1993年 製作国:日本
監督:園子温
出演:麿赤児/洞口依子/佐野史郎
【ストーリー】
殺し屋稼家に疲れ果てた初老の男は、不動産屋に飛び込み、女係員に部屋探しを頼む。数々の殺してきた亡霊たちに追われるようにして、男は死に場所を求め、係員とともに部屋から部屋へと巡り歩いていく。部屋探しの二日目、男は係員に案内され、遂に理想の、窓から見える眺めだけが唯一の取り柄の部屋に行き着く。そこが男の死に場所だった。彼は拳銃の引き金を引き、椅子に座ったまま息絶えるのだった。
全編三十足たらずのシーンを、粗い粒子のモノクロ画面、延々続く長回し、囁くようなセリフ口調、ドラム音のみの音楽で描いている。その独特の斬新なスタイルが評判となり、ベルリン、香港などの映画祭でも招待上映された。
【感想】
始まってから数分、画面に一切変化なし。どっか壊れてんじゃないかと思ってしまうが、園子温の作品が普通じゃないことぐらい分かっているので、そのまま観た…と思いきや、耐え切れなくて早送りした!笑
この映画、深いと思いたいなら思えばいいさ。でも浅いと思えばとことん浅く見える。深読みしたけりゃすればいい。
物事を深く捉えたがる人は、深く捉えることが趣味であり、深く捉える自分が結局のところ、好きなんだから。
徐々に二人が、芯のところで分かり合っていくというか触れ合っていくというか、その過程だけが観ていて良いところであった。
監督:園子温
出演:麿赤児/洞口依子/佐野史郎
【ストーリー】
殺し屋稼家に疲れ果てた初老の男は、不動産屋に飛び込み、女係員に部屋探しを頼む。数々の殺してきた亡霊たちに追われるようにして、男は死に場所を求め、係員とともに部屋から部屋へと巡り歩いていく。部屋探しの二日目、男は係員に案内され、遂に理想の、窓から見える眺めだけが唯一の取り柄の部屋に行き着く。そこが男の死に場所だった。彼は拳銃の引き金を引き、椅子に座ったまま息絶えるのだった。
全編三十足たらずのシーンを、粗い粒子のモノクロ画面、延々続く長回し、囁くようなセリフ口調、ドラム音のみの音楽で描いている。その独特の斬新なスタイルが評判となり、ベルリン、香港などの映画祭でも招待上映された。
【感想】
始まってから数分、画面に一切変化なし。どっか壊れてんじゃないかと思ってしまうが、園子温の作品が普通じゃないことぐらい分かっているので、そのまま観た…と思いきや、耐え切れなくて早送りした!笑
この映画、深いと思いたいなら思えばいいさ。でも浅いと思えばとことん浅く見える。深読みしたけりゃすればいい。
物事を深く捉えたがる人は、深く捉えることが趣味であり、深く捉える自分が結局のところ、好きなんだから。
徐々に二人が、芯のところで分かり合っていくというか触れ合っていくというか、その過程だけが観ていて良いところであった。