3月下旬に本格的に体調を崩し始めた麦は下痢と嘔吐を5日~10日おきくらいに繰り返し
その度に体力を無くし、食欲を無くし、どんどん元気が無くなった。
体重は2.8㎏、驚くほど軽くなり背骨もあばらもすぐ手に触れる。
怖くてトリミングにも行けないので毛がぼさぼさな事がかえって救いだ。
4月頭にした一通りの血液検査、レントゲン、追加の膵炎検査にも異常はない。分からない。
明日からGW、しばらくはずっと傍にいれるよ!と半ば諦めと終活か?など嫌な想像も頭を
よぎり始めた4月27日(金)、私は仕事も手に付かず昼休みにダッシュで仕事場から帰宅し
大慌てで昼食を取って再び職場へ。。。麦は一瞬喜ぶものの又ウトウト。
しかし夜になるとカニカマを口にしたのをきっかけにパン・リンゴ・ジャガイモ等をほんの少量
食べ始めた。また希望が湧き始める。
28日(土)休みに入った主人と共に朝の散歩に出ると最近会えなかった犬友数匹に遭遇。
元気に駆け寄る麦に私たちも友人もビックリ!
そのうちの一人の友人が持っていたフード「アボダーム」を麦が喜んで食べた。
友人も持っていたケースごと分けてくれ持ち帰ったが夕方にはNO!!
しかしそれをきっかけにイヤイヤとはいえ僅かながらチーズやロースハム
(どれも人間用で喜ぶべき食べ物ではないが)等を食べれるようになってきた。
とはいえどの食べ物も朝喜んでも夜には食べないというようにムラがあって、食べても元気な頃の
わずが1/4程度を1日1食といった具合でとまどうばかり。
その間も病院には水分点滴を受けたり、様子を見せたり。
GWも今日で終わりという6日(日)朝は牛肉の薄切りを少量食べた。
病院で朝9:30頃ステロイド剤を注射した。新たな試みだ。
食欲も出始めた事もあり、診察室から出てすぐに病院に置いてある低アレルゲンのトリーツサンプルを
喜んで3カケほど食べた。これは病室から出て毎回貰うルーティーン。
病院の売店で食べない事や薬の飲ませ方等を相談しつつ同じサンプルをもうひとカケ貰い、購入して帰宅。
お昼頃、突然麦が嘔吐を始めた。計2回食べた物を全て吐きそれと共に失禁4回。
麦は普段下痢中でも夜中でもちゃんとトイレまで行って(正確にはトイレの隣の浴室だったりするが^^;)
排泄する。そんな子が自分のベッドやソファーの上で何度もオシッコを漏らす様子に私がうろたえた。
即病院へ電話すると再度受診するよう言われ病院へ。
夕方吐き気止めと水分点滴で帰宅。
暫くすると何カ月ぶり?かに麦がご飯の催促。驚いたが嬉しいと同時にまた・・・と思うと好きなだけ
食べさせるのは恐ろしく控えめにフードやオヤツを出したが完食。
翌日の7日(月)午後半休を取って妹に頼み雨の中午後診療受診。
新たな血液検査をした。ホルモンと甲状腺の検査だ。
採血をしてステロイドの筋肉注射、1時間後再び採血。
ステロイドの前後でどう変化するかを調べる。
筋肉注射はかなり痛いようでキュンキュン泣いたが頑張りました。先生も痛みに強いね~と
結果は週末頃になりそうです。
しかし帰宅しても「ごはん。ごはん。まだですか~?」と嬉しい催促。
心を鬼にしつつ今までずっと拒否られていたフードを出すとこれも完食。
驚きつついつ又嘔吐が来るかと怯える。が、無事朝を迎えられた。
食欲があるってなんて素晴らしいんだろう。
週末まで2日分のステロイド錠剤が出たがソーセージと共に簡単に食べてくれた。
食べれると体力も戻るはずだ。
検査結果がどう出るかまだ分からないが、何とか元気になってもらいたい。
GW前に点の様に灯った光がひと筋の線になるのでは?と希望が持てそうな今日