経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

朝練

2006-09-30 00:11:51 | ひとりごと
中学生、高校生の時に部活動では「朝練」(=アサレン、授業の前の練習)のためにいつも早く学校へ通っていた。朝起きるのは眠いしもうやめちゃおうかぁ~なんて誘惑に駆られる。それでも休まずに続けてきた気持ちはなんだったのだろうか?

高校時代からテニスを始めた。授業が終わりテニスコートへ行くと先輩が「まずランニング!こいつが一番遅いから後れないように着いて行け!」と言われ校外へ走り出した。長距離が苦手だったのでとても苦しくスピードについていけないのを「置いてきぼりにされちゃかなわない。」と思い必死になって着いて行った。
やっとの思いでコートに戻ってくると先輩たちが思う存分にストローク練習からボレー練習までずーーーーーとやっている。その間1年生はボール拾いと、声出しのみ。だんだんと暗くなりボールが見えなくなると、先輩たちは程なく練習を終わりかえっていく。真っ暗になってからボールを打つことも出来ず毎日が終わっていた。

そもそも朝練を始めたのは、そんな状況ではボールが見える時にコートを使うのは朝しかなかったからだ。
自らが「ボールを打って練習をしてうまくなりたい!」と自発的に考え、キャプテンに恐る恐る「朝コートを使わせてください。」と懇願したのだ。その時キャプテンは快く許可してくれたのだが、「お前たちがやるなら俺も一緒にやってやる」と言ってくれた。それから朝練開始となったのだ。だから早起きをして電車に乗って行くことが苦にならなくなるのだ。

やりたいことをするために自分の中から決めたことはしっかりとやり通す事が可能であることをした。逆に言えば、やりたいと思ってるだけで実現できないのは周りの環境ではなく自分自身の工夫が足りないのだと考えるようになった。

もうひとつの考え方は、練習時間が足りなければ試合には勝てないというコトだ。練習時間を多くとることがまずは試合で勝つための最初に思いつく方法である。絶対的な練習量が少ない者が練習量の多い者には肝心な時に勝つことが出来ない。最後に勝つのは無意識に体が反応している方だ。その反応を生み出すのは「質ではなく量」であると言うことだ。
量が質を高める」とはmoreに会った方は一度は聞いたことがあるかもしれない。

部活動の時間は一日の中で限られている。となるとどこの時間を使えば練習が出来るようになり、試合に勝てるようになるかを必死になって考えた結果が朝練なのだ。

その朝練を許可してくれたキャプテン(ひとつ上の先輩)はmoreの人生の師匠であり今でも家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている。moreにとってはとてつもなく大きな存在ですが、「生物(年齢)的には一年しか違わない(ただのおっさん)なんだから、そんなにたいそれた存在にするな!」と言われるがやっぱり大きな存在だ!

考えろ!

2006-09-29 10:47:32 | 移動の達人
悩むのは迷っているときだ。進むコトを躊躇しているのだ。無理やり進めてもうまくいかない。決断を先送りにすればずっと悩まされ続けるよ。悩むのではなく考えて、考えて、考えて、考えるのだ。ぼーっとではなく必死にアタマを使え!アタマを使うとお腹が空くよ。それぐらい考えろ。考え中にはメモも上手に活用すればずっとアタマも整理出来る。アクションも起こさない、考えもしないでなんとかなる訳がないじゃん。話を聞いて考えてやって、また考えて…。アタマは一番身近な「経営資源」だよ。意思決定するのは全てアタマが考えた結果。

上手か下手か

2006-09-29 00:31:19 | ひとりごと
お好み焼き「千房」社長、中井政嗣さんの講演の中で、「今では現金で手渡しをすることがなくなったお給料なので、給料明細に毎月毛筆で書いたメッセージを同封している」と言う。

