「毎日」大阪の記者から、<日本記者クラブ」が11/10会報No.537でSTAP細胞報道の検証をしたそうだ。
http://www.zaikei.co.jp/article/20141114/222322.html>という情報について、内容の詳細転送をお願いしたら、
<手元には日本記者クラブの会報がないので、
内容がちょっとわかりません。
そもそも弊社の東京科学部のデスクは出席していないのかも。
今回はお役に立てず、申し訳ありません…>
という返事があった。
私は「毎日」福山支局の記者に騙されて、旅費も謝金もなしで、4/26大阪での「STAP検証会」に出かけ、STAP細胞は捏造だという理由と根拠を懇切に説明してあげたのに…。
先日「広島ペンクラブ」の例会で芥川賞作家の講演があり、「朝日」も「毎日」も「書くことへの謙虚さを欠いた、上から目線の報道が特徴だ」という痛烈な批判を聞いた。自分中心で、ものの見方が狭く、のっぺりした人という「秀才の罠」に陥った記者が多いとも。
講師の意見に全面的に同意するわけではないが、「STAP報道をしていて、会社に記者クラブの会報がない」とはちと信じられない。
「毎日」東京編集局の伊藤さん、「読売」の新井さん、「朝日」大阪科学医療部の野中さん、「日経」科学部の山本さん、「東京」の片山さん、「産経」東京科学部の草下さんに黒田さん、「共同」の鎮目さん、「文藝春秋」の島田さん、「新潮45」の菅沼さん、TBS「報道特集」の辻さん、その他このメルマガの読者の方で、会報にアクセスできる方、ぜひPDFファイルをお送り下さいませんか、お願いです。
連続夫殺しの容疑者の自宅がある町として名が知れた、京都府向日(むこう)市にお住まいのT先生から、永井隆「ロザリオの鎖」にからむ、貴重な情報が寄せられた。これも涙がにじむほどいい話だ。次回のメルマガで紹介する予定です。つくづくこの世界は「複雑系」で、「風の便り」という現象が起こる理由がよくわかる。だから「天網恢々疎にして漏らさず」ということになる。
そういえば「日経」の連載小説「禁断のスカルペル」が佳境に入った。
腎臓売買事件の場となった「伊達湊病院」に「保健省」から予備調査に乗り込んでくる「技官川渕充彦」は実在の厚労省事務官住友克敏がモデルで、北海道出身の高卒ノンキャリアー。後に大阪のコンタクトレンズ販売会社の社長がマンションの女性の下着泥棒で逮捕された事件から、この社長のPCからメール記録により、監査に手心を加え多額の金品を得ていたことが発覚、実刑判決を受け、懲戒免職となり服役している。
事務官と技官はまったく異なる職種だが、そこは小説だからあまり細かいことはいうまい。作者がこの話をどう調理するかが楽しみだ。
ウィーンの哲学者ワイニンガーが「倫理と論理は同じものだ。自己に対する忠実性が、倫理と論理の一貫性の基となる」と述べているが、私もこの原理があるから、多くの場合、悪事は露見し、風の便り現象が起き、「世界は狭い」という現象が起きるのだと思う。
今回は、
1.書評など、
2.修復腎移植ものがたり(14)捨てられる腎臓を!、(前回は間違って、No.13を二重掲載しました。申し訳ありません。今回はがんの尿管を切除しての腎移植の話です。)
3.流行語大賞、
4.書込を読んで、
5.デスク、
6.戦時徴用補償、
7.読書と方法、
8.見慣れないクモ
という8つの話題をとりあげました。
http://www.zaikei.co.jp/article/20141114/222322.html>という情報について、内容の詳細転送をお願いしたら、
<手元には日本記者クラブの会報がないので、
内容がちょっとわかりません。
そもそも弊社の東京科学部のデスクは出席していないのかも。
今回はお役に立てず、申し訳ありません…>
という返事があった。
私は「毎日」福山支局の記者に騙されて、旅費も謝金もなしで、4/26大阪での「STAP検証会」に出かけ、STAP細胞は捏造だという理由と根拠を懇切に説明してあげたのに…。
先日「広島ペンクラブ」の例会で芥川賞作家の講演があり、「朝日」も「毎日」も「書くことへの謙虚さを欠いた、上から目線の報道が特徴だ」という痛烈な批判を聞いた。自分中心で、ものの見方が狭く、のっぺりした人という「秀才の罠」に陥った記者が多いとも。
講師の意見に全面的に同意するわけではないが、「STAP報道をしていて、会社に記者クラブの会報がない」とはちと信じられない。
「毎日」東京編集局の伊藤さん、「読売」の新井さん、「朝日」大阪科学医療部の野中さん、「日経」科学部の山本さん、「東京」の片山さん、「産経」東京科学部の草下さんに黒田さん、「共同」の鎮目さん、「文藝春秋」の島田さん、「新潮45」の菅沼さん、TBS「報道特集」の辻さん、その他このメルマガの読者の方で、会報にアクセスできる方、ぜひPDFファイルをお送り下さいませんか、お願いです。
連続夫殺しの容疑者の自宅がある町として名が知れた、京都府向日(むこう)市にお住まいのT先生から、永井隆「ロザリオの鎖」にからむ、貴重な情報が寄せられた。これも涙がにじむほどいい話だ。次回のメルマガで紹介する予定です。つくづくこの世界は「複雑系」で、「風の便り」という現象が起こる理由がよくわかる。だから「天網恢々疎にして漏らさず」ということになる。
そういえば「日経」の連載小説「禁断のスカルペル」が佳境に入った。
腎臓売買事件の場となった「伊達湊病院」に「保健省」から予備調査に乗り込んでくる「技官川渕充彦」は実在の厚労省事務官住友克敏がモデルで、北海道出身の高卒ノンキャリアー。後に大阪のコンタクトレンズ販売会社の社長がマンションの女性の下着泥棒で逮捕された事件から、この社長のPCからメール記録により、監査に手心を加え多額の金品を得ていたことが発覚、実刑判決を受け、懲戒免職となり服役している。
事務官と技官はまったく異なる職種だが、そこは小説だからあまり細かいことはいうまい。作者がこの話をどう調理するかが楽しみだ。
ウィーンの哲学者ワイニンガーが「倫理と論理は同じものだ。自己に対する忠実性が、倫理と論理の一貫性の基となる」と述べているが、私もこの原理があるから、多くの場合、悪事は露見し、風の便り現象が起き、「世界は狭い」という現象が起きるのだと思う。
今回は、
1.書評など、
2.修復腎移植ものがたり(14)捨てられる腎臓を!、(前回は間違って、No.13を二重掲載しました。申し訳ありません。今回はがんの尿管を切除しての腎移植の話です。)
3.流行語大賞、
4.書込を読んで、
5.デスク、
6.戦時徴用補償、
7.読書と方法、
8.見慣れないクモ
という8つの話題をとりあげました。
http://www.jnpc.or.jp/files/2014/11/jnpc-b-201411.pdf
のことでよいのでしょうか?
お待ち頂いていた方には、申し訳ありませんでした。
お忙しい中、せかしてしまい大変申し訳ありませんでした。