これまで「転載自由」としてきましたが、「お布施」があまりにも少ないことや商用の転載が多いため、ポリシーを変えることにしました。
いままで一切レスのない方や商用利用の方は、徐々に配信を打ち切りますので、事前通知しておきます。
私の従兄弟は今年86歳になりますが、連れ合いが「心因性疼痛」という珍しい病気になり、大きな脳神経内科に入院しています。
娘がバツイチならぬバツニで、息子が二人いるため、遺産を残してやるため、爪に灯を灯すような生活をしています。
先日、病院帰りに家内と共にコンビニで弁当を3人分買い、夕方訪問したところ、とても喜ばれました。
従兄弟は旧制の中学在学中に勤労動員先で原爆に遭い、被爆者手帳をもっています。だから医療費は無料です。
だが「タダより高いものはない」というとおり、医者のハシゴをするもので、私見によれば病院で浴びた放射線の方が、原爆の被曝線量よりも多いだろうと推定されます。
3人でコンビニ弁当を食べて、昔の話をしている時、県北のある市民病院で従兄弟の手術に誤診があって入院が長引いたとき、私が院長に掛け合って「有機野菜の収穫が不能になり、農業収入で被った損害」の賠償金を支払わせ、病院側に謝罪させたこと。
別の病院でPSAの高値から「前立腺がん」と診断され、泌尿器科での手術を勧められたのに、私が反対して放射線治療を奨めたので尿漏れなどの合併症が起こらなかったこと、
その後また PSA値が高くなったので医者に前立腺がんだといわれ、心配しているので、
「あんたいつまで生きる気ね。歳をとればPSAが高くなるのはあたりまえよ!」と怒鳴りつけたことなどを、懐かしそうに話してくれました。私はすっかり忘れていました。
実の娘が、しばらくすると帰ってきました。なんと二人の息子を中高一貫の私学に入れているのです。学費が高くて大変だと思いました。
可哀想に「心因性疼痛 で入院中の実母を、自分の仕事があるし、実の父と子供の世話のため、引き取れないというのです。
心因性疼痛はケトン食で治せるのですが、大学出の管理栄養士なので普通の栄養学しか知らないのです。入院中の病院でもケトン食は出せないそうです。
「母を引き取れない」とはつまりやむをえず、実母を入院させたままにしておきたいという意味です。これを「社会的入院」といいます。現代の「お婆捨て山」です。
私に文学的才能があれば小説や映画のシナリオにでもなりそうな話です。
「医者を選ぶのも寿命のうち」という言葉がありますが、皆さまもいつこういう境遇になるかも知れません。ぜひ医者を友だちとして持つようにして下さい。
「人を呪ろわば、穴二つ」ということわざがあります。いま住む集落で公然と私を侮辱した人は、二人とも不幸になりました。
一人は自宅が不審火で焼け、なぜかアルバムとか重要書類だけが別宅に保存され、多額の火災保険金を受け取った後、妻から離婚を言いだされ、預貯金・火災保険金を分割して離婚。いまは広島市付近の町で、タクシーの運転手をしているそうです。
普段は集落の常会に妻を出席させていたのに、忘年会の席にタダ酒を飲みに出てきて、酔ったあげくの暴言でした。
地元の町選出の県会議員や町会議員とつるんでいて、ダム工事に二次受けで入る予定だったのが、国の入札に落札できず、土建業も左前で、金に困っていたようです。
地方政治の実態はこんなものです。
たまたま私の息子とサンサーラのシェフが、深夜に起きたすぐ近くの火事を目撃していました。保険会社も森の木陰の我家までは問いあわせに来ませんでした。
私は当時、屋久島のホテルに滞在して原稿を書いていました。妻もどこかに旅行していて、留守番を息子がしていました。
もう一人は糖尿病になったといったら、「そりゃよかったのう」と言った男で、椎間板ヘルニアで入院していた時にはお見舞いを持って言ったのに、快気祝いも返さず、そんなことをいう人物です。
今度は、心筋硬塞か何かで救急車で国立医療センターに入院したそうです。おそらく農業を続けるのは困難だろうと思います。
人を悪しざまにいうことなく、「感謝」しながら「日の名残り」(カズオ・イシグロ)を送りたいものです。
今回は、添付はありません。
感謝のしるしに【献本お礼など】等を以下に記します。
