こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は㈱ブロッコリーから好評発売中のトレーディング・カードゲーム「ディメンション・ゼロ」の攻略ホームページです。
あらためまして、こんにちは。 「ディメンション・ウェンズデー」管理人の千里夜行です。
「天魔光臨」の発売から約10日、天野杯も始まって皆さん思い思いのカードを試されているでしょうか。
私も天野杯に参加したり、先日行われた「関西最強決定戦」に参加したりと色々と試しつつ楽しく遊んでいます。
★今週のディメンション・ゼロ ニュース
◇天野杯 大会概要(2009年8月1日(土)~8月23日(日))(DPAオフィシャルサイト)
>http://dimension-zero.com/dpa/ex/tenma.html
8月開催の限定構築大会「天野杯」、全国各店舗で開催中です。
参加賞・上位賞の各パラレルカードはもちろん、優勝者から抽選で天野先生サインカードがもらえるのも見逃せない!
そして、新弾のロードは各色のロード内でシナジーが構成されているものが多いですが、そのシナジーを生かすべく構築するのも構築し甲斐があります。ぜひ色々試して遊んでみませんか。
◇日本選手権2009秋ツアートライアル開催概要(DPAオフィシャルサイト)
>http://dimension-zero.com/dpa/koushiki/tour_2009fall.html
この秋の日本選手権の予選でもある公式イベント「ツアートライアル」の開催日程が発表されました。
●ツアートライアル関東
横浜 9月20日(日)
●ツアートライアル北海道
札幌 10月3日(土)
●ツアートライアル中国・四国
広島 10月10日(土)
●ツアートライアル九州・沖縄
博多 10月11日(日)
●ツアートライアル関西
大阪 10月17日(土)
●ツアートライアル中部
静岡 10月18日(日)
●ツアートライアル東北・北陸
新潟 10月24日(土)
(オフィシャルより転載)
開催会場などの詳細は後日発表されるとのことですが、社会人の方などは早めに予定調整されるのも良いかと思います。
あと、今回は1試合50分2本制サイドボード有りの大会ですのでお気をつけください。
さてさてさて。
先日8月2日に開催された「コンビニエンス・ゼロ」主催の「関西最強決定戦」に参加してきました。
スイスドロー6回戦の結果は4勝2敗の5位で決勝トーナメント(ベスト4)にボーダーで残れず、残念。
デッキには手ごたえを感じたので、今回は使用した赤青急襲ビートをご紹介したいと思います。
★千里夜行の赤青急襲ビート
(赤×27、青×13・・・ユニット×16、ベース×12、ストラテジー×12)
3*【機神兵シャトラ】(Ⅳ-3)
3*【祭儀の踊り子リムセ】(Ⅳ-4)《禁呪2》
3*【機神兵ラセツ】(Ⅳ-3)
1*【融解戦鬼灼熱王】(Ⅳ-1)[1枚制限]
2*【覇王の息吹】(Ⅳ-1)
3*【ブレイブスパーク】(Ⅳ-3)
3*【ゲリラ屋のフィールド】
3*【バウンティハンターズ・ハウス】(Ⅳ-4)
3*【ガラクタ試作兵器倉庫】(Ⅳ-4)
3*【バグキャッスル】(Ⅱ-4)
3*【蒼流星ストームドライブ】(Ⅳ-1)
3*【蒼冥星ネーレウスハーケン】(Ⅳ-2)
2*【ダークサイドソウル】(Ⅳ-2)《禁呪1》
3*【再改造手術】(Ⅳ-1)
2*【ラム酒を一杯】(Ⅱ-2)
★デッキ誕生の経緯~灼熱王からのビートの原点へ
このデッキの原型は“ボンガマスター”Shun氏が自身のブログ「とりあえずやってみた」で公開されていた「赤青灼熱王?」デッキ。このデッキを自分なりに調整していったものです。
もとのデッキは制限変更前なので当然【融解戦鬼灼熱王】(Ⅳ-1)が3枚投入されており、【蒼冥星ネーレウスハーケン】ボトムバー隊列召喚から【融解戦鬼灼熱王】に繋げてそのまま自分のテンポで攻めきっていくのが必勝パターンでした。
が、制限を受けて【融解戦鬼灼熱王】の制限でデッキの構成を再考しなくてはならなくなりました。かといって、随一のアタッカー兼スイーパーである【融解戦鬼灼熱王】の代わりはなく。そこで登場したのが「天魔光臨」のトップレアと名高い【祭儀の踊り子リムセ】です。
【祭儀の踊り子リムセ】
ユニット(コロボックル) 赤2無3 クイック 色:赤
パワー:5500 スマッシュ:1 移動;赤1無2 禁呪:2
効果:
