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外国人に読ませたい(読ませたくない)ホームページ

2006-12-02 00:54:10 | Language
自分のホームページを外国人に読ませるにはどうしたらよいか、逆に日本人以外は読めないようにするにはどうすればよいかについてまとめてみました。

一番いいのは、読ませたい人の母国語で記述することだと思いますが、さすがに面倒だと思いますし、幸運なことに現在ネット上にはWebページを丸ごと翻訳する無料サイト(過去の記事参照)がいくつかありますので、その翻訳エンジンが翻訳しやすい日本語で記述するのが手っ取り早いと思います。
具体的には次のように心がけるのがいいと思います。

・標準的な日本語を使う。
新聞記事を書くつもりで記述してください。
美しい日本語ということで尊敬語などを多用すると逆に誤訳します。

・画像に文字に埋め込まない。
当然ながら、画像に埋め込まれた文字は翻訳できません。
「海外のPCでは日本語が化けるだろう」ということで、ページをまるごと画像にしてしまうケースがありますが、最近のPC(各国語版WindowsXPのInternetExplorer)ではまず化けることはありませんし、日本語フォントも簡単にインストール出来ます。
MSDN Subscriptionに加入している方なら、試しに各国語のWindowsを使ってみるのもいいかもしれません。

・PDFやWord、Flashやスクリプトなどは極力使わず、標準的なHtmlだけで記述する。
翻訳エンジンが追随できないためです

・漢字にふりがなを振る。
これは日本語をある程度勉強している外国人むけの項目なので、必須ではありません。
日本語の日常会話は出来て、ひらがなは読めるけど漢字は読めないという外国人は意外に多いです。


要するに味気のないダサいページを翻訳エンジンは好みます。

個人的にグッジョブなのがコミケのホームページで、延べ50万人が来るイベントとは思えないダサさなのが(・∀・)イイ

ちなみに、Naver(韓国で一番有名な検索サイトで Yahoo!Koreaよりも有名)には、コミケのカデゴリがあるようです。




逆に、日本人以外に読ませたくなければ、逆のことをすればよいわけです。
次のようにするのが効果的です。
・絶対に辞書に載っていそうにない、2ちゃん語/デムパ語/方言/スラングなどを多用する。
・画像に文字を埋め込む。(PDFの場合は画像PDFにしてください)
・どんなに難解な漢字でも振り仮名をつけない。