【首塚】翌日皇居を見下ろす12Fのレストランでバイキングの朝食をとった。ここは8時頃だと、騎馬警察の姿が見える。今朝は9時前だったのでその姿はなかった。11時前チェックアウトし、追手町の「首塚」まで歩いて行った。
終日の朝なのに、参詣客が引きも切らない。白人の客もあり、見ているとお賽銭をあげて、手を合わせて合唱していた。(写真1)無神論者は白人にも増えているが、首塚を信奉するのか?
案内によると、大蔵省は明治の初めから敗戦までここに在ったのだそうで、「大蔵省の裏庭に首塚があった」という記憶には間違いがないが、今は大蔵省が霞ヶ関に移転している。
将門の塩漬けの首が京都からここに飛んできて、民衆が首塚をつくり、後にそれが神田明神の祭神になったというのは荒唐無稽な話だが、そう信じられているのならしょうがないだろう。(写真2)
首塚の石碑の脇にガマがえるの石の像がたくさん置かれているのにはビックリした。ガマは筑波山と相場が決まっているが、将門とガマに何の関係があるのだろう。
ガマの背に乗った子ガマを見ていると、忍者「兒雷也」を思い出した。(写真3)
丸の内のオアゾビルに行き、丸善で本を買った。4Fの洋書売場が縮小していて、書棚の配列も変わり面食らった。TIMEの「YEARBOOK 2013」以外にもう洋書年鑑はなかった。
あとOXFORDの「アラビア語―英語辞典」と「絵入りアラビア語ー英語辞典」などを買った。
後者は内臓のアラビア名が書いてあったので、「これはよい」と思ったのである。
どうせ解剖学用語の多くはアラビア語から来ているので、勉強するにはそれを生かした方がよい。
ポピュラーサイエンスの棚が一つになっていて、リチャード・フォーティ、ジャレド・ダイアモンド、オリヴァー・サックスなどの本もあったが、多くはもう読んだ本だった。スティーブン・ピンカーやリチャード・ドーキンスの新著を探したがなかった。
ポピュラ―サイエンスは「分離統合知」の産物だが、日本ではまだ本格的なものがなく、いまだに翻訳本がメインである。
下りて食事しようかと思ったが、レストランを探したら、丸の内ホテルでコーヒーが1杯800円、ランチだと4000円もする。これはもう羽田で食った方がよいな、と1階に下り、オアゾは「敷地内禁煙」とあるので、表示のない隣の中央ビルの敷地内で石段に腰掛けて吸っていると、案の定、ガードマンがやって来た。
「ここは禁煙なのですが」というから、
「ああそう、でもどこにも標識がないじゃないですか、オアゾはありますが」
というと、もぞもぞ口の中でいいながら、立ち去った。
オアゾの敷地内禁煙は隣のビルには適用されないのだよ。
モノレールで羽田に出ると、駅の構内に喫煙可のセルフサービスのレストランがあった。喫煙スペースはほぼ万席。ここでフライドチキン、ビーフカツ(サンドだが、この部分は食わない)とコーヒーで780円。もうバカバカしくて丸の内や大手町で食う気になれない。実際に、オアゾではコンビニの弁当を、屋外のテーブルや椅子に坐って寒い中をぱくついている、サラリーマンやお年寄りを多く見かけた。それなりの生活防衛なのだろう。
予定通り、15:00過ぎの飛行機に乗って広島空港に戻ったが、空から見たのと違って、地上は突然の大雪で、わが家の周囲には20センチも積もっていた。わが家まで運んでくれたタクシーが、向きを換えられなくて大弱りした。おまけに途中でラジエターの水が漏れるという整備不良車。
終日の朝なのに、参詣客が引きも切らない。白人の客もあり、見ているとお賽銭をあげて、手を合わせて合唱していた。(写真1)無神論者は白人にも増えているが、首塚を信奉するのか?
案内によると、大蔵省は明治の初めから敗戦までここに在ったのだそうで、「大蔵省の裏庭に首塚があった」という記憶には間違いがないが、今は大蔵省が霞ヶ関に移転している。
将門の塩漬けの首が京都からここに飛んできて、民衆が首塚をつくり、後にそれが神田明神の祭神になったというのは荒唐無稽な話だが、そう信じられているのならしょうがないだろう。(写真2)
首塚の石碑の脇にガマがえるの石の像がたくさん置かれているのにはビックリした。ガマは筑波山と相場が決まっているが、将門とガマに何の関係があるのだろう。
ガマの背に乗った子ガマを見ていると、忍者「兒雷也」を思い出した。(写真3)
丸の内のオアゾビルに行き、丸善で本を買った。4Fの洋書売場が縮小していて、書棚の配列も変わり面食らった。TIMEの「YEARBOOK 2013」以外にもう洋書年鑑はなかった。
あとOXFORDの「アラビア語―英語辞典」と「絵入りアラビア語ー英語辞典」などを買った。
後者は内臓のアラビア名が書いてあったので、「これはよい」と思ったのである。
どうせ解剖学用語の多くはアラビア語から来ているので、勉強するにはそれを生かした方がよい。
ポピュラーサイエンスの棚が一つになっていて、リチャード・フォーティ、ジャレド・ダイアモンド、オリヴァー・サックスなどの本もあったが、多くはもう読んだ本だった。スティーブン・ピンカーやリチャード・ドーキンスの新著を探したがなかった。
ポピュラ―サイエンスは「分離統合知」の産物だが、日本ではまだ本格的なものがなく、いまだに翻訳本がメインである。
下りて食事しようかと思ったが、レストランを探したら、丸の内ホテルでコーヒーが1杯800円、ランチだと4000円もする。これはもう羽田で食った方がよいな、と1階に下り、オアゾは「敷地内禁煙」とあるので、表示のない隣の中央ビルの敷地内で石段に腰掛けて吸っていると、案の定、ガードマンがやって来た。
「ここは禁煙なのですが」というから、
「ああそう、でもどこにも標識がないじゃないですか、オアゾはありますが」
というと、もぞもぞ口の中でいいながら、立ち去った。
オアゾの敷地内禁煙は隣のビルには適用されないのだよ。
モノレールで羽田に出ると、駅の構内に喫煙可のセルフサービスのレストランがあった。喫煙スペースはほぼ万席。ここでフライドチキン、ビーフカツ(サンドだが、この部分は食わない)とコーヒーで780円。もうバカバカしくて丸の内や大手町で食う気になれない。実際に、オアゾではコンビニの弁当を、屋外のテーブルや椅子に坐って寒い中をぱくついている、サラリーマンやお年寄りを多く見かけた。それなりの生活防衛なのだろう。
予定通り、15:00過ぎの飛行機に乗って広島空港に戻ったが、空から見たのと違って、地上は突然の大雪で、わが家の周囲には20センチも積もっていた。わが家まで運んでくれたタクシーが、向きを換えられなくて大弱りした。おまけに途中でラジエターの水が漏れるという整備不良車。
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