補給(あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、その使用コストに必要な無色エネルギーを、あなたのベーススペースのスクエアにあるベースの枚数1枚につき-1する。)
急襲2(あなたは、このカードの移動コストを支払うにあたり、その移動コストを支払うかわりに、あなたのベーススペースのスクエアにあるリリース状態のベースを2枚選び、フリーズしてよい。)
このカードがスクエアに置かれた時、あなたは墓地にある対象のカードを2枚まで選び、ゲームから取り除く。
相手の墓地にあるカードが4枚以下の場合、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。
「強い強い」と聞いて使ったものの、実際に使ってみると想像以上の強さを実感しました。
補給と急襲を併せ持ち、墓地除外能力とそれが自身のパワーアップにつながるという、1枚が持つ能力同士でシナジーが完結しているという恐ろしい奴。さすが禁呪2ユニット。
というわけで、彼女と【ゲリラ屋のフィールド】を中心にしていくことが決定。
どちらかというと大型を【機神兵シャトラ】で振り回す大味気味だった元の形から、【祭儀の踊り子リムセ】【機神兵ラセツ】という単体パワーの高い中型急襲ユニットを中心に大量のドローから押し切っていくという、ビートの原点に近い方向性にシフトしていったのが今回使用した形です。
★デッキ戦略の簡単な解説
補給・急襲をはじめ、ベースを中心に機能するカードが満載のデッキなので、まずはベースを並べることからスタート。
あとは手札と相談ですが、デッキの強いところをぶつけていくのみ。
【蒼流星ストームドライブ】を進めてドロー、【蒼冥星ネーレウスハーケン】隊列召喚、【祭儀の踊り子リムセ】や【機神兵ラセツ】【機神兵シャトラ】と【ゲリラ屋のフィールド】の組み合わせのラッシュ、そして制限ながら【融解戦鬼灼熱王】による制圧。
このあたりを手札と盤面に応じて展開してラッシュをかけて相手を打ち倒すのが戦略であり戦術です。
基本は無理せずスマッシュを重ねつつ、隙あらば一気にスマッシュ7点目を狙いに行くことになります。ビートダウンの基本ですね。これを青のドローでサポートすることで手をとぎらせず詰めていきます。
★注目カード解説
・【蒼流星ストームドライブ】(Ⅳ-3)
日本選手権でも活躍したこともあって広く強さを知られたドローエンジン。このデッキではドロー確保にも攻め手にもなる。全ての急襲持ちは【ゲリラ屋のフィールド】をフリーズさせる仕事も請け負います。
・【蒼冥星ネーレウスハーケン】(Ⅳ-2)
このデッキの影のエース。こいつのおかげでテンポを取って勝ちにつながること多し。【バグ・キャッスル】との組み合わせでいきなりスマッシュを狙えるのも楽しい。
・【機神兵シャトラ】(Ⅳ-3)
【ゲリラ屋のフィールド】でスマッシュを上げたユニットを2回スマッシュさせるコンボがもちろん最大の狙い目。
【蒼冥星ネーレウスハーケン】やスマッシュが上がった状態の【祭儀の踊り子リムセ】も組み合わせれば一気に6点~7点も狙える。
・【機神兵ラセツ】(Ⅳ-3)
【祭儀の踊り子リムセ】と比較されると辛いが、補給が機能するなら十分なパフォーマンスを発揮してくれる。何より攻め返しの手段が少ないこのデッキでは貴重な反撃アタッカー。相手の【祭儀の踊り子リムセ】を相打ちながら倒せるのもうれしい。
・【バウンティハンターズ・ハウス】(Ⅳ-4)
実際に使って評価が大きく変わったカード。相手のスマッシュ数に依存するとはいえ、こちらから攻めていくビードダウンなら中盤以降【精霊の迷い家】(Ⅲ-1、制限)に近いパフォーマンスを期待できる。
・【覇王の息吹】(Ⅳ-1)
効果的には【紅き覇王の門】(Ⅱ-1)とほぼ同じだが、1コスト少なく使用できるのはここぞという時に大きな差となって現れる。優位なまま押し切るデッキなのでベース廃棄のコストもさほど気にならない。
・【ラム酒を一杯】(Ⅱ-2)
おそらく対戦した人のほとんどが【ダークサイド・ソウル】を3枚積んでいると考えたのではなかろうか。【再改造手術】の制限が解除された今、【ダークサイド・ソウル】&【再改造手術】との6枚体制も十分強いと思います。
ただ今回はかなりユニットを切り詰めた構成であり、また、一気に押し込んでしまう戦い方が多いので、【ラム酒を一杯】のドローはデッキに噛み合っていると感じました。
