日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

汽車旅in九州三日目(6)

2008-12-22 23:46:52 | 居酒屋
焼酎バーに移行します。この店には思い出があります。四シーズン前の冬、風邪を押して旅に出たはいいものの、日増しに症状がひどくなり、味覚も嗅覚も完全に麻痺してしまったことがあります。その時に訪れた一軒がこの店です。お湯割りがただの白湯にしか感じられず、何のために鹿児島へ渡ったのかと大いに肩を落としたものでしたが、それでも一切予定を切り上げることなく九州を回ったのですから我ながら呆れてしまいます。悪寒に震え朦朧としながら車を走らせたことも、今となってはよき思い出です(オイオイ)

S.A.O
鹿児島市東千石町5-2
099-239-4461
2000PM-600AM

池の鶴・さつま寿「旬」
お通し(ポテトサラダ)
砂ズリポン酢
豚味噌
〆て2600円
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汽車旅in九州三日目(5)

2008-12-22 22:31:02 | 居酒屋
昨春以来の鹿児島です。一風呂浴びて夜の街へ繰り出します。例によって教祖おすすめの一軒です。
天文館の路地裏の、人ひとり通るのがやっとという狭い小路にぼんやりと屋号が照らし出され、それだけでこの店はただ者でなさそうだという雰囲気が漂います。とはいえ、遠く離れた南国の街まではるばる来たことを思うと、先走って失敗したくはないという思いに一瞬とらわれます。一見で飛び込むにはそれなりの勇気が必要です。そんなときに背中を押してくれるのが教祖の導きです。教祖の事前情報に頼りっぱなしというのも、いわばカーナビの指示通りに走るようなもので面白味に欠けるのは事実です。しかし、安易な失敗の許されない地方の居酒屋探訪において、自分の嗅覚が間違っていないかどうかをチェックするという意味では、これほど頼もしい存在はありません。要は使い方を間違えなければよいということです。
内地の店とは違い、焼酎の銘柄数を競うようなことを鹿児島の名店は好みません。この店でいただける焼酎は八幡と三岳の二種類のみです。今は幻の焼酎といわれる、しかし焼酎ブームというものが起こる前から地元で愛飲されてきた酒が、何事もないかのように出されるのが鹿児島ならではです。L字型のカウンターの片隅に腰を下ろして湯割りをあおります。

菜菜かまど
鹿児島市山之口町10-18
099-225-7588
1800PM-2400AM(日祝休)

八幡
お通し(オクラ)
とり刺
とび魚のつけあげ
〆て2415円
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汽車旅in九州三日目(4)

2008-12-22 19:55:07 | 九州
熊本の街に戻りました。新幹線に乗り継いで鹿児島へ向かいます。九州での汽車旅の楽しみとして、内地では絶対にあり得ない豪華列車が当たり前のように走っているというものがあります。それもそのはず、九州の列車はデザイナーを入れて作り込まれているので、今時の安っぽい鉄道車両とはお金のかけ方が違うのです。九州新幹線はその最たるもので、天然木を用いた立派なシートや和風の色遣いなど、下手なグリーン車など問題にならないグレードの高さを誇ります。昨今の安普請の車両では、汽車旅に出ようという意欲もほとんど起こりませんが、九州の列車だけは違います。これからも機会がある限り乗り続けたいと思う数少ない存在の一つです。

★熊本1954/リレーつばめ57(57M)/2014新八代2017/つばめ57(57F)/2104鹿児島中央
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汽車旅in九州三日目(3)

2008-12-22 13:08:18 | B級グルメ
お昼はもちろん(略)
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汽車旅in九州三日目(2)

2008-12-22 11:43:36 | 九州
丸一日以上降り続いた雨がようやく上がりました。久しぶりに駅を見て回ります。高い妻面と庇がこの近辺の駅舎に共通する特徴です。
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汽車旅in九州三日目(1)

2008-12-22 10:08:57 | 温泉
三日目は人吉の町からスタートです。昨日とは違う冷たい雨が降っています。活動意欲がそがれるのは昨日と同じですがorz
まずは温泉で体の冷えを癒します。

相良藩願成寺温泉
人吉市願成寺402-1
0966-22-2621
600AM-2330PM
入浴料200円
泉質 含食塩重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉)
泉温 45度 pH 7.5
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