たぁと麦、毎日まったり

犬嫌いの強気MIX犬麦とひきこもり体質のたぁ。
変化のない毎日が、麦のおかげでちょっとだけ動きだした。

別れ

2011年12月02日 21時51分17秒 | ひとりごと
寒いですね~

こんなblogでも時々覗いて下さる皆さん、ありがとう。

誰かが自分のことを気にしてくれている。見ていてくれる。
というのは、とてもありがたいことです。
嬉しい。心が暖まります。感謝します。

 

先週、私の大切な友人Nちゃんが亡くなりました。

11月24日あと10分程で昼休みという頃
久しぶりの友人からのメールに「おっ!忘年会かな?」なんて呑気な私。

「息子の●●です。昨日の朝、母が亡くなりました」

数分間時間が止まり、メールの意味が分からなかった私。

次の瞬間、けたたましく携帯が鳴り驚くと別の友人からだった。

外に飛び出て話出した途端、震えが止まらなくなった。
言葉は「どうしよう」しか出てこない。



私もまだまだ若かった21歳から10年を越え、職場で同僚だったNちゃん。
お嬢様で育ちが良く、おっとりノンビリ屋さんだったNちゃん。
同じ部で、同じ歳で、家が同じ方向だったから毎日本当によく喋ってよく笑ったよね。
一足先に結婚退職したNちゃんは私の結婚式(H元年の今日)が、出産予定日だったので
出席して貰えなかったのがとても残念だった。

その後、ご主人の転勤で東北に行ってしまった頃から中々会えなくなり3.4年に1度
会う位ですっかり御無沙汰しちゃったよね。
私が千葉に戻って来てからは、本当はグンと近くなったのにね。

2年前、健康診断で肺癌が見つかってからは入退院を繰り返していたそうですが
私がお見舞いに行った時もずっとニコニコしてたし
退院してる時に一緒にランチしてても本当に信じられない位元気だったものね。
私はいつもNちゃんが病人なのを忘れてしまってた。

今年5/23、メールで「肺の影が驚くほど綺麗になって奇跡!」って喜んでたのに
「これからも頑張って完治めざすよ」って言ってたのに・・・・


葬儀に出るまでは全く信じられなかったのでわりと平常心でいれた私


でも告別式は辛かった。

送る言葉として読んだお友達のお手紙のNちゃんは私の知ってるNちゃんそのまんま。
Nちゃんが誰の前でも変わらない明るさと親切で頑張り屋さんだったことがよく分かり涙が止まらなかった。

亡くなった11/23はNちゃんと優しい旦那様の結婚記念日だったんだね。
横浜のあの素敵なホテルで可愛い花嫁姿を見たのは今頃だったんだね~ゴメンネ忘れてた

元気になるため、次の治療に入るための体力作りだったはずの入院が1週間で急変。
家族も友人も心の準備のないままあっという間に旅立ってしまった。
痩せる間も無かったんだね、頬もふっくらとして寝ているようにしか見えなかったもの。

Nちゃんとの別れが辛い人達が沢山沢山集まってのお見送りでしたね。

数日私は何もやる気が起きず、力の入らないボーっとした毎日でした。


でも大丈夫だよ。 


何年か年十年かして、私がNちゃんの処へ行った時、Nちゃんは若いまんまのあなただろうけど
私も「変わらないわね~」「よく頑張ったね!」ってNちゃんに言って貰える様に、頑張って生きていくよ。


「Nちゃんがどこかで私を見ていてくれる」と思うとちょっとだけ気持ちが軽くなった。見ててね!


ps:すみません。今の自分。Nちゃんの事を記しておきたくてupしました。
  どうぞコメント等は気にせずスルーして下さいませ。 
  私達夫婦も本日めでたく満22年を迎えることができました。
  大きな悲しみも小さな成長に代えられる様、また一日一日大切に生きていきたい。








コメント (10)
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