こんばんは! 毎週水曜日は「ディメンション・ウェンズデー」の更新です!
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あらためまして、こんにちは。「ディメンション・ウェンズデー」管理人の千里夜行です。
9月17日(月・祝)に行われた、種族限定構築戦大会「新世界の絆」にされた皆様、お疲れ様でした。私も先日紹介しましたエルフデッキで参加して結果は2勝1敗。いろいろなデッキがいて楽しかったです。
その前日の9月16日(日)、オープングランプリ熊本に参加された皆様、お疲れ様でした。懸念されていた台風もプレイヤーの熱気に怯んだのか逸れてしまったようで良かったです。
優勝は、青黒白【流氷の大陸】デッキを操る岡山の古豪、串田プロ。おめでとうございます。
大会レポートは順次公式サイトのコラムページにアップされています。近い内に上位入賞レシピもアップされるでしょう。グランプリのメタを占うオープングランプリの結果は要チェックですね。
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さて、日本選手権2007予選シーズンも残すところ約一ヶ月。ということで、続々発表されている大会結果を受けて、2nd限定構築戦のメタについてのお話をしたいと思います。
★現在の2ndメタ~幽霊屋敷デッキ、猛威を振るう!~
オフィシャルの予選レポートを一読された方はもうご存じでしょうけれど、今回もやはり真っ黒!
公開された予選大会優勝デッキの実に9割近くはデッキに黒が含まれています。この辺りは、2nd限定構築が【ハウス・オブ・ヘル】中心の環境である以上前シーズンからの自然な流れでしたが、今回は少々様子が違います。
【陽気な幽霊屋敷】がシーズン制限される以前、グランプリ5予選シーズンではほとんど見受けられなかった黒白幽霊屋敷デッキが猛威をふるっているのです。
陽気な幽霊屋敷
ベース 黒1無1 クイック レアリティ:R 色:黒
効果:
このカードと同じラインで中央ラインのスクエアにあるすべてのあなたのユニットのパワーを+1000する。
[あなたのベーススペースのスクエアにあるこのカードと「陽気な森」と「陽気な墓場」を廃棄する] 《クイック》 あなたは自分の墓地にあるユニットを2枚まで選び、持ち主の手札に加える。ターン終了時まで、バトルスペースのスクエアにあるすべての相手のユニットのパワーをー5000する。
使用者の増加は、当時と違い幽霊屋敷デッキの強さが認識されたということなのでしょう。
実際、セカンド限定環境における黒白幽霊屋敷デッキは、通常構築戦に比べて対処手段も少なく対処も難しい強力なデッキです。
逆に、幽霊屋敷デッキにとっては、セカンド限定はさこまで苦になりません。【イビルアイ・ドライバー】こそ不在ながら、【琥珀童子】【シャウトする人形ナオ】など強力な除去ユニットには事欠きません。比較的苦手としていた大型ユニットや速攻ビートダウン(ベースが揃わないと対処は厳しい)に対しても「新世界の呼声」で登場した【ナイトベア】【レディ・ララバイ】という新戦力によって補強されました。【サイレント・ナイト】を封じる【犬闘士フェンリル】がシーズン制限されたことも、幽霊屋敷的には追い風になっていると言えるでしょう。相手の致命的なストラテジーを封じるなら【犬闘士チワワ】で充分ですしね。
最近の流行【機械竜グラシア】の採用で、中~終盤の支配力も上がっています。
もちろん活躍しているのは幽霊屋敷デッキだけではありません。前環境に続いて人気の青黒ヘルジャッカルや隊列召喚を軸に据えたビートダウンデッキなど、様々なデッキが結果をだしています。
しかし、それでも幽霊屋敷デッキは強い。この環境で頭一つ抜けたデッキといえます。
★幽霊屋敷デッキ、その優位と弱点
ちょっとまどろっこしいかもしれませんが、改めて幽霊屋敷デッキの強さを確認してみましょう。
相手がスマッシュを与えてくる場合、一度ベースが揃って幽霊屋敷が起動できるようになれば、ほとんどの場合に圧倒的なアドバンテージを奪えます。
ユニット除去と回収効果はもちろんですが、それをクイックタイミングでベストなタイミングで起動することで、相手の攻撃のテンポも崩せます。相手がユニットを並べて移動し、スマッシュを決めに来たところで・・・ジュッ! 相手は戦線を再構築するために時間を費やさざるをえなくなり、その時間はあなたに優位を与えてくれます。その隙に攻めに転じるも良し、反撃や相手の追撃に備えてプランからユニットを展開しても良し。
失ったアドバンテージをビートダウンデッキが取り返すのは難しい。ましてや【サイレント・ナイト】で再利用された日には、ビートダウンデッキに勝ち目はほとんど無いと言えるでしょう。
そして、現在2nd限定構築戦で知られている流行デッキのほとんどはビートダウンデッキなのです。
「じゃあ、どうすんだよ!?」って話で。
まず、幽霊屋敷デッキの特徴を上げてみましょう。
・ベースを多用する。
・墓地のユニットを再利用する。
・一度に複数のユニットを除去し、アドバンテージを得る。
これらの要素が重なり合って、デッキの強さを支えています。
ではこれらを崩せばよいのです。
つまり、
1.ベースを使わせない
2.墓地のユニットを再利用させない
3.一度に複数のユニットを除去されない
