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『initial 岩井俊二初期作品集 夏至物語/オムレツ』 DVD

2009-12-08 18:30:25 | movie
監督:岩井俊二
出演:白石美樹・上田晋也(夏至物語)/高田純次・山崎裕太(オムレツ)


【ストーリー】
岩井俊二監督のデビュー15周年を記念した初期TVドラマ傑作選の第3弾。都会に住む女の子の夏の1日を描いた「夏至物語」と、両親の離婚後、別々に引き取られた小学生の姉弟が再会し、父親が引き起こしたある事件を語り始める「オムレツ」を収録。


【感想】
まずは夏至物語から。
えー、こんな女の子いやだ。
それしか感想持てなかった。ストーリーも好きじゃない。
にしても、なぜに上田!?笑


次にオムレツ。
裕太くん若ーい!山崎裕太はやはりこの時代からの印象強い。さんま大先生に出てたころの。芸歴長いよなー。
親の離婚で父・母双方に引き取られた姉弟が、淡々と世間話してるのが面白かった。大人が子供で、子供が大人。

『マグノリアの花たち』 DVD

2009-12-08 17:31:08 | movie
1989年  製作国:アメリカ
監督:ハーバート・ロス
出演: サリー・フィールド/ドリー・パートン/シャーリー・マクレーン/ダリル・ハンナ/オリンピア・デュカキス/ジュリア・ロバーツ


【ストーリー】
夫が犯罪者のアネル(ハンナ)がトゥルーヴィ(パートン)の美容室に勤め始めた日は、近くに住むマリン(フィールド)の娘シェルビー(ロバーツ)の結婚式だった。髪を結いに来た二人、さらに前町長の未亡人クレリー(デュカキス)を交え楽しく語らっていた時、シェルビーに糖尿病の発作が起きる。その場はすぐに治まったが、今度は、犬だけが心の支えのウィザー(マクレーン)が怒鳴り込んでくる。鳥を追っ払うためマリンの夫ドラム(スケリット)が庭で撃ち続けている銃の音に犬が脅えるというのだ。あれやこれやで結婚式は無事終わるが、しばらく経ったクリスマスの晩、シェルビーは母親に妊娠を告げる。医者から止められていたにも拘らず、子供を持つことに固執する娘に当然マリンは怒るが、皆の励ましを受けようやく喜ぶことが出来た。やがて、無事出産を終えるが、出産の際のストレスで腎臓障害が起き、マリンの腎臓を移植することに。手術は成功し、再び平和な日々が訪れるが、ある日シェルビーを発作が襲う……。


【感想】
役者がとにかくすごい。いずれおとらぬ名女優。
誰のどんなシーンがすごかったかとか、もうこのさい省略。

最初は、小さい街で女がぺちゃくちゃ小さな話&噂話をしてるだけのつまんない映画だと思った。
(見てないけど)デスパレートな妻たち、みたいない(全然違うかもー)。

それが、物語が進むにつれてどんどん引き込まれていった。
シェルビーの病気を軸に、とても固い絆が表現されてる。
支えあってる。
年齢も、職業も、出自も関係なく。

小さな街であればあるほど、町長の地位って高そうなのに、友達たちとの関係性は変わらない。
特に、クレリーとウィザーの腐れ縁的女の友情がとても素敵だった。

シェルビーの死はとても悲しいけど、そのつらさを皆で受け止めあって前に進もうという姿には泣けた。

女は強いな。


と、いいことづくしで終わりたかったが、やはり一言加えたい。

小さな街、お互いがお互いのことを知っている街、暖かさもあるが、煩わしさも絶対多いはず。
ま、その閉塞感をわざわざ映画で描かなくていいんだけどね!



