廃校を巡る

風雪に耐えた美しい木造校舎。小さな空き地にポツンと二宮尊徳。
錆びたブランコに、朽ちかけた百葉箱。廃校ノスタルジア…。

茨城県 旧緒川村 小瀬第二小学校 国長分校

2016年09月23日 18時31分40秒 | 茨城の廃校
最近の園芸用の植物は本当に種類も多く名前も覚えきれません。
さまざまな新しい品種が毎年のように出てきます。
品種改良やバイオ技術のすごさにも感心しますね。

しかし、廃校巡りでお目にかかる花はみんななじみ深い花ばかり。
ここ、小瀬第二小学校国長分校跡に咲いていたのは、
最近すっかり少なくなった赤いサルビアにカンナの花。
撮影した写真はフィルムシュミレーションが狂ったのかどぎつい赤になってしまいました。

サルビアの花もカンナの花も今では人気がないのかあまり見かけませんね。
でも以前は歌のタイトルになったりと人気の花だったようです。
カンナの花と言えばユーミンの「カンナ8号線」。
ユーミン的世界観は好きではありませんが、秋のドライブソングにはいいのかもしれません。
サルビアの花も早川義男作詞でもとまろが歌っていましたね。

小瀬第二小学校国長分校
明治23年9月 小瀬尋常小学校 国長分校として開校
昭和47年12月 小瀬第二小学校に統合

閉校して40年以上経っていますので遺構はありませんでした。
緒川村の廃校記念碑のフォーマットである石柱型の廃校記念碑が残るのみです。
校舎は63年まで残っていたようですが解体後整備され公園化したようです。

現在はお決まりのゲートボール場になっています。
ゲートボールって国際的な球技なんでしょうかね?
日本の老人向けにできた競技なんでしょうか。
東京オリンピックの正式競技になればなんか面白そうですよね。
代表選手の平均年齢76歳、シルバージャパン!


茨城県では良く目にする石柱型の廃校記念碑。
このタイプは沿革が詳しくないので史料的には不満。







サルビアの花とカンナの花が印象的でした。





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