このデッキはのんびりベースを並べているかと思ったら【ゲリラ屋のフィールド】や【機神兵シャトラ】の組み合わせでザックリスマッシュを狙えたりと緩急の激しい楽しいデッキになっていると思いますので、未体験のかたは是非試してみてほしいと思います。
また、今回のセット「天魔光臨」には新たな急襲ユニットも多数登場していますので、急襲ユニットを中心にしたビートダウンをあらためて研究するのも面白いですね。
★今週のディメンション・ゼロ サイト紹介
●関西最強決定戦デッキ&レポート(D0記録集)
レポート>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/333.html
大会所感>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/334.html
使用デッキ緑赤「セカチュー!」>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/335.html
続・デッキ解説>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/336.html
サマーグランプリに引き続き、先日の関西最強決定戦でも優勝された岡西氏の関西最強決定戦レポート。
私も3回戦で直接対戦したのですが、シナジーの塊とも言える見事なデッキでした。レポートと共にデッキ解説も書かれていますので是非ご一読を。
聞けば大会の2日前に閃いたデッキだとか。短期間でここまで完成度の高いデッキを持ち込めるのもこれまでの経験値がモノをいっていると思います。
経験値というと大仰に聞こえるかもしれませんが、色んなカードでデッキを組んで遊ばれているということでもあります。いろんなカードを試して遊んでみよう、というのは今楽しむのももちろんですが、それにより自分の中の引き出しを増やすことで今後のデッキ構築や調整がスムーズに行っていけるようになるのです。他のカードゲームでも役立つことすらあり得ましょう。
●「大阪最強決定戦」(ライオニスト宣言)
>http://white.ap.teacup.com/lionist/333.html
関西最強決定戦で使用された赤青ビートデッキの紹介。
今回ご紹介したものと細部が異なっていて結果、デッキとして大きく異なっています。ぜひ比べてみてください。
●動け!ディメンション・ゼロ(ディメンション・ゼロ オフィシャルホームページ)
>http://dimension-zero.com/special/movie.html
【蒼覇星ティアーブレイク】を使用した「ベース3枚フリーズ編」とスターロードを使用したコンボを紹介した「新種族スターロード編」が公開されています。それぞれの強さが見せつけられる記事となっていますので注目です。
●語るも無駄な自分の言葉♪(バッドアップルより)(肉屋の回覧板)
>http://nikuyans.blog.shinobi.jp/Entry/434/
緑タッチ灼熱王のガイアロードデッキ。
ビートダウンではなく【妖精竜スターフルーツ】や【囚われの貴婦人】なども使用したコンボデッキに仕上がっていて興味深い構築となっている。天野杯対応なので天野杯デッキを考えている方も参考にどうぞ。
というわけで、今日は終了の時間になりました。
それでは次の更新でお会いしましょう。ごきげんよう~
このホームページ「ディメンション・ウェンズデー」は㈱ブロッコリーから好評発売中のトレーディング・カードゲーム「ディメンション・ゼロ」の攻略ホームページです。
あらためまして、こんにちは。 「ディメンション・ウェンズデー」管理人の千里夜行です。
「天魔光臨」の発売から約10日、天野杯も始まって皆さん思い思いのカードを試されているでしょうか。
私も天野杯に参加したり、先日行われた「関西最強決定戦」に参加したりと色々と試しつつ楽しく遊んでいます。
★今週のディメンション・ゼロ ニュース
◇天野杯 大会概要(2009年8月1日(土)~8月23日(日))(DPAオフィシャルサイト)
>http://dimension-zero.com/dpa/ex/tenma.html
8月開催の限定構築大会「天野杯」、全国各店舗で開催中です。
参加賞・上位賞の各パラレルカードはもちろん、優勝者から抽選で天野先生サインカードがもらえるのも見逃せない!
