ずっとさぼっている間にひとつとても幸せな気持ちになる事がありました。
梅雨も明けて猛暑どころか酷暑だとグッタリな毎日を過ごしていた7月6日(土)
急にお墓参りに行きたくてしかたなくなったんです。私が。。。
私には主人の両親のお墓以外に私の祖父母が眠っているお墓が2つあります。
父方が横浜に、母方が川崎に。
私は信仰深い人間ではなく普段お彼岸だ命日だと特に気にしたこともありません。
お墓参りも両親に任せっぱなし。
しかし歳をとり車を運転しなくなった両親が千葉から神奈川へ電車に乗って行くのは
結構な体力を使います。
「いつでも連れて行くから言って」と言っても遠慮して中々言わない。
その上大体腰の重い人間なので、朝早くとか何時に集合といったシバリが大の苦手人間(母)
「普段から毎日お線香あげてるからいい」と言ってそのまんま。
が、何故かその日は私が気になってしかたなかったんです。
私も家に仏壇がある訳ではありませんが、毎朝主人の両親・私の祖父母・他
亡くなった近しい人たちにお線香をあげ、一日頑張ります!と心で唱え出かけます。
その時にふと別に両親が行かなくてもいいんだ!
私が行きたいんだから私が行けばいいんだ! と思ったんです。
6日は当初主人は釣りに行く予定が入っていました。
しかし翌週は3連休だし、翌週は仕事の予定があったので私は電車で行くことにしていました。
が、前日になってみると強風が吹き荒れ釣り船は出船中止。
主人が一緒に車で連れて行ってくれることになり、麦も一緒に動向。
まずは横浜の墓へ、父方の墓は兄弟も多く従兄達も元気なのでマメに皆が参っているのは分かってました。
なので順調に終了。
お盆には早いし、なんせ暑いのでお墓もガラガラ。
次に向かったのが実は本当に私が行きたかったお墓。
オトナの事情で色々あって音信不通になってる親戚もいるしここ2.3年私もお参りしてなかったので
お墓がどうなっているのか心配だったんです。
行ってみれば想像通り草はボーボーでした。
私が雑に抜いていくのを、プロのダンナが綺麗に整え見違える様にサッパリしました。
麦も不思議に我が家の墓前だけの草を食んでお手伝い?(ちっとも抜けてなかったけど)
汗だくになり、首の後ろは日焼けで真っ赤
「さぁ終了!帰ろう」と思った時でした。突然、音信不通になってた叔父夫婦が目の前に。。。。
私は初孫で可愛がって貰った記憶も沢山あったので本当に心配したし会えて嬉しかった。
叔父は大病してとっても小さくなっていました。
涙がぽろぽろ流れる私を前に叔父夫婦もとても嬉しそうでした。
あぁ私がお墓に呼ばれたのはこれだったんだぁ~と思いました。
ただの偶然かもしれませんが、お彼岸でもお盆でもない暑い日に、会いたかった叔父に会えたのが
とっても嬉しかったし、私は祖父母達皆に守られているのかもしれないと心から思った一日でした。