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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ヘロン 1st

2010-05-16 00:02:34 | 鳥さえずり
今日のジャケは、Heronの1st(同名タイトル作品)。



英国フォークバンド、ヘロンの70年発表作品です。

田園フォークとか
木漏れ日フォークなどと呼ばれているこの作品。
録音は郊外の農場で録音したとされてますが
小鳥のさえずりまでバッチリ録音されてて感動しました…!

美しすぎる……!

曲間に小鳥のさえずりが聞こえるのはもちろんのこと、
曲のバックにうっすらと
小鳥のさえずりが聞こえることがビックリでした!

どれだけ小鳥の多い場所なんでしょか!?(そこかい!爆)


静かな部屋で目をつむりながらヘッドフォンで聴いてると
彼らの野外録音しているその農場で
一緒に聴いてるような感じになります。


野外録音だから空気(?)の流れの雑音とかも
ザーーーーと入ってたりするんだけど
小鳥のさえずりもずっと鳴り続けているし
ハーモニーとアコースティックな演奏も美しいので
雑音は気になりませんでした。

美しい曲と自然の音が織り成すハーモニーが楽しめる1枚です。
心が洗われますね。。


ちなみにこのCD、おまけとしてシングルが
ミニCDで付いてました。

こちらのシングルのほうはフォーキーでありながらも
ポップだったり哀愁路線だったりと
いろいろなカラーが楽しめます。

このシングルたちは
ちょっぴりキンクスのヴィレッジグリーンから
影響を受けているかも、とも思います。


ちなみに本編の最後の曲=13曲目の
最後の部分では、小鳥のさえずりの声と共に
ヘリコプターが遠くで飛んでるような音が入ってます。
その音が聞こえてフェイドアウトという感じ。
意図的にそうしたのでしょうかねぇ。

それまでずっと大自然の音とフォーキーサウンドだったわけで、
このヘリ音みたいな機械音が聞こえてきた瞬間、
ちょっと現実の世界に呼び戻されたような感覚になりました。

ヘリの音なんでしょうかねぇ・・・気になるところです。

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ホリーズ 「バタフライ」

2008-01-11 10:28:22 | 鳥さえずり

今日のジャケは
The Hollies 「Butterfly」

グラハム・ナッシュが在籍した作品としては最後となる作品。

今回の「バタフライ」は、前作「エヴォリューション」での
サイケサウンドの実験効果がバッチリ発揮できた
サイケな作品となりました。

ホリーズならではのポップ感と美しいハーモニーもバッチリ♪

それなのに・・・!
この当時、セールス的には売れず、その責任をとって
グラハムがバンドを去ったとも云われています…。。。

まぁ、真実は定かではありませんが
一ファンである私が思うのは「こんな良い曲揃いなのに
どうして当時は売れなかったんだろう?!」ということ…

最初の曲から最後の曲まで統一感も感じられ、
なにげにコンセプトアルバムのようです。


なんせ1曲目の「Dear Eloise」からしてガツンとやられまくり!
アンニュイなボーカルから始まり、メインの歌メロ部分に入ってからは
甘酸っぱいボーカルが胸にガツンと突き刺さります♪
それでもって間奏部分では「パ~ パパパパァ~」なんていう
ポップで60sなコーラスが!
60sポップス好き&サイケ好きな人にとっては
美味しいところが満載の「たまらない曲」だと思います♪


「Maker」では冒頭部分からシタールが妖しく鳴り響くアシッドな曲。
ホリーズっぽくないですが、サビ部分では明るめのメロになるところが
ホリーズらしさを感じられると思います。


また、6曲目「Wishyouawish」と7曲目「Postcard」では
曲の始まりの部分に鳥のさえずりが鳴り響いてます。
サウンド的には「Wishyouawish」はトランペットなども使って
なにげにソウルな感じを出してますが
「Postcard」のほうではフォークロックっぽい感じで
バーズのような曲調になってます。
この2曲も今までのホリーズっぽくない曲だと思うんですが
哀愁メロとハーモニーとギターサウンドが素敵です。


8曲目「Charlie and Fred」や9曲目「Try It」では
またまたホリーズならではの甘酸っぱいボーカルが聴けれます。
この甘酸っぱいボーカルが実に良いですね。
ちなみに「Try It」では電子音が鳴り響いて
なにげにスペイシーな雰囲気もかもし出してます。


