メイドについて

2005-10-09 22:29:17 | Weblog
 わたくしという人間はテッテ的に凡庸な人間であって、
職場の人間と話してて「ついていけない」と思うのは野球
関連の話題くらいなのだが。

 最近、「これはついてけない」と思った話題がもうひとつ
増えた。秋葉のメイド喫茶に関する話である。

 メイド喫茶とは、御存知のとおり若い女性がメイド服着て
ウェイトレスやってくれるという喫茶店のことである。この話
題になると、「1度行ってみたい」とおっしゃる方がたくさん
おられる。そんなにメイドというのは魅力的なのか。つーか、
日本にはメイドなんて職業の人間はいなかろう。いるのは
「家政婦」とか「お手伝いさん」という職業の人間であり、年
齢だってすこし上、それになにより、あんな服など着ていな
い。

 メイドというのはすなわち、「主人に仕える」ことを職業とし
ているわけであり、職務上、「親身に主人のことを考え、行
動する」ことが必要となる。要するに、「主人の多少理不尽
な要求にも、喜んで応えてくれそう」というのが、メイドにハ
マる男の根源にあるのだろうか。

 どMのわたしとしては、こういう動機が根本からない。「ご
主人さま」などとメイド姿の若い美人から言われたとしても、
反射的に、「いや、間に合ってます」と答えてしまう可能性が
高い。「従順な女性」なんてものに用はないのだ。つーか、こ
っちが「ご主人様」って呼びたい方なのだから助からない。

 だいたい、「主人とメイド」などという、地位の高低のはっき
りした男女関係なんて、つまらんと思うのだがどうか? 「幻
想の中くらい言うことをきく女性にめぐり合いたい」という欲求
からか。「自らの言うことを100%肯定する女性」 どう考えて
も面白くない。わたしのような人間にとって、そういう人間と接
することはものすごく疲れると思う。

 コスプレならば、やはりミニスカポリスがいちばん。チアガー
ルもなかなかいいけどね。