日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

ほっかほっか亭骨肉の争い?

2008-02-07 22:53:25 | B級グルメ
昨日三行半を突きつけられたほっかほっか亭総本部から反撃が。プレナスもこれに応酬
総本部の介入がひどくなったというのがプレナスの言い分で、プレナスの独走が目に余るというのが総本部の言い分です。
これだけを捉えると「親子喧嘩」なのですが、実態はむしろ「遺産争い」に近いようです。

ほっかほっか亭は加盟店→地区本部→総本部という階層構造になっていて、地区本部の運営会社が合併買収を繰り返して東日本・九州の「プレナス」と西日本の「ハークスレイ」の二大勢力にほぼ集約されています。総本部の株式も今ではこの両社が保有する形になっています。要は、兄弟が親の資産を分けるような状況です。

EDINETで「有価証券報告書」を検索すると、議決権割合はプレナス44.44:ハークスレイ55.56で、ハークスレイが総本部を支配しているのが分かります。当然ながら、総本部の経営者もハークスレイ側で占められています。
もともと創業者とプレナスで総本部の株式を持っていたのが、2年前にハークスレイが創業者の株式を買い取って現在の支配関係になったという経緯があるようです。
親と同居していた兄が、後から来た弟に家の所有権を持って行かれたようなものですから、プレナスとしては当然面白くありません。半年後にはプレナスが総本部を訴えるなど、遺恨の深さがうかがえます。

ハークスレイは今のところ沈黙を守っていますが、明日以降どう出るのか。楽しみです(ニヤリ)
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