自分の立位置を世界地図の上にたとえる

2005-10-03 22:17:36 | Weblog
 最近気にいってる比喩として、「自らの立ち位置を世界
地図の上にたとえる」つーのがある。

 例えばだ、秋葉原うろついてるチェックのネルシャツ着
たオタの兄ちゃんを北極とし、その対極に位置すると思わ
れる渋谷系のチャラ男くんを南極とする。さて、自分の位
置はどの辺か、と問いかけるものである。

 上記の例だと、わたし自身はハドソン湾かグリーンランド
か、どちらにしろイヌイットとか白熊とか、そういうツンドラな
環境のところで生きていく羽目になろう。間違ってもカムチ
ャッカ以南の、暖かな気候とは無縁なはずである。

 類は友を呼ぶというが、わたしの少ない知りあいを指折
って数えても、ほとんどみな北半球の人間ばかりである。
それも結構緯度が北の。いちばん南でも北京くらいではな
いのか。同年代の知りあいでも、LEONとか読んでる人間
少なそうだし。みんな、「大人のOFF」読んで脳内の愛人と
空想の不倫旅行にいそしみそうな、セコなオッサンばかり
である。中年といえば「渋さ」というのが一番の魅力なので
あろうが、そんなモノ薬にしたくとも見つからない人間ばか
りなのだ。

 まあこういう、華やかさのかけらもない人間だからこそ、キ
ャバクラでも派手めのねーさんに惹かれるのであろう。わた
しのこの女性の好みこそが、一般的な秋葉原系オタとの、
微妙な距離なのかもしれない。特に、メイド系へのあこがれ
などは皆無である。「ご主人さま」などという二人称を使う、
ひたすら従順なだけの女性など、いくら外見が好みであろう
とまったく興味がない。

 そういやきょう職場でもメイド喫茶の話題が出た。なんか、
当然お前もメイド好きだろうという一方的な判断がやや不快
であった。「わたしゃメイドにはまったく興味がない。好きなの
はミニスカポリスとかレースクイーンだ」と断固として強調して
おいた。明日からまた職場の評判がどうなるのか。ほんのち
ょっとだけ楽しみではある。