季のはな*季のいろ

散歩道で出会う花など♪

梅雨の間 14日間だけ咲いて消える タシロランに会いに行きました~ ☔  京都府立植物園の蓮も 見頃を迎えていました~ 🌺

2023-06-30 | 散歩道の花


 昨日の大阪の最高気温は 33.6℃だったそうですが 京都はその上で 34.1℃だったとか~ 🔥🌞

 そんな京都へ どうしても梅雨の晴れ間のこの時に 
 行っておかなくてはと思うことがあり 行ってきました~~ \😊/
 

            



 早朝の京都は 風もまだひんやりとして
 雨に洗われた緑が美しく 眼にもココロにも沁みました~ 


                



 今年も どうしても来たかったのは
 梅雨のこの時期だけに咲く タシロランに会いたかったからでした ✾

 咲いていました~~ 

 タシロランは 1906年に植物採集家の田代善太郎さんが 長崎県諫早市で発見され
 牧野富太郎先生が タシロラン(田代蘭)と名づけられたラン科の花です。
 日光がささない暗い林の中の落葉が降り積もった中から発芽する 葉緑素を持たないタシロランは
 腐生植物のようですが 立派なラン科の花です (*´艸`*)
 

                



 去年は時期が悪かったのか いつもの場所で見ることが出来なくて
 他の場所で会えたのですが
 今年は両方で咲いているのを見て 安心しました 
 こちらは もしかしたら 早く咲いていたのかもしれません。


                



 タシロランは 開花して3~4日で種子をつくり散布し 枯れてゆき…
 開花から ほぼ2週間で地上から姿を消していきます。

 開花から消えていくまでの経過観察をしていないので 私には わからないことばかりですが…
 少しわかってきたのは 消えた(姿を消した)からといって 完全消滅したのではないということでした。

 この林の中だけでも 最初に見たところと もう1か所増えましたし
 今年は もう1か所 少し離れた場所で発見された写真も見せていただきましたので
 地上から姿を消したことだけに 一喜一憂しなくてもいいと 教えられた気がします 


                


 
 足元は泥んこの腐葉土で 頭上の樹から時々雨が降ってくる中でしたので
 花を美しく撮れなく ただの証拠写真でしか撮れませんでしたが… 💦
 芯弁に 薔薇色の斑紋が見える 蘭らしい花です 

 タシロラン(田代蘭) (ラン科トラキチラン属)
 花言葉は 不明です。


                


 
 タシロランが すぐ見つけられて嬉しかったので
 その足で 京都府立植物園の蓮池に行くことにしました~~ 

 オオガハスが 見頃を迎えて綺麗でした~~ 🌺


            


 
 ハス(蓮) (ハス科ハス属)
 花言葉は 「清らかな心」「神聖」「はなれゆく愛」「雄弁」
 

            



 オオシオカラトンボ(♂)さんが 飛び交っていました~~ =ii=~=ii=


            



 蓮の花を想う時 『泥より出でて 泥に染まらず』という言葉が一番に浮かびますが
 高齢者になりましたら
 4日間という 蓮の花のいのちのことも想うようになりました 🌺
 一日目の蓮は 一分間2㎜位の速さで開き3~4㎝開いたところで閉じ
 二日目は お椀状まで開き 三日目は午前中までに完全に開き 午後に閉じ
 四日目は深夜から早朝にかけて開き 花びらを落とし始めて 午後には散ってしまうといいます 
 午後にも開いている花は その日が最後の花だとか 

 人の一生を思う時 最後の最後まで花開いていることが出来ますように…と 


                



 蓮の花を見つつ 物思いしている間に
 気温がどんどん上がってきて 水分補給にも限界があり
 いつもなら 植物園を一巡して帰るのですが
 昨日は それが出来ないくらいしんどくて… (・・;)💦

 蓮池を見ただけで帰ってきました 


            


 年々 夏の暑さに弱くなっているのを感じますが
 無理して どなたかにご迷惑をおかけすることになってはいけませんので
 自分のsafetyライン(無理なくここまで出来るという)を守って過ごしつつ
 まいいか~~と のんびり夏を過ごそうと思っています 

 今年もカレンダーの半分が終わっちゃいました~~ 💦
 明日から 7月です 🌈



       今日も拙いブログを見てくださいまして 有難うございました 💖