日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の信濃路へ 2013前夜

2013-08-16 22:50:32 | 旅日記
翌日に差し支えない程度の時間に職場を引けて帰宅しました。明日から一泊二日の小旅行に出ます。
信州のどこへ行っても土日を通じて晴、最高気温は総じて30度を超える一方、最低気温は20度前後まで落ちるというのが今週末の天気予報です。盆地ではそれなりの暑さになる場面も予想されるものの、都会のような耐え難き暑さではなく、日が落ちれば涼やかに感じられてくるでしょう。草地では秋の虫が鳴き、居酒屋の品書きにも秋の風物詩が混じる頃です。二週前に旅した会津では、夏らしさを体感することに主眼を置いたのに対し、今回は一足早い秋の気配を探し求める旅になるかと思います。「秋の信濃路」なる表題は、決して先走ったものではないのです。

今回8月中旬という異例の早い活動再開を選択したのは、お盆の混雑を逆手にとるためでもありました。というのも、今週末は上りの渋滞の最盛期です。見方を変えると、これは下りが空いているということでもあり、明日の小仏の渋滞は最長でも5kmと予想されています。ところが、翌週の土曜からは二週続けて40kmとなり、その先も35, 45, 45, 35ときて、20kmを一回挟んだ後が再び40kmといった具合に、20km以上の渋滞が11月の下旬まで毎週繰り返されます。そうすると、夏から秋にかけて渋滞を気にすることなく中央道を走れるのは、事実上今週末しかないというわけです。帰りが遅い自分にとって、日曜の上りの渋滞を気にする必要はないため、土曜の下りが空いた今週末こそまたとない機会と思い至りました。
来週以降は一瞬でも出遅れれば修復不可能な事態に陥るところ、今週末に関する限りはそれほど身構える必要もないでしょう。とはいえ、今はお盆の最中だけに、不慣れなドライバーが事故を起こしでもすれば、この目論見も水泡に帰してしまいます。早々に床へ着き、明日はできる限り早い出発を心がけます。
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