沖縄の高校の名前が意外に平凡だと先日申しましたが、これに対して俄然面白いのが北海道の校名です。北海道の地名の大半がアイヌ語に漢字を当てたものだということは有名ですが、その独特の響きもさることながら、漢字の字面というものが実に秀逸なのです。今年の出場校の中から思いつくままに挙げても、足寄(あしょろ)、興部(おこっぺ)、音更(おとふけ)、訓子府(くんねっぷ)、弟子屈(てしかが)、美唄(びばい)、美幌(びほろ)、留辺蘂(るべしべ)など枚挙に暇がありません。極めつけは霧多布(きりたっぷ)で、断崖絶壁が屹立する霧の多い岬とそれに続く広大な湿原をそのまま表す、北海道ならではの風流な地名の一つです。他の地名にしても、難読ながらも言われてみれば納得できるものが多く、仮名やローマ字などとは比べようのない漢字の表現力の豊かさというものが感じられます。字面と響きが両立しているという点では、京都と並ぶ双璧といっても過言ではないでしょう。これに対して、沖縄の地名には北谷(ちゃたん)、豊見城(とみぐすく)など、内地の人間には想像もつかないような読み方をするものが多く、風流というより風変わりといった印象が残ります。一口に変わった地名といっても様々で、その土地ならではの独特の地名を紙面の片隅に見つけるのがこの趣味の真骨頂というべきものなのです。
昨日は小樽地区が全道のトリを飾って開幕し、これで道内全地区で戦いの火蓋が切って落とされました。道南では早くも3回戦が戦われ、今度の土日で南北北海道大会に進出する地区代表が出揃う見込みです。
★北北海道大会(6/30)
・釧根地区1回戦
釧路北陽4-1霧多布
釧路高専3-5標津
釧路工25-0阿寒
・空知地区2回戦
夕張1-2x砂川
滝川0-4駒大岩見沢
栗山0-6岩見沢農
・十勝地区2回戦
帯広柏葉3-0清水
音更4-7江陵
・十勝地区1回戦
帯広大谷9-2池田
・旭川地区1回戦
旭川凌雲1-11x旭川南
旭川東栄4-1旭川農
旭川西2-0富良野緑峰
・北見地区1回戦
北見緑陵6-2網走桂陽
美幌農1-14留辺蘂
★南北海道大会(6/30)
・函館地区2回戦
函館高専0-13函館中部
長万部12-1上ノ国
函館工6-0函館大谷
・室蘭地区2回戦
室蘭大谷3-0伊達
苫小牧高専4-3登別大谷
苫小牧工2-0室蘭栄
・札幌地区3回戦
東海大四1-5北海
札幌稲雲0-9札幌光星
・札幌地区2回戦
札幌真栄1-11札幌清田
北広島西0-10x札幌第一
尚志学園2-9x札幌藻岩
札幌手稲11-10札幌大谷
・小樽地区1回戦
蘭越15-2仁木商・古平
余市紅志0-20小樽潮陵
小樽明峰1-16倶知安
昨日は小樽地区が全道のトリを飾って開幕し、これで道内全地区で戦いの火蓋が切って落とされました。道南では早くも3回戦が戦われ、今度の土日で南北北海道大会に進出する地区代表が出揃う見込みです。
★北北海道大会(6/30)
・釧根地区1回戦
釧路北陽4-1霧多布
釧路高専3-5標津
釧路工25-0阿寒
・空知地区2回戦
夕張1-2x砂川
滝川0-4駒大岩見沢
栗山0-6岩見沢農
・十勝地区2回戦
帯広柏葉3-0清水
音更4-7江陵
・十勝地区1回戦
帯広大谷9-2池田
・旭川地区1回戦
旭川凌雲1-11x旭川南
旭川東栄4-1旭川農
旭川西2-0富良野緑峰
・北見地区1回戦
北見緑陵6-2網走桂陽
美幌農1-14留辺蘂
★南北海道大会(6/30)
・函館地区2回戦
函館高専0-13函館中部
長万部12-1上ノ国
函館工6-0函館大谷
・室蘭地区2回戦
室蘭大谷3-0伊達
苫小牧高専4-3登別大谷
苫小牧工2-0室蘭栄
・札幌地区3回戦
東海大四1-5北海
札幌稲雲0-9札幌光星
・札幌地区2回戦
札幌真栄1-11札幌清田
北広島西0-10x札幌第一
尚志学園2-9x札幌藻岩
札幌手稲11-10札幌大谷
・小樽地区1回戦
蘭越15-2仁木商・古平
余市紅志0-20小樽潮陵
小樽明峰1-16倶知安