「どんこ」を出て向かったのは、このblogで遅い時間の切り札と評してきた「一釣」でした。しかるに現地へ乗り込むと、今日に限って早仕舞いしているという誤算が。すぐそばには「ぼくさん」があり、このまま締めくくるのも悪くはないという状況です。とはいえこの時点でまだ10時台、切り上げるにはまだ早いという未練が上回り、次なる店へ流れてきました。三軒目に訪ねるのは「かもん亭」です。
黒板の筆頭にはもちろん鰹、次いで清水サバの文字が。どちらも既にいただいたものとはいえ、刺身に代えてタタキをいただくにもやぶさかではありません。しかしそれ以上に目を引いたのが、室戸の鱧の焼き切りなるものでした。鱧といえば湯引きにして梅肉か酢味噌でいただくのがてらいのないところですが、対するこちらは鰹のタタキに着想を得たのか、それとも白焼きの変形版か、ともかく焼き上げた香ばしさを身上とする逸品です。何分三軒目ゆえ、あれこれ選ぶわけには行かないものの、ウツボ、太刀魚などの文字にも心惹かれるものがありました。
たとえば北陸の場合、夏から秋にかけては何かと地味な印象が拭えません。これに対して高知の場合、時期を問わずに食材が豊富で、同じ食材にも様々な調理法があって、品書きを眺めているだけでも楽しいものがあります。それらを片っ端から試して行くには、少なくとも一週間毎日通い続ける必要があるでしょう。高知の酒文化の偉大さを改めて実感させられた次第です。
★かもん亭
高知市はりまや町2-3-13
088-885-0855
1730PM-100AM
火曜定休
安芸虎・文佳人
突き出し(甘露煮)
室戸ハモ焼き切り
瀬戸内メバルの煮付け
黒板の筆頭にはもちろん鰹、次いで清水サバの文字が。どちらも既にいただいたものとはいえ、刺身に代えてタタキをいただくにもやぶさかではありません。しかしそれ以上に目を引いたのが、室戸の鱧の焼き切りなるものでした。鱧といえば湯引きにして梅肉か酢味噌でいただくのがてらいのないところですが、対するこちらは鰹のタタキに着想を得たのか、それとも白焼きの変形版か、ともかく焼き上げた香ばしさを身上とする逸品です。何分三軒目ゆえ、あれこれ選ぶわけには行かないものの、ウツボ、太刀魚などの文字にも心惹かれるものがありました。
たとえば北陸の場合、夏から秋にかけては何かと地味な印象が拭えません。これに対して高知の場合、時期を問わずに食材が豊富で、同じ食材にも様々な調理法があって、品書きを眺めているだけでも楽しいものがあります。それらを片っ端から試して行くには、少なくとも一週間毎日通い続ける必要があるでしょう。高知の酒文化の偉大さを改めて実感させられた次第です。
★かもん亭
高知市はりまや町2-3-13
088-885-0855
1730PM-100AM
火曜定休
安芸虎・文佳人
突き出し(甘露煮)
室戸ハモ焼き切り
瀬戸内メバルの煮付け