そして最後の曲「Butterfly」ではフルートやストリングスなどを使って
幻想的な美しい曲となってます。
この曲で密やかに作品の終わりとなります・・・

ホント、ため息ついてしまうほどです。
コンセプトアルバムのような統一感が素晴らしいですね。


XTC 「スカイラーキング」

2006-07-24 22:39:21 | 鳥さえずり

今日のジャケ画は、XTC 「Skylarking」

ポップの達人「トッド・ラングレン」をプロデューサーに迎えて
制作された、XTC通算8枚目となる86年の作品です。

虫の鳴き声と鳥のさえずりから幻想的に始まる1曲目、
「Summer's Cauldron」からして
彼らの卓越したポップなセンスにひきこまれます。

ホント「ビートルズっぽい」という言葉しか浮かばない
ボキャブラリーの少ない自分に何気に苛立ちを感じてしまいますが(汗)、
アンディ・パートリッジを始めとするXTCとトッドの
「ビートルズ好き」の彼らならではの見事なセンスが融合した
名曲揃いの名盤だと思います。

ビートルズ的なサイケっぽさを感じる「Summer's Cauldron」、
それに続く少々アジアン・テイストな「Grass」の曲の流れは
いつ聴いても素晴らしいと思います。

間髪入れずに3曲目にはまたもやビートルズっぽい「Meeting Place」が。
ポップなんだけどなごやかな曲です。

「That's Really Super, Supergirl」では彼らならではの
ヒネたセンスが出まくってます。

「Ballet for a Rainy Day」~「1000 Umbrellas」の連曲では
オーケストラを入れて情景的となってます。
この辺りはトッドならではの感覚だと思います。


この盤では「これでもか!」というくらいに
ビートルズっぽいナンバーが繰り広げられてます。。。
しかしどの曲もただビートルズっぽくやったという感じでは決してありません。
XTC独特のヒネたセンスと
トッドのポップなセンスが見事に融合しています。

ライナーノーツによると、この制作の最中、
XTCのアンディとトッドは互いに対立してしまうことが多々あったようですが
こうしてこれほどまでにビートルズを彷彿としまくりながらも
お互いのセンスが見事に融合された大名盤を出したということは
とても素晴らしいことだと思います。

最初から最後までひきこまれて聴いてしまう1枚です。


ザ・キンクス 「サムシング・エルス」

2006-06-23 23:55:50 | 鳥さえずり

今日のジャケ画は、The Kinks 「Something Else」

ワタシの中でキンクスのアルバムでは
この「サムシング・エルス」と
「ヴィレッジ・グリーン…」が好きなんですが
その時々で「一番好き」なモノが交代になります(^^ゞ

どちらも好きな曲が満載なところが「好きなアルバム」の理由なんですが
この作品の中で特に好きな曲はというと「David Watts」ですね!
まるで馬が駆けてるような疾走感あふれるリズム、
ポップでオシャレなメロディ、どれをとっても大好きです♪

そして次の「Death of a Clown」では
おだやかな雰囲気の曲となってますが
ピアノの音が心地良くてノビやかなボーカルと
ちょっぴりソフトにサイケなコーラスがとても良いです。

「Two Sisters」ではハープシコードの音色が印象的。
哀愁のメロディでワタシのツボにハマりまくりの曲です。

「Situation Vacant」のノンビリとした雰囲気もとても好きです。
UK的な空気が漂いまくったサウンドがとても良いですね。

「Lazy Old Sun」は気だるくサイケ!
レイの歌い方もなにげにサイケな感じがします(^^)

そしてなんと云っても「Waterloo Sunset」!
とても心に染みる曲です。名曲中の名曲だと思います♪

この曲の前の曲「End of the Season」から続けて聴くと
感動もひとしおです。
ユッタリとした曲「End of the Season 」の終わり部分にさしかかると
小鳥のさえずりと共に静かにフェイドアウト。
そして「Waterloo Sunset」の印象的なイントロが始まる。。。
息を呑むほど感動的ですね。。。

ワタシもウォータールー橋の夕焼けをいつか見てみたいですね☆彡