そこに書かれている文字はとても上手できれいです。(今回いただいたお手紙から推察できます)こんな話を聞くと「私は字が下手だから・・・」「文章が苦手だから・・」と聞こえてきそうですが、中井社長は言いました「(書道なんて習ったこともなかったので)最初の頃はミミズが酔っ払ったような字でした。それでも10年続けていればなんとでもなりますよ。」とさらりと言われました。

これを「(まさに)継続の力なり」。

なーーーんて、わかった風に簡単に思ってしまったアナタ!
そうじゃないのです、それでは単なる傍観者。当事者として捉えるのならそんな風に考えてしまうのではなく「何か10年以上続けてみよう!」と考えるといいのです。

素晴らしい経営者の話を100回聞いたって1000回聞いたって、自分が良い経営者やすばらしい経営が出来るとは限りません。安易に評論家のように結論付けないことです。
わかった風に思わないことです。
素直にどんどんと「聞いて」
「取り入れる」コトです。そこから成功へのヒントが生まれてくるのです。

最初っから「うまい」人はいません。
努力です。根性です。(←すっかりイマドキは流行らない言葉ですが好きです。)

「努力&根性」(=巨人の星みたいやぁ~(>_<)、しっかりmore応援しますよ!

元気な姿から元気がでる

2006-09-28 10:30:01 | スポーツ
松井秀喜選手が今まで通りの守備にもついた。
ヒットもホームランもあの大怪我のあとを全く感じさせない素晴らしい活躍をしている。
それだけにリハビリ中の辛さや痛みが物凄かったと想像できる。でもそんなことは微塵も出さずに自分の出来る精一杯の準備をしていたのだろう。聞いてもきっとさらりとそんなことを言うのも想像がつく。
カッコいい!

ワールドシリーズを目標としているNYヤンキースにとってやはり松井選手はなくてはならない存在であることが証明されている。
ただの一ファンではあるがとても嬉しいコトだ!活躍すればするほど好きになりファンであることが嬉しく元気になれる。

これがプロ
商売=プロ。
お客様を元気にさせられないようじゃお金はいただけない。
売上=お客様に喜んでいただいたバロメータ。

勇気づけられる松井選手ありがとう。(っ手こんな声届くわけないけど、言いたいじゃん(^^ゞ)。

毛筆の手紙

2006-09-28 07:35:29 | ひとりごと
先日出席した、お好み焼き「千房」社長、中井政嗣さんから細筆でびっしり書かれたお手紙をいただいた。
当日は講演終了後、名刺交換をさせていただき、中井氏の「できるやんか!」の著書をその場で購入しその本にサインまでしたいただいた。もちろんお礼のおハガキは郵送してありました。その返事ではなくお互いに同時のタイミングで投函しています。

その手紙の本文の中にイエローハットの鍵山秀三郎氏が進める「日本を美しくする会」でトイレ聡?/span>を30年以上続けている記述がありました。
「10年は偉大なり、20年はおそるべし、30年は歴史となり、50年は神の如し・・・。」のフレーズがありました。これは講演の中でもおっしゃっていましたが、小さなことを続けることの凄さを物語っています。

そして、さらに「小さなことでも20年以上続けると文化となります。食文化、券\文化、企業文化などなど、日本文化を継承し普及させる義務と責任があります。」と続いています。

企業文化(=経営ビジョン)は社風とも表現され「らしさ」です。
自分らしさをビジネスで表現できるのは経営者です。その「らしさ」に共鳴した人がお客様となりファンとなっていただけます。

経営は利益を出すことはもちろん大切ですが5年、10年、20年と存続すること(=ゴーイングコンサーン)はとても意味があります。
経営計画を5年、10年と考えることに夢を盛り込んでいくこともャCントになりますね。

そしてこの手紙から感じることは「手書きで毛筆」だから嬉しかったのではありません、「気持ち」が伝わってきたからです。
仮にワープロで書かれていてもそこに気持ちを感じることができれば嬉しいでしょう。誰が書いたか分からない(代筆されたような)事務的な手紙は心が動きませんね。

一緒に千房でお好み焼き食べながら経営談義しません?