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『TOPLESS』 DVD

2009-12-21 11:35:33 | movie
2007年  製作国:日本
監督:内田英治
出演:清水美那/奥田恵梨華/大政絢/河合龍之介



【ストーリー】
大の“女好き”を自認し、自由気ままに生きる女子大生のナツコは、ある日失恋してしまう。寂しさを紛らわすため、その日から手当たり次第にナンパを始める。一方、ナツコの恋人だったトモミは生まれて初めて男の恋人を作る。自由奔放なナツコと違い、保守的で繊細なトモミは傷つかずに生きていく手段として“結婚”という道を選んだのだ。そんな中、ナツコの前に一人の女子高生・カナが現れる。幼い頃に恋人と共に駆け落ちしたレズビアンの母を探すため上京してきたのだ。


【感想】
男が女を好きで、女が女を好きで、女は女を好きなんだけど世間と折り合いつけて生きていくために男と結婚することを決める。
片思いせつなー。

一番切なかったのは、ナツコを想う健太が傷ついたナツコに誘われるままSEXをし、朝になって冷静に受け止めたときに泣きながら発した「俺なにやってんだよ・・・」。
好きになった人が、ただ自分を好きじゃないだけだったら、どうにか頑張って両思いになれる可能性も残ってる。
がしかし、その相手がレズビアンだったら、もう前提からして自分の出る幕はないわけ。せつなー。報われないわー。

お姉さま系な百合映画とか、私過去にトラウマがあるんです系ダークな映画ではないところがいい。

ビアンでありながら、世間や家族の手前、生きていくために、結婚という道を選ぶ人はいるんだろうね。
それは別にいいと思う。だからトモミの決断はいいのよ。ダメなのはカナの母親。結婚して子供産んではみたものの、やっぱり私は女が好きなの!本当の自分を隠し通すことはできないわー!って本能のままに突き進むなんて、自己中極まりないわ(怒)
本当の自分とか、どんな言葉使ったって、アータそれ、ただの不倫だから。まじ、倫理的にダメよ。


ストーリーのことはこのぐらいにして、ひとつツッコミたいことがある。
画像の通り、この映画のDVDパッケージや宣材はこの写真が多い。てことは、この二人が主人公なんだろーなって思うじゃない?
ところがどっこい、下の彼女は全然主人公じゃない!ただの脇役。おいおい。
そりゃーさ、冒頭のこのシーンぐらいしかラブシーン(女同士の)はないよ。
話題と売り上げのためにはこの写真を使いたいのは分かるよ。

でもさー。さすがにないよねー。こんなことするぐらいなら主人公2人のキスシーンを本編中に入れればいいのにー。

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