これらを実践できれば、幽霊屋敷デッキの強さを封じ込めるはずです。
1.ベースを使わせない
その為のもっとも簡単な方法は、そもそも貼らせないこと。
【失恋の痛み】などで手札にある内に捨てさせられれば上場。
【キングケーキ】も悪くないけれど、あらかじめ貼っておける幸運に恵まれる必要があります。
もう一つは、破壊すること。揃う前に破壊しても良いですし、揃ったあとでも、ベストでないタイミングで効果起動を強要することもできます。
【神々の雷】、【ソーラービーム・サテライト】は真っ先に候補。
自分がベースを使わないなら【五つ星シェフ】もベース破壊を内蔵したナイスユニットです。どれを破壊するかは選べませんが、要は3種類が揃わないことが重要なので、充分相手の邪魔になるでしょう。その上ユニットなのですから、もしも相手がベースを使わない場合でも攻め手や迎撃としても期待できます。
逆に自分がベースを使うデッキならば、【雷雲をもたらす獅子】も良いですね。ちょっと捻って【ドライブフォース・ペガサス】という手もあります。
2.墓地のユニットを再利用させない
通常構築戦でも人気の【火事場泥棒】が真っ先に浮かぶところ。実際、相手の【陽気な幽霊屋敷】効果の起動にスタックして【火事場泥棒】を使用できれば、それだけで対戦のペースを握れることも少なくありません。
動くだけで墓地のカードを除外できる【フレアウイング・ドラゴン】、いるだけで相手のユニットを墓地でなく除外にさせることができる【魔甲ファイター隼】【魔甲ボマー不知火】も選択肢かもしれません。
3.一度に複数のユニットを除去されない
もっともビートダウンデッキに噛み合う手段は、死ににくいユニットを使用すること。もともとパワーの高いユニットを使用し、併せてベースやストラテジーを使用するのは、スタンダードですが、強力です。
絡めてで【シュレジンガーの猫】や【世界でただ一つの命】を使用するのも悪くありません。ただ、これらは完全に迎撃へのカウンターなので、汎用性が低いこと点には注意。
実際には、これらの手段を2つ、あるいは全て駆使することが必要でしょう。
さて、ここまでは真っ向から幽霊屋敷デッキに対抗する(あるいは邪魔する)ことを考えてみましたが、対抗するのには、別の方法があります。
それは、元々相性が良い(または悪くない)デッキを使用することです。
あなたが大会に出るとき、特定のデッキが流行していたとして、あなたが使用するデッキはその流行デッキに対して相性が良ければ、そもそも対抗策など必要ない。そういう理屈です。
2nd限定環境で真っ先に考えられるのは、【流氷の大陸】デッキでしょうか。
幽霊屋敷デッキは確かに強力ですが、【流氷の大陸】からのリリースインは幽霊屋敷側からしても脅威です。
幽霊屋敷デッキにもベース破壊が採用されているケースがあるので油断はできません。しかし潜在的に幽霊屋敷デッキにとっての脅威があることは、とってつけた【火事場泥棒】よりも厄介なことがあります。併せて対幽霊屋敷になる要素も組込められれば言うことはないでしょう。
2nd限定の【流氷の大陸】デッキはボンガマスターSHUN氏が紹介されていますので、是非参照ください。
●青黒 猿型茄子流氷 (とりあえずやってみた)
http://bonga-bonga.cocolog-nifty.com/bonga/2007/09/post_7ccc.html
【流氷の大陸】からの【仮面童子】は非常に強力で、オススメです。
さて、最後に予選突破デッキから、興味深いデッキを紹介しましょう。
日本選手権2007予選大会(プロジェクトコア高槻店(大阪府)優勝デッキ
白単色「機械竜コントロール」
(白の大陸×40・・・ユニット×22、ベース×5、ストラテジー×13)
3*煌く鋼糸の乙女【II-1】
2*犬闘士チワワ【II-1】
1*犬闘士フェンリル【II-1】
3*サウンドマスター・エンジェル【II-1】
3*ムーラン・ルージュ【II-2】
3*ペガサス・ポニー【II-4】
2*犬闘士ボクサー【II-3】
2*ストロベリーポイゾン・ナイト【II-4】
3*機械竜ミステリオーソ【II-4】
2*ソーラービーム・サテライト【II-2】
3*変形城砦タルト【II-1】
1*伝説に抗う手【II-1】
3*機械竜輝く【II-3】
3*母の愛【II-3】
3*サイレント・マジョリティ【II-4】
3*堕落【II-4】
パワー効率の良いユニット、ストラテジー封じのハウンド、徹底的に相手のスマッシュを封じるカード等々、様々な要素が相手をコントロールします。相手はうんざりすることこの上ないことでしょう。
【機械竜ミステリオーソ】は、【犬闘士ケルベロス】と違い、場に出ただけでスマッシュを吸収するので、守りという意味では【犬闘士ケルベロス】よりも今日な場面もあります。要注目カード。
こういったコントロールデッキならば、幽霊屋敷デッキに対しても通常のビートダウンデッキとは全く異なるアプローチができるでしょう。
【サイレント・マジョリティ】までフル投入のデッキアウトまで視野に入れた本格的なコントロールデッキはディメンション・ゼロでは珍しいので、その意味でも要注目のデッキといえます。
というわけで、今回は終了の時間です。
2nd限定構築予選は今週末が最後です。数少ないチャンスをモノにするためにも、今回の記事が参考になれば幸いです。
といったところで。それではまた来週水曜の更新で。ごきげんよう~