スキージャンプ&スポーツ竹内元康発言

スキージャンプ選手、全日本コーチ、解説者、トレーナーを経て・・・今だから語れること。

どーも、こんちは!!去年まで全日本のコーチでした

1999-02-01 00:14:06 | スキージャンプ
さて、このたび好き勝手言いたい放題で出没することになりました、
竹内元康です。去年まで全日本のジャンプチームと東洋実業グループのコーチをしてました。興味のある方は、是非寄り道してみてください。
きっと、目玉商品が見つかることと思います。
今シーズンも再来週の全日本選手権(白馬)で折り返しとなるんだけど、
まず、WCチームから。
船木和喜:シーズン始めは今一歩だったけれどもエンゲルバーグあたりから
ほんらいのスタイルにもどりつつある。まだパーフェクトとはいいがたい。
どこがっていうと、空中における船独特の丸み(ふところ)が、できてないねぇ。
その為に世界一テレマークを完璧にできる奴がまだ完璧に入れれないんだよねぇ。
空中の後半で、スキーのテールがもう少し閉じてフォームに丸みができると
表彰台の一番高いところにあがりっぱなしかな。
ま、この辺の修正も時間の問題なんだけど。
本人も解ってるから心配御無用ってとこかな。あとは、怪我しないでね。

葛西紀明:本当に上手くなった。ケチのつけようがないねぇ。
踏み切った直後にスキーもあおらなくなったし空中フォームも実に柔らかい。
なによりも、本当に落ち着いてる。大人のジャンパーになったて感じ。
インタビューでの発言もどうどうとしてるし、かっこいいねぇ。
紀明が飛んでかない時は風の条件が悪いときぐらいでしょ。

岡部孝信:今シーズンはレギュレーションに潰されたね。
あのルールは反則だわ。いきなり5cmも短くなるなんて・・・
決めた奴はジャンプ知ってるのかねぇ。
3cmくらいならまだ我慢できるけど、5cmは翼をとられた鳥といしょじゃぞ。
あれで頑張ってるんだから孝信の技術もすごいものだ。
くさんないで頑張れ、きっと日はまた昇る。
こんなルールがはびこってたら小さい奴はジャンプをやるなって言ってるようなもんだもんなぁ。ぶつぶつ。

斎藤浩哉:右か左かちょっと忘れたけど、膝の前十字靭帯切れてるんだよねェ。
それでもって治療期間があったから調整しきれなかったよ。
やはり完璧な体でなきゃ世界の頂点で戦うのは難しい。2月に手術するってはなしだけど、
これから先のこと考えたらそれが一番いいと思う。(あと10年現役だ)
しかしまぁ空中では職人だねェ。前世は鳥だたのかなと思っちゃう。
追い風で競技会やったら全部優勝しちゃうぞ。

宮平秀治:やっと結果が出せるようになったねぇ。3年WCまわって
いろんなこと覚えたんだろうな。まだまだ精神的な太さが欲しいけど。
宮平の瞬発力も凄いものがあるからねェ。チームメイトにいいお手本が沢山あるから、いいところ盗んでいけばもともっと強くなる
だろう。
一番高いところも目の前ですよ!

吉岡和也:和也も神経図太いから海外でもどこでも物怖じしないところがいいねェ。
ジャンプのセンスもいいし。まだまだ荒削りな部分はあるんだけど。
ピアスも着けるにいいだけ着けてるし豪快だわ。
体力面でもう少しパワーアップできたらなぁとは思うけど、ローマは1日にしてならず。じっくり行きましょう。
なんとか総合で15位以内に残って欲しいね。大丈夫だとは思うけど。

と、今回はこれくらいで失礼します!!


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