日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

金沢移住顛末記 - 晩酌

2021-08-24 21:31:16 | 晩酌
二度あることは三度ある、本日もアルビスの世話になりました。最初の二回でその実力にいたく感服した一方で、三日続きでは芸がないとも思ったのです。それでも馬鹿の一つ覚えに走ったのは、一石二鳥、いや三鳥だったからでもあります。まず、先ほど訪ねた銭湯がすぐ近くにあり、ついでに一風呂浴びていくことができました。それと並んで助かったのが食品トレイの回収です。
入居以来、百貨店かスーパーの肴で連日晩酌してきたため、空いた容器が嵩んで行き、不燃ゴミの袋が間もなく満杯になるところでした。しかるに次の収集が行われるのは月末で、帰京の前に捨てていくことはできません。スーパーへ持ち込めばよいと気付いたのは、昨夜アルビスを訪ねたときです。早速試してみたところ、ゴミ袋がほとんど空になりました。容器以外の樹脂製品は滅多に出ないということです。ならば隔週に一度しかない収集日を待たずにスーパーへ持ち込み、その都度に処分していった方が得策でしょう。居候を長らく続けた世間知らずには目から鱗の発見でした。
そのようなわけで、今夜については三つの用事を掛け持ちできるのが決め手で、アルビスで買い出しすること自体に強く固執したわけではありません。しかし今夜の戦果も上々でした。直近の二日にわたって変わらなかった地物の魚が入れ替わり、氷見産のフクラギを押さえることができたのです。日参してみて分かったのは、地物を主体に取り揃えている大和と違い、県外産の養殖物と冷凍物も少なくないということです。安定供給することにも重きを置くスーパーにとっては、それが最善なのでしょう。しかし、養殖より天然の方が優れていると一概にいえるものではありません。実際のところ、宮崎産というカンパチも見た目からしてうまそうでした。実力のほどを再認識した次第です。

笹の誉
ふくらぎ刺身
夏野菜の盛合せ
キャベツのうま塩サラダ
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金沢移住顛末記 - 簡略化

2021-08-24 21:29:32 | 北陸
喫緊の課題の中で手付かずとなっていたのはブラインドですが、簡略化することによって解決を図ることにしました。ひとまずは簾によって対応します。
新居には窓が三ヶ所あります。そのうち二ヶ所は川沿い、つまり東を向いており、台所にあるもう一ヶ所は南向きです。バルコニーへ出る扉にも窓があるため、それも入れると四ヶ所ということになります。それらのうち、東向きの二ヶ所についてはカーテンが予め備えられていました。しかし、犀川を一望する大きな窓がこの物件の真骨頂にもかかわらず、日の出から10時過ぎまでカーテンを締め切らざるを得ないようでは宝の持ち腐れになります。その窓と、午後の日射しが直撃する台所の窓については、ブラインドにより遮光しようと考えました。しかるに店へ出向く時間を捻出できず、先延ばしを続けてきたことについては今朝方述べた通りですが、結果としてはむしろよかったということになるかもしれません。簾で済めば、予算も時間も大きく節約できるからです。
簡略化という着想を得た一因は、扉の小窓用に買った簾の意外な効用によるところもあります。300円足らずで買った安物の割に趣があるのです。機能こそブラインドには及ばないものの、大掛かりなものを入れずに最小限のもので済ませる基本方針に立ち返り、ひとまず簾を試してみようと考えました。窓の大きさに適したものを通販で手配できたのも決め手です。ただし、帰京前には間に合いそうになかったため、実家宛に配送するよう手配しました。一悶着で返送された荷物ともども、復帰の際に持ち込んで設置することになりそうです。
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金沢移住顛末記 - 車社会

2021-08-24 21:14:48 | 北陸
北陸について語るときしばしば話題に上るのが、全国屈指の車社会ということです。しかし、大都市圏でもない限り、今やどこへ行っても車社会です。地域による違いなど大したものではなかろうと、転居するまでは思っていました。ところが、こちらの道を日常的に走ってみて、車社会と呼ばれる所以が分かったような気がします。道路網が非常に充実しているのです。
ここでいう道路網とは、文字通り縦横に連絡されていることを指します。たとえば都内、特に都心を外れた地域では、一部の幹線道路を除いて複雑に道が入り組んでおり、その結果として幹線道路が慢性的に混み合います。川を渡れる橋が限られ、その前後で恒常的に渋滞する都市も少なくありません。それらに比べ金沢の道路事情は恵まれています。片側二車線以上の道がおおむね一、二km毎に張り巡らされており、交通が特定の道に集中しにくいのです。発見がまた一つ増えました。
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金沢移住顛末記 - ヘルシーバス268

