変わる街並み。＜3,706本目＞

学生時代は東京に住んでいました。

そして、たまにテニスの仲間と飲食や飲みに出かける街が
新宿でした。

当時の新宿は西新宿に”ノッャrル”が立ち始めたころで、
「おー、都会ってこんな感じだなぁ～」なんて、
そのまんまおのぼりさんでした。

ただ、西新宿や当時の南口はちょっと”裏口”的なイメージもありました。

それが、都庁ができてからは西新宿も大きく変わり始めたのです。

都庁は一大職場ですから、そこにはたくさんのビジネスマンが集まります。
人の流れが変われば、そこに住む生活も変わります。

今までになかった流れが新たにでき始めるのです。

新しい流れに乗る人もいれば、
今までと流れが変わってしまってうまくいかなくなるビジネスもあります。

ただ、これは今に始まったことではなくいつの時代でも起きています。

人が住むところには必ず何らかのビジネスも関係してきます。

そして人が住むところは、
何らかの事情で変わり続けるのです。

人が集まればそこにはコミュニティができます。
コミュニティが様々な要求を始めて、それをクリアしようと街そのものも動き出すのです。

人間と同じで、成長もするし衰退もする。

その繰り返しで街も変化をする。

東京に住んでいたころと全く違った新宿の街を、
ウロウロとしながら歩いていると、
その店先で飲食店の店員さん（と言ってもアルバイト）
が一生懸命”客引き”をしている場面に出くわします。

お店の話を聞くついでに、その人の出身を聞くと
全員「地方出身」。

外からどんどん人が集まって、東京という一極集中の街が出来上がる。
その店員さんに、東京への大きな思い入れはないかもしれない。

今いる時間、バイトの時間だけ”都会の顔”をのぞかせている。

その顔がまた街を作る。

ただ人があふれているだけではない新宿を、
いろんな角度で眺めてみる。

人も変わり、街も変わり、世の中も変わる。

”変わらなきゃ”なんて思っていなくても
”変わっちゃう”んですね。











晴＠早朝から携帯に間違い電話。
「佐藤さんじゃないですか？」って言われてもなぁ～、なんて思いながら一日も始まりに来てくれてありがとうございます。