チャン クンサン

2005-10-22 06:06:07 | Weblog
 といっても表題のような中国人がいるわけではなく。

 ひとの名を呼ぶとき、下になにをつける、というオハ
ナシ。わたしは他人との上下関係をうんにゃらかんに
ゃらするのが苦手なタチなので、よほど親しい人間以
外は「さん」で統一。「ちゃん」付けというのは相手のキ
ャラ次第であり、なんつーか、いわゆる「ナベちゃんヨ
ォ」的な使い方しかしていない。特に、女性に対しての
「下の名前+ちゃん」という、オッサンにありがちな使い
方は努めてしないようにしている。「くん」付けを無闇や
たらとするやつはクズだ、という確固たる偏見があるの
で、「くん」付けは一切していない。だから、「ガリガリく
ん」はちょっと不快だったりするのだ。

 まあ「他人の名前を呼ぶ」という行為は不思議なもの
で、避けて通れば結構しないで済むものだったりする。
二週に一度は酒を飲んでるT田さんという方がいらっし
ゃり、わたしはその姓の下半分を省略してTさんと呼び
かけているわけだが、逆にTさんがわたしのことをなん
と呼んでいるかというと、これがほとんど名前を呼ばれ
た記憶がない。姓を呼ばれたことも名前にちゃん付けさ
れて呼びかけられたこともない。知り合ったきっかけが
某競馬系のチャットで、当初はたしかにハンドルで呼ば
れていたのだが、わたしがそのハンドルを使わなくなっ
てからもうすでに3~4年、使わないハンドルで呼ぶの
もナニだし今さら本名で呼ぶのもアレだし、てな訳で名
前で呼びかけなくなったのではないだろうか。名前での
呼びかけがなくなりすでに数年、それでも人間関係に支
障はない。ダンナが奥さんを「お前」「おい」だけで済ませ
てしまい、そのまま数十年過ごすというのも、たしかにあ
りえる話だと思う。

 わたしの「さん」付けというのはキャバ嬢に対しても同じ
であり、呼び捨ておよびちゃん付けはしたことがない。どう
せなら小倉優子並みに「りん」付けで呼んでみたいものだ
が、「頭大丈夫かオマエ」と言われることは確実であろう。

 逆にキャバ嬢がわたしのことををなんと呼んでいるかと
いうと、「姓+さん」が多い。「姓の上半分+ちゃん」という
ひともおり、「本メアドの上半分+ちゃん」などというひとも
いる。田中をたーさんと呼ぶような、その手の方式には未
だ出会っていない。

 こないだ某嬢がチラっと漏らしたところによると、ねーさん
方のよもやま話のネタにわたしが登場する場合、「あのハ
ゲ」と呼ばれているらしい。ありがちすぎる話であった。