2021-08-24 21:00:48 | 温泉
よくも悪くも地方暮らしに順応しつつあります。今日も車で一風呂浴びにきました。
環境保護が叫ばれ始めるに至って、銭湯が注目されているようです。特に単身者の場合、一回の入浴のために大量の湯水を消費することの負荷は無視できず、銭湯の方が効率的だというわけです。しかし、そのために車を往復させてしまっては本末転倒でもあります。自転車で手近なところへ通うのが、自分としても理想形ではあるのです。しかるにそれをしないのは、いまだに暑くて自転車では往復しづらいのに加え、スタンプラリーの存在によるところもあります。「かなざわおふろ旅」と銘打ち、市内にある銭湯を全て巡れば認定証と記念品をいただけるという仕組みです。最初は静観していたものの、四軒目のれもん湯を訪ねたときに台紙をもらい、前日までに七軒分を集めました。県下全域を対象にした「かがのと湯めぐり」なるものにまで手を広げるかは未定ながら、金沢の市内だけならどうにかなります。八軒目となるのはヘルシーバス268です。
新居からの距離は5kmほど、昨日訪ねた双葉湯とほぼ同じです。ただしこちらは四回の右左折でたどり着くことができ、しかもそのうち三回は幹線道路へ出入りするための右左折です。実質的には一回の右折または左折で着くといってもよく、経路として分かりやすいのが特徴です。幹線道路に面した施設は味気なく、大きな「ゆ」のネオンを除いて個性らしきものは特段ないものの、日付が変わるまで入れる点については特筆されます。終業が深夜に及んだときのためにも覚えておきたい一軒です。

★ヘルシーバス268
金沢市新保本5-115
076-240-2600
1200PM-2400PM
祝日除く月曜定休
1月から4月まで無休
入浴料460円
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金沢移住顛末記 - 風景印

2021-08-24 15:10:39 | 北陸
今日は3年8月24日、年と月を掛け合わせると日になります。その日付にちなみ、香林坊の郵便局で風景印を押さえました。欲をいえば、初見の局なら理想的ではあったものの、本降りの中を歩いていくのが憚られ、濡れずに行ける方にしたという事情があります。しかし、本来ならば既に一旦帰京しているところでした。こちらの局でいただけることになっただけでもよしとします。
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金沢移住顛末記 - 源八

2021-08-24 14:43:34 | B級グルメ
予報によると、今日は昼から晩まで雨、明日に至っては朝から晩まで本降りです。その予報は見事に的中し、窓越しに雨脚が見える本降りとなってしまいました。こうなると、お昼についても歩いて行ける範囲で済ませた方が無難です。源八が三度目の登場となりました。
何度か訪ねて分かったのは、どの品も感嘆するほどの味ではないことです。さりとて大衆食堂と違い、豊富な品の中から選ぶという楽しみもありません。酔った勢いでなだれ込む局面でこそ当店の真価が発揮されるという、分かりきった事実を再認識させられました。しかし、今日いただいた天丼については期待以上でした。生殺しの膠着化も現実味を帯びる中、当店には昼営業で世話になる機会がまだまだあるかもしれません。その際は天丼が最も手堅い選択となりそうです。

源八 片町店
金沢市片町1-6-10
076-263-0553
天丼1000円
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金沢移住顛末記 - 十八日目

2021-08-24 06:40:41 | 北陸
おはようございます。環境整備が一段落し、新たな動きがほとんどない日も出始めました。新生活が軌道に乗り始めたことで、日常の占める割合が上がってきたということです。手を加えたい箇所が出尽くしたわけではなく、ブラインドの設置という一仕事が残っています。強い日射しが直撃するのは、エレベータがないことに次ぐこの物件の難点であり、早急に手を打ちたいのはやまやまながら、店へ出向く時間を捻出できないのが実情です。これは取りも直さず、業務が立て込んできたということでもあります。しかし、異郷での生活を長く続ける上では、業務に何ら支障がないということを、実績により証明するしかありません。かような観点からすると、今はまさしく正念場です。粛々と進めることに注力します。
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