重くて邪魔な三脚を捨てよう
風景写真を撮るのに、大型の重たい三脚を持ち歩いている人を見ると実に気の毒です。
山に登るのにも大変な思いをしながら三脚を担いでいるのを見掛けます。
夜景を撮るのならともかく、真っ昼間の写真を撮るのに、三脚は100%不要です。
どうしても持って行きたければ、杖代わりに一脚を持って行けば良いでしょう。
三脚を持たないで軽快なスタイルで登った方が、動き易くなり写真の結果も良くなります。
三脚を使うとアングルを変更するのが億劫になり、思った写真が撮れません。
三脚はASA(現在のISO)が25とか、32くらいのフィルムを使う時代には必需品でしたが、現在はISO400が常識の時代、三脚の必要性は皆無です。
水の写真を撮る場合の定番テクニック、スロー・シャッターで滝を撮りました。
この写真は5秒くらいのスロー・シャッターで撮影しました。勿論、三脚は使っていません
デジタルの16倍にして、5秒間のスロー・シャッターで撮影しました。水が綺麗です。勿論、これも三脚は使っていません
これも同じです。しかし、私がいくらプロ・カメラマンとはいえ、300ミリ相当の望遠レンズで5秒間も手持ちの撮影は不可能です。しかし、三脚は使っていません
では、どうやって撮影したのか?
この写真は、展望台の手すりに載せて撮りました。しかし、手すりの上面は地面に対して平行です。アングルを変えるにはどうするのか?
ボディの前側にライターを挟めばレンズを上向きに出来ます。ボデイの後ろ側に挟めばレンズを下向きに出来ます。
ティッシュ、ハンカチ、紙・・・何でも良いのです。変えたいアングルによって挟む物の厚さを変えれば良いのです。
後はセルフ・タイマーにしてシャッターを切れば、ブレが入る余地が有りません
では縦位置で撮りたい時はどうするのか?
周囲に有る木、電信柱、手すりなど、何でもいいから垂直の線を持っている物にカメラを押し当てます。
これで左右と上下のブレは完全に止まります。
あとは前後のブレですが、カメラに額を押し当てれば、それも止められます。
これで三脚が出来ました。セルフ・タイマーでシャッターを切れば万全です。
これで、三脚の呪縛から解放されました
とは言え、どうしても三脚が欲しい場合も有るかも知れません。そこで私は100円ショップで買った、この三脚をポシェットに入れています。これなら邪魔になりません
アングルは自由に変えられます。これを手すりや、岩など何でもいいですから、高さが有る物に載せれば良いのです
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<marquee behavior="alternate"> 三脚なんていらないよ </marquee>
この講座に掲載している写真は全て、このカメラで撮影しました。
600万画素で2万円ちょっとという安さですが、スナップならプロも満足出来る性能です。
カメラの写真をクリックすると販売店に飛んでいけます。
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