ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【2019/4/10鹿鳴荘便り 序】難波先生より

2019-04-09 23:54:29 | 難波紘二先生
母屋と仕事場の間にある裏庭に桃の花が咲いた。
週末に広島の病院に行く途中、道路脇や山裾に沢山の各種の桜が咲いているのを認めた。
標高400mのこの地では桜も桃も、開花がワンテンポ遅れている。

 それと水田の畔の斜面に芝桜が開花しているのを認めた。
 隣町の豊栄町では芝桜を植えるのに取り組んでいる集落があり、もう見頃だと思うが、今年はまだ見物に行っていない。
 4月も後半になると、ツツジが咲き始めるのでは…と思う。
 ここ福富町はツツジ科の野生植物シャクナゲの南限地である。ここに10年以上前にできたダム湖は「しゃくなげ湖」と命名された。

 シャクナゲは江馬章子作詞の名歌「夏の思い出」の「シャクナゲ色に黄昏れる、静かな尾瀬」という一節から名前は知っていたが、野生の実物を見たのは27年前にこの町に転居して以後のことだった。クロボヤ峡という谷川があり、それを遡ると「クロボヤ池」という貯水池があり、その奧に平野があり、そこがシャクナゲの群生地である。
 この池は三原市で瀬戸内海に注ぐ、沼田(ぬた)川の水源になっている。

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