そして、新弾のロードは各色のロード内でシナジーが構成されているものが多いですが、そのシナジーを生かすべく構築するのも構築し甲斐があります。ぜひ色々試して遊んでみませんか。
◇日本選手権2009秋ツアートライアル開催概要(DPAオフィシャルサイト)
>http://dimension-zero.com/dpa/koushiki/tour_2009fall.html
この秋の日本選手権の予選でもある公式イベント「ツアートライアル」の開催日程が発表されました。
●ツアートライアル関東
横浜 9月20日(日)
●ツアートライアル北海道
札幌 10月3日(土)
●ツアートライアル中国・四国
広島 10月10日(土)
●ツアートライアル九州・沖縄
博多 10月11日(日)
●ツアートライアル関西
大阪 10月17日(土)
●ツアートライアル中部
静岡 10月18日(日)
●ツアートライアル東北・北陸
新潟 10月24日(土)
(オフィシャルより転載)
開催会場などの詳細は後日発表されるとのことですが、社会人の方などは早めに予定調整されるのも良いかと思います。
あと、今回は1試合50分2本制サイドボード有りの大会ですのでお気をつけください。
さてさてさて。
先日8月2日に開催された「コンビニエンス・ゼロ」主催の「関西最強決定戦」に参加してきました。
スイスドロー6回戦の結果は4勝2敗の5位で決勝トーナメント(ベスト4)にボーダーで残れず、残念。
デッキには手ごたえを感じたので、今回は使用した赤青急襲ビートをご紹介したいと思います。
★千里夜行の赤青急襲ビート
(赤×27、青×13・・・ユニット×16、ベース×12、ストラテジー×12)
3*【機神兵シャトラ】(Ⅳ-3)
3*【祭儀の踊り子リムセ】(Ⅳ-4)《禁呪2》
3*【機神兵ラセツ】(Ⅳ-3)
1*【融解戦鬼灼熱王】(Ⅳ-1)[1枚制限]
2*【覇王の息吹】(Ⅳ-1)
3*【ブレイブスパーク】(Ⅳ-3)
3*【ゲリラ屋のフィールド】
3*【バウンティハンターズ・ハウス】(Ⅳ-4)
3*【ガラクタ試作兵器倉庫】(Ⅳ-4)
3*【バグキャッスル】(Ⅱ-4)
3*【蒼流星ストームドライブ】(Ⅳ-1)
3*【蒼冥星ネーレウスハーケン】(Ⅳ-2)
2*【ダークサイドソウル】(Ⅳ-2)《禁呪1》
3*【再改造手術】(Ⅳ-1)
2*【ラム酒を一杯】(Ⅱ-2)
★デッキ誕生の経緯~灼熱王からのビートの原点へ
このデッキの原型は“ボンガマスター”Shun氏が自身のブログ「とりあえずやってみた」で公開されていた「赤青灼熱王?」デッキ。このデッキを自分なりに調整していったものです。
もとのデッキは制限変更前なので当然【融解戦鬼灼熱王】(Ⅳ-1)が3枚投入されており、【蒼冥星ネーレウスハーケン】ボトムバー隊列召喚から【融解戦鬼灼熱王】に繋げてそのまま自分のテンポで攻めきっていくのが必勝パターンでした。
が、制限を受けて【融解戦鬼灼熱王】の制限でデッキの構成を再考しなくてはならなくなりました。かといって、随一のアタッカー兼スイーパーである【融解戦鬼灼熱王】の代わりはなく。そこで登場したのが「天魔光臨」のトップレアと名高い【祭儀の踊り子リムセ】です。
【祭儀の踊り子リムセ】
ユニット(コロボックル) 赤2無3 クイック 色:赤
パワー:5500 スマッシュ:1 移動;赤1無2 禁呪:2
効果:
補給(あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、その使用コストに必要な無色エネルギーを、あなたのベーススペースのスクエアにあるベースの枚数1枚につき-1する。)
急襲2(あなたは、このカードの移動コストを支払うにあたり、その移動コストを支払うかわりに、あなたのベーススペースのスクエアにあるリリース状態のベースを2枚選び、フリーズしてよい。)
