007-05-04 21:34:13 | 蜻蛉
今日は何処まで・・・
とは言ってももうすでに昨日の話しだし、歩いていける家の近所しか行ってない。
しかも携帯持参だから糸の切れた凧状態にはなり得ないし(爆)

  
カワトンボ オス     カワトンボ オス    シオヤトンボ オス

この時期だとまだカワトンボとシオヤトンボぐらいしか見つからない。
もしかすると、まだ家の周りでは見たことが無い成体のまま越冬するオツネントンボやホソミオツネントンボ(いずれもアオイトトンボの仲間)が近所にいるかもしれない。
現に隣町の田んぼで撮影した事があり、その可能性も十分にあるのでいつかはと期待している。

田んぼといえば、一昨年の今頃、ウスバシロチョウを見つけて喜んだ事を思い出すのだが、シオヤトンボを撮っていたらなにやら見慣れぬ蝶が・・・
焦点の合わないファインダー越しにしか見えなかったけどスプリングエフェメラルの一種ではあったようだ。

連休も初日以外は全てお百姓モード。
今日は一日中草刈三昧で未だに肩に草刈機の重さが残ってる(笑)
明日は午前中チョッと都合がつきそうだからトラフシジミでも探してみるかな?

*トラフシジミ:念のため申し上げますが貝ではありません。蝶です。
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2007-05-03 18:12:14 | 花・植物
TVなどでは「足利の藤」を盛んに宣伝しているが、埼玉県内では春日部の「牛島の藤」が有名だ。
全国にある長藤の原木はこの「牛島の藤」だという説があるようだ。
近場で有名な藤といえば本庄市の「骨波田の藤」が見事なようである。
(現在は平成の大合併で本庄市となったがどうも旧称の「児玉(こだま)」の方が分かり良い)
妻はその昔、叔父に連れて行ってもらったことがあるようなのだが、私は見に行った事がない。

それらの名のある藤とは違うが里山のあちこちで藤の花が盛りになっている。
姉が母の見舞いに行くついでに立ち寄り、家で取れたタケノコを置いていってくれた。
一緒に病院へ向かう車中で

姉「最近はあちこちの山に藤がきれいに咲いているわね!?
  満願寺のところの藤は高さがあってすごいわ!!
  東山沼のところもキレイだったわよ~!!
  だけど昔はこんなに藤の花ってなかったわよね?」

私「藤っていうのは幹がかなり太くならないと咲かないんだよ。
  藤に限らず、蔦の類は木を枯らせたり成長の邪魔をするので、
  人手の入る山ではすぐに刈り取られてしまうから咲く事はなかったんだ。
  自分の持ち山に藤の花を咲かせるようでは恥だったんだけどね。
  ま、みんなが楽しめるんだからいいんじゃないの?」

*骨波田=「こつはた」と読むようだがこちらでは「こっぱた」と言ったりもする
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アクセス数

2007-05-01 06:48:06 | Weblog
やはりアイドルの名前を使うとてきめんにアクセス数が増える。

通常→10~20アクセス。
昨日→137!!

「今度から人気のある人の名前をいっぱい書いたタイトルにしてみようかなぁ」
と冗談で言ったら
「それってフィッシィング詐欺と同じじゃん!!」

ヤッパリお魚かぁ(爆)

本編のHPのほうも開設満四年にしてどうにか二万件を突破~!!
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