取材後に渋谷のタワレコに行って、
フリーペーパー『月刊風とロック』の1月号、
エイプリル・フール特集号をゲット。
柳田博義、細野晴臣、小坂忠、松本隆。
撮影、アラーキー。
さらに、高橋靖子さんだとか、
エイプリール・フールを取り巻いていた人々も登場。
『風とロック』、
これまでもちょこちょこと手に入れては『見て』いたけど、
ここまでじっくりと『読んだ』のは初めて。
僕の書く(&僕に要求される)文体とはまったく違う、
水平方向540度、さらに上下角が90度違うインタビュー(?)に
かなりの衝撃を受けました。
おそらく、現場の会話を一字一句、正確に収録したもの。
読み手にとっては、まったくもって、不親切な文章。
しかしそれが、読み進むうちに、俄然臨場感を増してくる。
『それ』や『これ』が、何の説明がされなくとも
その場にいるかのように、なんとなく見えてき始める感覚。
刺激になりました。
内容的には、アラーキーの発言が興味深く。
あ、あと後半ページに上野樹里さんのインタビューもあります。
読み終わり、しばし『う~ん』と唸って雑誌をひっくり返すと、
ついさっきまで取材をしていたEGO-WRAPPIN'のタワレコ広告。
なんか不思議な感覚に拍車がかかりました。
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今朝方、たまたま気が付いて録画した
『ボクらの時代』を見ました。
鈴木敏夫×糸井重里×矢野顕子。
イトイさんの発言で
(正確には、谷川俊太郎さんの発言の引用)
才能はいらない。
10年続ければイッチョ前になれる。
ただし、毎日。
という言葉に、しばし『う~ん』と唸ってしまいました。
この手の仕事に携わり始めて、もうすぐ11年目。
フリーランスになって、8年半。
イッチョ前になれてんのかなぁ~。