このカードがスクエアに置かれた時、あなたは墓地にある対象のカードを2枚まで選び、ゲームから取り除く。
相手の墓地にあるカードが4枚以下の場合、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。
「強い強い」と聞いて使ったものの、実際に使ってみると想像以上の強さを実感しました。
補給と急襲を併せ持ち、墓地除外能力とそれが自身のパワーアップにつながるという、1枚が持つ能力同士でシナジーが完結しているという恐ろしい奴。さすが禁呪2ユニット。
というわけで、彼女と【ゲリラ屋のフィールド】を中心にしていくことが決定。
どちらかというと大型を【機神兵シャトラ】で振り回す大味気味だった元の形から、【祭儀の踊り子リムセ】【機神兵ラセツ】という単体パワーの高い中型急襲ユニットを中心に大量のドローから押し切っていくという、ビートの原点に近い方向性にシフトしていったのが今回使用した形です。
★デッキ戦略の簡単な解説
補給・急襲をはじめ、ベースを中心に機能するカードが満載のデッキなので、まずはベースを並べることからスタート。
あとは手札と相談ですが、デッキの強いところをぶつけていくのみ。
【蒼流星ストームドライブ】を進めてドロー、【蒼冥星ネーレウスハーケン】隊列召喚、【祭儀の踊り子リムセ】や【機神兵ラセツ】【機神兵シャトラ】と【ゲリラ屋のフィールド】の組み合わせのラッシュ、そして制限ながら【融解戦鬼灼熱王】による制圧。
このあたりを手札と盤面に応じて展開してラッシュをかけて相手を打ち倒すのが戦略であり戦術です。
基本は無理せずスマッシュを重ねつつ、隙あらば一気にスマッシュ7点目を狙いに行くことになります。ビートダウンの基本ですね。これを青のドローでサポートすることで手をとぎらせず詰めていきます。
★注目カード解説
・【蒼流星ストームドライブ】(Ⅳ-3)
日本選手権でも活躍したこともあって広く強さを知られたドローエンジン。このデッキではドロー確保にも攻め手にもなる。全ての急襲持ちは【ゲリラ屋のフィールド】をフリーズさせる仕事も請け負います。
・【蒼冥星ネーレウスハーケン】(Ⅳ-2)
このデッキの影のエース。こいつのおかげでテンポを取って勝ちにつながること多し。【バグ・キャッスル】との組み合わせでいきなりスマッシュを狙えるのも楽しい。
・【機神兵シャトラ】(Ⅳ-3)
【ゲリラ屋のフィールド】でスマッシュを上げたユニットを2回スマッシュさせるコンボがもちろん最大の狙い目。
【蒼冥星ネーレウスハーケン】やスマッシュが上がった状態の【祭儀の踊り子リムセ】も組み合わせれば一気に6点~7点も狙える。
・【機神兵ラセツ】(Ⅳ-3)
【祭儀の踊り子リムセ】と比較されると辛いが、補給が機能するなら十分なパフォーマンスを発揮してくれる。何より攻め返しの手段が少ないこのデッキでは貴重な反撃アタッカー。相手の【祭儀の踊り子リムセ】を相打ちながら倒せるのもうれしい。
・【バウンティハンターズ・ハウス】(Ⅳ-4)
実際に使って評価が大きく変わったカード。相手のスマッシュ数に依存するとはいえ、こちらから攻めていくビードダウンなら中盤以降【精霊の迷い家】(Ⅲ-1、制限)に近いパフォーマンスを期待できる。
・【覇王の息吹】(Ⅳ-1)
効果的には【紅き覇王の門】(Ⅱ-1)とほぼ同じだが、1コスト少なく使用できるのはここぞという時に大きな差となって現れる。優位なまま押し切るデッキなのでベース廃棄のコストもさほど気にならない。
・【ラム酒を一杯】(Ⅱ-2)
おそらく対戦した人のほとんどが【ダークサイド・ソウル】を3枚積んでいると考えたのではなかろうか。【再改造手術】の制限が解除された今、【ダークサイド・ソウル】&【再改造手術】との6枚体制も十分強いと思います。
