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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【マックとマクド】難波先生より

2015-08-18 13:22:13 | 難波紘二先生
【マックとマクド】
 8/13のGoogle Newsで「マック最終赤字262億円」(「毎日」)という見出しを見て、つい「え、日本のアップル社は赤字?」と思ってしまった。私にとってMac=Appleを意味するからだ。
 C. Macintoshはスコットランドの発明家で、最初にゴム引き布のレインコートを発明した人だ。明治期の日本文学にも「マッキントッシュ」という言葉が外套の意味で出てくる。
 「カナダ産のリンゴの銘柄」に「マッキントッシュ」があったので、S.ジョブズがアップル社を創設した後、製品のパソコンの名称に採用した。Macはその略称だ。手持ちのノートパソコンにも「MacBook Pro」というのがある。
 語源的にはMacはケルト語(スコットランド、アイルランド語の系統)起源で、「の息子」を意味する。D.マッカーサー(MacArthur)元帥の姓は「アーサーの息子」という意味だ。このMacはMacDonald社の場合も同じ意味あいで「ドナルドの息子」だ。
 同じニュースを「産経」は「マクド赤字、上場以来最大」と異物混入事件などのスキャンダルを繰り返した「日本マクドナルド」とすぐにわかるように見出しに書いていた。
 見出し一つ見ても、見出しをつける「整理部」やそれをチェックする経済部デスクに、どれだけの見識があるかがわかると思った。おそらくWIN機のユーザーであろう。
 日本にもMacユーザーは10人に1人はいるので、ユーザーにショックを与えるような用語は慎んでもらいたいと思う。
〔独り言〕語源の話を書くと、またロンドンの相沢さんから訂正の手紙が来るかな…

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