口内炎日和

2005-10-20 21:50:51 | Weblog
 日曜、夕飯のオカズのメンチカツをソースにどっぷりとつけ
て、つけあわせのキャベツの千切りと一緒に口に放り込み、
ムシャムシャやっておりますと、ものの見事に口の中を切
りました。で、なんの処置もせず4日間経過。木曜の今、舌
にアフタ系の口内炎、それも直径5mmくらいの白い円形の
やつが鎮座し、エライことになっております。まともにしゃべ
れないし、飯も食えない。

 もともと話すのは嫌いではないが、「喋れないと死んでしま
う」というほど好きでもない。あまり面白い話もできないし。だ
から、喋れなければ喋れないで別によいのだが、仕事上の
連絡に不都合が生じる。遠く離れた工場の人間と電話で連
絡しあうのに、自然と舌をかばってしまい、「できそこないの
ジャイアント馬場のモノマネ」みたいな口調でしか喋れない
のだ。わたしの相手する工場のひと、この喋り方の原因をど
こに求めているのか、想像するだけでなんかいやだ。

 喋れないことより切実なのは、モノが食べられないこと。実
際、きょうは朝飯抜き、昼はコンビニで購入した菓子パン一
個と牛乳、夕飯はシューマイ数個に味噌汁、ご飯は茶碗半
分しか食えなかった。こりゃダイエットのいい機会だなどと、
ポジティヴに考えることはとてもできない。飯が食えなけりゃ
体力も落ち、体の抵抗力も落ちる。体の抵抗力が落ちれば、
ますます口内炎の治りは遅くなる。とんでもない悪循環にハ
マったといえよう。

 実際、口の中を切ったとしても、こっちの体調が万全ならば
白いアフタが大きく広がることもない。あきらかに、最近の残
業続きで体力気力ともに衰えがあるとこで口の中を切ったた
め、あっという間にアフタが大きくなったのに相違ない。やっ
ぱわたしという人間と「多忙」とか「一所懸命」てな言葉は拒
絶反応引き起こすのだろう。

 さて、箪笥引っ掻き回して4年前の副腎資質ホルモン軟膏
をなんとか見つけ出し、いまさっき舌に塗布した。はたして、
この4年前の軟膏、無事に患部の痛みを緩和させてくれるの
か。それとも「4年前パワー」が爆発し、舌の痛みを今より数
倍、数十倍にして返してくれるのか。結果がでるのはたぶん
明日だ。舌が千切れないことを祈るばかりである。