「記事転載は事前に著者の許可が必要です。必ずご連絡いただきますようお願いいたします」
いままで一切レスのない方や商用利用の方は、徐々に配信を打ち切りますので、事前通知しておきます。
私の従兄弟は今年86歳になりますが、連れ合いが「心因性疼痛」という珍しい病気になり、大きな脳神経内科に入院しています。
娘がバツイチならぬバツニで、息子が二人いるため、遺産を残してやるため、爪に灯を灯すような生活をしています。
先日、病院帰りに家内と共にコンビニで弁当を3人分買い、夕方訪問したところ、とても喜ばれました。
従兄弟は旧制の中学在学中に勤労動員先で原爆に遭い、被爆者手帳をもっています。だから医療費は無料です。
だが「タダより高いものはない」というとおり、医者のハシゴをするもので、私見によれば病院で浴びた放射線の方が、原爆の被曝線量よりも多いだろうと推定されます。
3人でコンビニ弁当を食べて、昔の話をしている時、県北のある市民病院で従兄弟の手術に誤診があって入院が長引いたとき、私が院長に掛け合って「有機野菜の収穫が不能になり、農業収入で被った損害」の賠償金を支払わせ、病院側に謝罪させたこと。
別の病院でPSAの高値から「前立腺がん」と診断され、泌尿器科での手術を勧められたのに、私が反対して放射線治療を奨めたので尿漏れなどの合併症が起こらなかったこと、
その後また PSA値が高くなったので医者に前立腺がんだといわれ、心配しているので、
「あんたいつまで生きる気ね。歳をとればPSAが高くなるのはあたりまえよ!」と怒鳴りつけたことなどを、懐かしそうに話してくれました。私はすっかり忘れていました。
実の娘が、しばらくすると帰ってきました。なんと二人の息子を中高一貫の私学に入れているのです。学費が高くて大変だと思いました。
可哀想に「心因性疼痛 で入院中の実母を、自分の仕事があるし、実の父と子供の世話のため、引き取れないというのです。
心因性疼痛はケトン食で治せるのですが、大学出の管理栄養士なので普通の栄養学しか知らないのです。入院中の病院でもケトン食は出せないそうです。
「母を引き取れない」とはつまりやむをえず、実母を入院させたままにしておきたいという意味です。これを「社会的入院」といいます。現代の「お婆捨て山」です。
私に文学的才能があれば小説や映画のシナリオにでもなりそうな話です。
「医者を選ぶのも寿命のうち」という言葉がありますが、皆さまもいつこういう境遇になるかも知れません。ぜひ医者を友だちとして持つようにして下さい。
「人を呪ろわば、穴二つ」ということわざがあります。いま住む集落で公然と私を侮辱した人は、二人とも不幸になりました。
一人は自宅が不審火で焼け、なぜかアルバムとか重要書類だけが別宅に保存され、多額の火災保険金を受け取った後、妻から離婚を言いだされ、預貯金・火災保険金を分割して離婚。いまは広島市付近の町で、タクシーの運転手をしているそうです。
普段は集落の常会に妻を出席させていたのに、忘年会の席にタダ酒を飲みに出てきて、酔ったあげくの暴言でした。
地元の町選出の県会議員や町会議員とつるんでいて、ダム工事に二次受けで入る予定だったのが、国の入札に落札できず、土建業も左前で、金に困っていたようです。
地方政治の実態はこんなものです。
たまたま私の息子とサンサーラのシェフが、深夜に起きたすぐ近くの火事を目撃していました。保険会社も森の木陰の我家までは問いあわせに来ませんでした。
私は当時、屋久島のホテルに滞在して原稿を書いていました。妻もどこかに旅行していて、留守番を息子がしていました。
もう一人は糖尿病になったといったら、「そりゃよかったのう」と言った男で、椎間板ヘルニアで入院していた時にはお見舞いを持って言ったのに、快気祝いも返さず、そんなことをいう人物です。
今度は、心筋硬塞か何かで救急車で国立医療センターに入院したそうです。おそらく農業を続けるのは困難だろうと思います。
人を悪しざまにいうことなく、「感謝」しながら「日の名残り」(カズオ・イシグロ)を送りたいものです。
今回は、添付はありません。
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