ただ今回はかなりユニットを切り詰めた構成であり、また、一気に押し込んでしまう戦い方が多いので、【ラム酒を一杯】のドローはデッキに噛み合っていると感じました。
このデッキはのんびりベースを並べているかと思ったら【ゲリラ屋のフィールド】や【機神兵シャトラ】の組み合わせでザックリスマッシュを狙えたりと緩急の激しい楽しいデッキになっていると思いますので、未体験のかたは是非試してみてほしいと思います。
また、今回のセット「天魔光臨」には新たな急襲ユニットも多数登場していますので、急襲ユニットを中心にしたビートダウンをあらためて研究するのも面白いですね。
★今週のディメンション・ゼロ サイト紹介
●関西最強決定戦デッキ&レポート(D0記録集)
レポート>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/333.html
大会所感>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/334.html
使用デッキ緑赤「セカチュー!」>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/335.html
続・デッキ解説>http://gold.ap.teacup.com/nantokanantoka/336.html
サマーグランプリに引き続き、先日の関西最強決定戦でも優勝された岡西氏の関西最強決定戦レポート。
私も3回戦で直接対戦したのですが、シナジーの塊とも言える見事なデッキでした。レポートと共にデッキ解説も書かれていますので是非ご一読を。
聞けば大会の2日前に閃いたデッキだとか。短期間でここまで完成度の高いデッキを持ち込めるのもこれまでの経験値がモノをいっていると思います。
経験値というと大仰に聞こえるかもしれませんが、色んなカードでデッキを組んで遊ばれているということでもあります。いろんなカードを試して遊んでみよう、というのは今楽しむのももちろんですが、それにより自分の中の引き出しを増やすことで今後のデッキ構築や調整がスムーズに行っていけるようになるのです。他のカードゲームでも役立つことすらあり得ましょう。
●「大阪最強決定戦」(ライオニスト宣言)
>http://white.ap.teacup.com/lionist/333.html
関西最強決定戦で使用された赤青ビートデッキの紹介。
今回ご紹介したものと細部が異なっていて結果、デッキとして大きく異なっています。ぜひ比べてみてください。
●動け!ディメンション・ゼロ(ディメンション・ゼロ オフィシャルホームページ)
>http://dimension-zero.com/special/movie.html
【蒼覇星ティアーブレイク】を使用した「ベース3枚フリーズ編」とスターロードを使用したコンボを紹介した「新種族スターロード編」が公開されています。それぞれの強さが見せつけられる記事となっていますので注目です。
●語るも無駄な自分の言葉♪(バッドアップルより)(肉屋の回覧板)
>http://nikuyans.blog.shinobi.jp/Entry/434/
緑タッチ灼熱王のガイアロードデッキ。
ビートダウンではなく【妖精竜スターフルーツ】や【囚われの貴婦人】なども使用したコンボデッキに仕上がっていて興味深い構築となっている。天野杯対応なので天野杯デッキを考えている方も参考にどうぞ。
というわけで、今日は終了の時間になりました。
それでは次の更新でお会いしましょう。ごきげんよう~
祭儀の巫女じゃなくて祭儀の踊り子ですよ
はじめまして。
本文中のカード名訂正しました。
ご連絡ありがとうございました。