a girl

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お気に入りの人

2009-12-27 01:05:06 | diary
来月の引越しに向けて、鋭意活動中である。

わざわざ時間作ってもらって会社の住宅補助関係の説明を聞きに行ったり。
不動産屋に問い合わせたり。
実際に不動産屋に行ったり。


何軒か行ったけど、こーいったこともまたひとつの出会い、人間関係、情。

担当してくれたのが若い女の子で、最初はちょっと物足りない気もしたけど、サバサバしててよく笑って仕事も頑張ってて、とてもいい子だった。

だからどーせなら、ここの会社に仲介手数料を落としたい。
会社と契約してる不動産サービスセンターを直接利用した方がラクなのは分かっているが、そこはあれですよ、情。
「ここに仲介手数料入るようにしたい」って明言している。


あの子と飲みに行きたいなー。人間同士の出会いのきっかけなんて、なんでもいいのさ。


最近分かってきたのだけど、私初対面の人に対しても壁を設けようとしないらしい。距離をいきなり詰めてるんじゃないか疑惑。

一見冷たそうとか話しかけづらいと思われがちだけど、何かきっかけがあったらすぐに縮めてプライベートなこともざっくばらんに話してるんじゃないか疑惑。


そう。だってみんな同じ、単なる人間だから。赤ちゃんとして生まれてきて、最終的にみんな、何も持たずに死ぬから。


相手がそういった距離の縮め方に違和感を感じるようなら、もちろん何事もなかったかのような社会的距離を保つけど、そもそも相手に違和感を感じさせないんじゃないか疑惑。というかその点についての根拠のない自信。

1/100

2009-12-27 00:54:38 | i think
この前用事があって会社に行ったとき、そういえば今回の採用ルートで最終的に何人採ったのか聞いた。

私にゴーサインを出してくれたときの説明では、あと1人、多くても2人とるとかとらないとか、そんなことを言っていた。

しかし実際は、私だけだった。


確かなことは分からないが、これまでにちょいちょい聞いた話を総合すると、母数は100ぐらいじゃないかと思う。

1/100だ。


期待に応えられるか、なんて不安はない。

だって、

『選ばれたのは できるはずだよって みんなが思うから』

ってleccaが歌ってるしね!



「期待しています」


期待されるということは、とても贅沢でありがたいことだと思う。



適当に頑張ろう。普通に頑張ろう。

状況に応じて、すごく張り切ったり、少しでも早く仕事を覚えようと努力する人間であることぐらい、私が一番よく分かってるので、今さら肩に力入れて堅く考える必要などない。

適当とか、普通とか、そもそもそれがどの程度のものなのか、人によって違うのだから。





最後の日

2009-12-27 00:45:29 | diary
2009年12月25日、事務所の仕事納めの日が、事務所を辞める日でもあった。
なんだかんだで6ヶ月。

激動の時間を、経験したことのないツラい時間を、共に過ごした日々でもあった。

仕事に行ってる感覚はなくて、最後の最後まで遊びに行ってる感覚だった。
一応してたけど、仕事。


早めに仕事を切り上げて全員で大掃除をし、お正月飾りをかざって近所のいきつけのカレー屋に行った。

送別会兼忘年会は既に済ましているので、単なる飲み会であり単なる夕食であり、軽い打ち上げでもあった。

それが終わってみんなで事務所に戻ってきたときに、お疲れ様ということでお花をもらった。そしていくばくかのお餞別も添えて。

ありがとうございました。


「また是非遊びに来て」と言われたので、「もちろん行きます」と答えた。
「新年会は?…」と聞かれたので、「もちろん出ます」と答えた。
ついでに、「暑気払いも忘年会も行きます」と言っておいた。


最終的には男5の中に女1だった。馴れる必要もなく、ラクだった。
男だろうが女だろうが、なんでもいいや。


1月中、もし忙しくて人手が足りなくなったらヘルプに行くけれど、とりあえずここは、今年いっぱいで一区切りした。

『部屋 THE ROOM』 DVD

2009-12-27 00:37:30 | movie
1993年  製作国:日本
監督:園子温
出演:麿赤児/洞口依子/佐野史郎


【ストーリー】
殺し屋稼家に疲れ果てた初老の男は、不動産屋に飛び込み、女係員に部屋探しを頼む。数々の殺してきた亡霊たちに追われるようにして、男は死に場所を求め、係員とともに部屋から部屋へと巡り歩いていく。部屋探しの二日目、男は係員に案内され、遂に理想の、窓から見える眺めだけが唯一の取り柄の部屋に行き着く。そこが男の死に場所だった。彼は拳銃の引き金を引き、椅子に座ったまま息絶えるのだった。

全編三十足たらずのシーンを、粗い粒子のモノクロ画面、延々続く長回し、囁くようなセリフ口調、ドラム音のみの音楽で描いている。その独特の斬新なスタイルが評判となり、ベルリン、香港などの映画祭でも招待上映された。


【感想】
始まってから数分、画面に一切変化なし。どっか壊れてんじゃないかと思ってしまうが、園子温の作品が普通じゃないことぐらい分かっているので、そのまま観た…と思いきや、耐え切れなくて早送りした!笑

この映画、深いと思いたいなら思えばいいさ。でも浅いと思えばとことん浅く見える。深読みしたけりゃすればいい。
物事を深く捉えたがる人は、深く捉えることが趣味であり、深く捉える自分が結局のところ、好きなんだから。

徐々に二人が、芯のところで分かり合っていくというか触れ合っていくというか、その過程だけが観ていて良いところであった。