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社会保険庁職員の常識 (海外療養費制度)

2009-01-03 10:08:24 | Travel
ご存知の方も多いと思いますが、ゆうちょ銀行がまもなく全銀ネットへの接続を開始します。


そこで思い出した、4年前の話。
オーストラリアのシドニーに1ヶ月だけ滞在して、英語を勉強していました。

滞在中に歯が痛くなり、日本語の通じる歯医者さんに駆け込みました。
海外旅行保険には入っていたのですが、当時はどの保険会社も歯科治療をカバーする保険は販売しておらず、
治療費は全額自費だったのですが、健康保険の海外療養費制度で、払った金額の一部が返金されることがあります。(実際は払った金額の半分も戻ってこなかったのですが)

その際に、申請書類を取り寄せるために神奈川県内の社会保険事務所に国際電話をかけました。その際の会話を要約すると、

私:海外療養費制度を利用したいので、書類をオーストラリアにFAXでお送りいただけないでしょうか?
担当者:オーストラリアは常識の範囲外ですので、FAXをお送りすることはできかねます

仕方がないので、当時在籍していた東京都内の会社のFAX番号を指定することに。

私:でしたら、東京都内にFAXを送るのは常識の範囲内でしょうか?
担当者:常識の範囲内ですので、FAXで送ります。
そこから歯医者さんに国際FAXで転送してもらいました。

FAX1枚オーストラリアに送ったとしても、電話代は100円以内で収まるでしょ?
海外で本当に困っているのに、何で自身の常識内でしか判断してくれないの?と思いました。
民間保険会社のように24時間電話サポートしろとまでは言わないけど、せめて書式をホームページにWordまたはPDFで公開するなりメール添付で送信してほしかったです。

そこであえて今、社会保険庁の職員にこう聞きたい。
私:国民の血税で居酒屋タクシーに乗るのは、常識の範囲内でしょうか?


帰国後、申請は受理されました。
ところが給付金の振込先に指定した口座が(当時の)スルガ銀行ソフトバンク支店だったためか、後日電話で

担当者:日銀のシステムの都合でソフトバンク支店には振り込めないので、他の銀行・支店を指定してほしい。

と連絡があったので、(当時の)あさひ銀行の地元の支店を指定しました。


今年の話に戻るのですが実際、ゆうちょ銀行はトラブルなしで全銀ネットとうまく接続できるのでしょうかねぇ・・・