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函館線脱線で足止め喰らって、”列車ホテル”に泊まってきた

2013-09-20 13:14:06 | Travel
今、遅めの夏休みで北海道を、北海道&東日本パスで旅しています.
このパスはJR東日本と北海道の普通列車のほか、青森ー札幌間の夜行急行はまなすにも1560円の追加料金で乗ることができます.

んで、北海道の普通列車の旅を終えて9/19のはまなす号青森行きに乗ろうとしたら、大沼駅での脱線事故のため運休、となってました。




19日夜の時点では列車の運行予定が全く立っておらず、代行列車が出るかもわからない状況。その代わり、休憩スペースとして「列車ホテル」を提供するとのこと。

東日本パスを使って東京まで戻ることも考えたのですが、たとえ復旧してもどう頑張っても新幹線なしで普通列車だけでは20日中に戻れないこと、21日に予定があることから、列車ホテルを利用し20日に飛行機で帰ることにしました。飛行機はskyscannerで一番安いスカイマーク便新千歳発成田行きをオンラインで押さえました。

急行券は当然ながら無手数料で払い戻しできました。

列車ホテルは24:30~5:30までで、その他詳しいことは都度放送するとのことでした。

事前にどのような車両が来るかは知らされていなかったのですが、夜行列車の救済だから寝台ではなくても、それなりに休める車両がくると思っていました。

時間になりいざ入線してきましたが、

まさかの普通列車 ∑(゜Д゜)
形式は分からないのですが、快速エアポートで使用しているリクライニングできない(有料席のみちょっとだけリクライニング可能)、クロスシートの車両です。(721系?)

泊まり希望者がそれほど多くなく、シートの向きを変えて4人席を1、2人で占領することが出来たのですが、リクライニングできないから寝るには不適です (´・_・`)

車内灯は全て消灯したのですが、プラットホームは朝まで点灯していました
私はアイマスク持ってきてたので気になりませんでしたが、持ってこなかったら寝れなかったかも。

防犯対策としては、プラットホーム常時点灯、6両中1両を女性専用としていたほか、鉄道警察隊が巡回していました。

写真の中ほどに積んであるのは、乗客に配られた毛布です。
毛布は身長180の私でもすっぽり入る大きさだったのは評価できます。


乗客には開始時にお茶が、終了前にお茶とおにぎりが配布されました。

個人的には、食べ物要らないから、はまなすの車両を使って欲しかったかなと思います。

無料の救済策だから文句は言えないけど、車両整備、保線に限らず、サービスもJR北海道クオリティでした。


これからJR北海道の長距離列車に乗る時は、列車ホテル対策で100均のアイマスク、耳栓、首まくらを買っておいた方がいいかも。