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ダンカン・ブラウンのソロ作品たち

2011-05-28 01:49:08 | 70sジャケ絵日記
今日はDuncan Browneのソロ作品をご紹介します。

本日、5月28日はダンカンの命日なので…
1993年5月28日に癌で亡くなられたそうです。

正確な時間=日本時間だと
もしかしたら29日かもしれないんですけど
一応、28日として追悼したいと思います。


ダンカンのソロ作品、私はフォークから入りました。
この美しいジャケに魅せられて。


Give Me Take You - 1968
内省的で荘厳なフォーキーサウンド。
ジャケの通り美しい1枚です。
4曲目では音をわざと震わせて
戦前のレコードのような揺らめいた感じになってます。
他にも強風の音などSEも入れた曲もあったりして
全体的にはフォークサイケな味わいです。


そしてこちらが2nd作品。


Duncan Browne - 1972
これもフォーキーサウンドですが
前作よりもアグレッシヴな演奏になったと思います。
そしてダンカンの歌声は前作よりも
伸びやかに安定的になったと思います。
そして演奏面では前作よりも音数が増えて
曲によってはストリングスやピアノが所々に入ったり、
はたまた荘厳なフォークとロックが美味い具合に融合。


そしてメトロ脱退後の作品がこちら。


The Wild Places - 1978
メトロのデカダンな雰囲気を継承したサウンドで
気だるくも美しい1枚。
このジャケ、今までにも店先で何度か見かけたことあったけど
この豹柄を目にしただけで即スルーしてました…(爆)
ちなみに私、ダンカンのソロの中では
この作品が一番自分好みだったりします♪
Samurai(侍)って曲と
Kisarazu(木更津)という曲があるんですが
彼の日本びいきなところが窺えますね。
この木更津という曲、
これがまたとてつもなく美しい曲なんですよ~!
そして最後のPlanet Earth。
これもまた本当に美しい曲なのです…!
その名の通り、壮大で心に染みる素敵な曲。
ダン様(爆)の優しげな歌声とよく合っています。


そして翌年に出したのがこちら。


Streets of Fire - 1979
前作ワイルドプレイシスと同じメンバーで作られた作品。
曲調もグっとロック寄りに。
シンセも使ってニューウェーヴな佇まい。
でもボーカル的には相変わらず
気だるく艶っぽいボーカル!
そしてこの作品でもやってくれてます!
またもや艶っぽく気だるい曲を~♪
やっぱダン様はこうでなくちゃね!
このテの曲ばかりの作品集も作ってほしかった…!
絶対ダン様のボーカルはこういう曲調がピッタリよ~!

とまぁ、ダン様のソロ作品を一挙並べてみましたが
しかしながらセールス的にはなかなか結果が得られず、
その後は作曲など裏方の仕事へ…

そんな時代に作られたのがこちらのサントラ作品。


Travelling Man
こちらはBBCのドラマシリーズで流された
インスト曲のサントラ盤なんだそうです。
ダンカンの持ち味の艶っぽさと
フォーキーな繊細さを持ち合わせたインスト集です。

そしてこのサントラのお仕事が評価され
次々と作曲の仕事が舞い込んできたそうです。

しかし…80年代末、彼は癌になってしまいました。
彼は治療を続けながらもまた表舞台に立つことを決心。
そして93年までの約3年間、
時間と体力が許す限り録音作業をしました。
91年には彼のお気に入りの曲「Wild Places」を再録し
シングル発表、これが欧州のほうで大ヒットしたそうです。
そんな時期に録り溜めた音源集がこちらの作品です。


Songs of Love & War - 1995
こちらは彼の死後に遺作として発表されました。
曲調は80年代末らしい
エレポップな感じの曲が多いです。


↓Wild Placesの演奏動画です!
動くダン様、メッチャ、カッコイイ!
でもジャケのレオタード姉さんが…!(爆)

http://www.youtube.com/watch?v=vQRKvGeb1cU


↓フォーキー時代のお写真です♪



↓メトロ後2作目のときの。
肌、なまめかしいほどに色白~!(笑)


↓作曲家時代

仕事場の奥に奥様のお写真が。
愛妻家だったのですね!
その後の悲劇を考えると悲しいですが
世界中のファンから愛されているのは確かなこと。
彼の音楽は間違いなく聴き継がれていくことでしょう…!

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