a girl

movie,book,music,journey,i think...

『犯罪小説家』 小説

2009-12-11 14:24:36 | book
著者:雫井脩介


【ストーリー】
新進作家、待居涼司の出世作「凍て鶴」に映画化の話が持ち上がった。監督に抜擢された人気脚本家の小野川充は「凍て鶴」に並々ならぬ興味を示し、この作品のヒロインには、かつて伝説的な自殺系サイト「落花の会」を運営していた木ノ瀬蓮美の影響が見られると、奇抜な持論を展開する。待居の戸惑いをよそに、さらに彼は、そのサイトに残された謎の解明が映画化のために必要だと言い、待居を自分のペースに引き込もうとしていく。そんな小野川に、待居は不気味さを感じ始め――。


【感想】
面白い。人物描写が上手く、著者の思うがままに「あ、この人が怪しい」と翻弄される自分。ピュア。

著者の本はほぼ読破しているが、取り上げた題材がネット関連ということもあり、普段あまり本を読まない人にとっても簡単に読み進められるんじゃないかな。
文章に難解なクセないしね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。