『NOEL』 DVD

2009-12-08 17:17:07 | movie
2004年  製作国:アメリカ
監督:チャズ・パルミンテリ
出演:スーザン・サランドン/ぺネロぺ・クルス/ポール・ウォーカー/アラン・アーキン


【ストーリー】
クリスマス・イヴのニューヨーク。出版社で働くバツイチのローズは、仕事と重病の母親の看病に明け暮れ、自分の幸せを諦めかけていた。結婚を目前に控えたニーナと警官のマイク。幸せいっぱいの2人のはずが、マイクの度を越した嫉妬がニーナを追い詰めてしまう。カフェで働く老人アーティは、偶然店に入ってきたマイクに対して不審な振る舞いをする――。幸せから取り残されてしまった彼らに、この夜、小さな奇跡が舞い降りる…。


【感想】
クリスマス映画って好き。
「クリスマス映画」ってだけで手を伸ばさずにいられないけど、この映画を知ったとき、全然観たいと思わなかった。
みんな何か問題を抱えているから。クリスマス映画は、手放しで楽しみたいもの。

が、観てみたらとても良かった!
ラブアクチュアリーよりも大人っぽい群像劇。

ラブアクチュアリーがカフェラテなら、ノエルはちょっとビターなエスプレッソ。


ニーナ(ぺネロぺ)について。
彼の前で黒の下着姿で踊った姿はめちゃめちゃ美しい。ぺネロぺって超きれいだよなー。改めて考えるまでもなくきれいだよなー。
しかし今回発見してしまった。素肌に下着姿とか、ドレス姿だと超魅力的だけど、普通の地味な服を着ると超似合わない!
妊娠検査薬を買いに行くシーンで、帽子&ブルゾン&ジーンズ姿をしてるんだけど、体の凹凸があるしオーラが強すぎるので、普通の服がありえないぐらい似合わなかった。びっくり(笑)

ローズ(S・サランドン)について。
年下の彼に言い寄られる程の魅力がはたしてどこにあるのか。後半の彼女は魅力的だったとしても、前半の自分の人生を犠牲にしているかのように見える彼女にはそれほど魅力がない。
R・ウィリアムスと一晩をともに過ごすシーンを見て、セクシーさとか顔ではない、居心地というものが人と一緒にいるとても大事なポイントになるんだなーって思った。

脇役だけど、病院勤務のゲイの兄ちゃんがめっちゃいい味だしてた。
(友情として)ハグし合う男二人を見て、「わーーー!何も見てなーーーい!」みたいに引き返す姿が笑えた。


うん。やっぱりクリスマス映画に外れは少ないな!

『ニューヨークの恋人』 DVD

2009-12-08 17:07:13 | movie
2001年  製作国:アメリカ
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:メグ・ライアン/ヒュー・ジャックマン/リーヴ・シュレイバー


【ストーリー】
1876年、ニューヨーク。そこは盛大な舞踏会の会場。レオポルドは本日の主役にも拘わらず浮かぬ表情。というのも、彼は今日花嫁を決めなければならないのだが、本当に愛する女性にめぐり逢っていないのだ。そんな彼は会場で怪しげな男を目にし、逃げ出したその男を追ってやって来たブルックリン・ブリッジから男とともに奈落の底へ……。そして現代のニューヨーク。広告会社で働くケイトはバリバリのキャリアウーマン。過去の苦い経験からいまや男を諦め仕事一筋。そんなケイトの前に突然、クラシックな服を着て完壁な王立英語を話す不思議な男が現われた…。


【感想】
王道のラブコメって観てて安心するわー。
メグ・ライアンかわいい。口角あがってる人っていいよね、明るく見える。

女性ってやっぱ、紳士というかエスコートというか、丁寧に扱われるのに弱いの分かる。

メグの弟が好きな女性にアプローチするにあたって、レオポルドに教えを請うシーンが好きです。全部言いなり。
もう一度言うと、やっぱ女性は丁寧な言葉で誠実な態度をされるのに弱い。

最後はハッピーエンドでいいんだけどさ、彼女は彼だけでいいの?友達とか家族とか、大切な人たちと会えなくなっていいの?それってちょっと寂しい。