飛行機に乗った。
思い返してみると、梅雨の時期に飛行機に乗った記憶がない。
今日は雨のち曇り。
雨は、ずーっとではなく、普通に降っていたかと思えば、霧のように降り注ぐ。
気まぐれな感じ。
雨のせいなのかわからないけれど、夏休み初日の今日は滑走路が混んでいて、飛び立つまで時間がかかる。
そのわずかな時間に眠りに落ちる。
目が覚めると真っ白な雲の絨毯のはるか上空にいた。
夏の太陽、夏の空。
やはり雲の上は夏だった。
機体はしばらくすると着陸の体勢をとる。
国内線なんてこんなもの。
徐々に高度を下げていき、夏色をしている綿菓子のような雲へと機体を沈めていく。
見上げとまだ夏空が透けて見える。
けれど、どんどん下がっていくと、光のない灰色の雲へと変わっていく。
ふいに、見通しがよくなる。
機体は雲と雲の間を飛んでいく。
今日の雲は2層になっていたのだ。
下の雲はグレーで形が定まっていない。梅雨色。
そんな梅雨色の空を抜け、日本海が見えてきた。
低く垂れ込める梅雨色の空を見上げる。
何となく、雲が北へ流れていっているような感覚に陥る。
梅雨明けは近いのか…
この雲が夏色に変われるのは、遠くないのかもしれない。
そんなことを妄想した、1時間でした。
思い返してみると、梅雨の時期に飛行機に乗った記憶がない。
今日は雨のち曇り。
雨は、ずーっとではなく、普通に降っていたかと思えば、霧のように降り注ぐ。
気まぐれな感じ。
雨のせいなのかわからないけれど、夏休み初日の今日は滑走路が混んでいて、飛び立つまで時間がかかる。
そのわずかな時間に眠りに落ちる。
目が覚めると真っ白な雲の絨毯のはるか上空にいた。
夏の太陽、夏の空。
やはり雲の上は夏だった。
機体はしばらくすると着陸の体勢をとる。
国内線なんてこんなもの。
徐々に高度を下げていき、夏色をしている綿菓子のような雲へと機体を沈めていく。
見上げとまだ夏空が透けて見える。
けれど、どんどん下がっていくと、光のない灰色の雲へと変わっていく。
ふいに、見通しがよくなる。
機体は雲と雲の間を飛んでいく。
今日の雲は2層になっていたのだ。
下の雲はグレーで形が定まっていない。梅雨色。
そんな梅雨色の空を抜け、日本海が見えてきた。
低く垂れ込める梅雨色の空を見上げる。
何となく、雲が北へ流れていっているような感覚に陥る。
梅雨明けは近いのか…
この雲が夏色に変われるのは、遠くないのかもしれない。
そんなことを妄想した、1時間でした。