17時から、"Dr.K"ことギタリストの徳武弘文さんと
中村製作所の中村考汪社長に神田に来ていただき、
楽器用電源『ライブ・シリーズ』の取材です。
中村社長さんとは、以前に別誌でシールド『I-ONシリーズ』の
取材をさせていただいたので、今日で2度目になります。徳武さんは、初取材。
この電源、Player誌やギタマガなどに広告も出ているので、
(徳武さんも掲載されています)既にご存知のギタリストも多いでしょう。
中村製作所は、そもそも医療用電源の開発・製造からスタートし、
今ではオーディオ用電源のメーカーとしても有名です。
そして近年、楽器用の電源やケーブルの開発・製造も手がけ始め、
今回、ライブステージ用の小型電源を発売したわけです。
そういった楽器用電源を作るうえで、徳武さんがプレイヤー目線で、
いろいろとアドバイスを行ったんだそうです。
特にライブステージは、電源的には非常に粗悪な環境ですからね。
あと、真っ暗だったり、プレイヤーが動き回ったり。
で、その効果ですが、なかなかスゴかったです。
ギターアンプをこの電源に接続するだけで、とても低音感が増して、
音に艶やパワー感が出るんです。ちょっとビックリ。
あと、電源チェッカーって言って、
電源のノイズを増幅させて音として聴かせる機械があって、
それを壁コンセントに接続すると『ガガガガガ~ッ!』ってすごい音が鳴るんです。
ところが、同じコンセントにこのライブ・シリーズを接続して、
その出力に電源チェッカーを接続すると、まったく無音なんです!
それだけ、電源がクリーンになっているってことなんですね。
これは非常にわかりやすい(笑)
この記事は、今月末発売予定のサウンドデザイナー別冊
『ギターヒーロー黄金時代Vol.3』に掲載予定ですが、
そのほか、インタビューとこの電源チェッカーの実験の様子が
ミュージックマスターの音楽制作ニュース&ポッドキャストポータルサイトに
動画でアップされる予定なんだそうです(時期は来月くらい?)。
#残念ながら、僕はカメラから見切れています( ̄w ̄)ぷ
*****
いやしかし、徳武さんのプレイ、そしてクリーンギターのサウンド、
めちゃくちゃ上手かった! こんな間近で演奏を聴けて感激!
取材が終わって、こっそり用意していたCDにサインしていただきました(^◇^)
このCDを徳武さんに差し出すと
『うわっ、懐かしい!よく持ってたね』とひとこと。
9年前に(今は無き)日清パワーステーションで行われた
徳武さんと、今は亡き大村憲司さんのジョイント・ライブのCDです。
ゲストに幸宏さんや高野寛さんが出演して。
僕が上京して、最初に観に行ったライブでした。
それと同時に、僕にとって大村憲司さんのギターを聴いた最後のライブ。
非常に想い出深いライブでした。
徳武さんも、サインをしながら
『憲司さん、亡くなっちゃったからなぁ…』と。
そんなCDにサインをいただき、感無量です。
*****
徳武さんと言うと、もうひとつ想い出があります。
まだ浜松に住んでいた頃、何の用事か忘れましたが、
恐らくライブか何かで東京に来て渋谷のタワレコをうろうろしていたときに、
長身のカッコいい男性が、目の前を通り過ぎたんです。
『あっ!徳武さんだっ!』( ̄□ ̄;)
とすぐにわかったものの、ちょっと確信が持てずに、しばしストーカー^^;)
ワールド・ミュージック・フロアで『これは徳武に間違いない』と確信を得てから、
ダッシュでJ-POPフロアに行って徳武さんのCDを買って、
また徳武さんのいるフロアに戻って、サインをいただいたのでした。
このことを強烈に覚えている理由は、もうひとつありまして。
実はそのとき、徳武さんは女子高生と一緒だったんですよ( ̄◇ ̄;)え?
ひょっとして、見てはいけない場面に遭遇してしまったのか…
と、声をかけるのを躊躇っていたんですね。
そしたらしばらくして、
もうひとりの女性と合流されて…( ̄◇ ̄;)ビッケ!
何のことはない、
奥様と娘さんと、ご家族でお買い物中だった
ってなオチでございましたとさ( ̄w ̄)ぷ