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「カインの傲慢」中山七里 2020-100

「カインの傲慢」中山七里

貧困と臓器売買。移植じゃなくて売買。
お金なくて貧困に喘いでいるときに
「ねぇねぇ、臓器ちょうだい、お金あげるよ」って言われたら
お腹を開けることに同意するんだろうか。
いやぁ、それは・・・ないなぁ。

逆にお金払って臓器を手に入れたら、
自分、或いは大切な人の命が救われるならば
さぁ、どうする?
ない、ないと思う。でも、ちょっと前者より難しいぞ。
だって、やっぱり、実際にそうならないと
どれも理想論になりそうだ。

犬養刑事の反応は「そうなの?」と思ったけれど
「やっぱりそうか」とも思う。
難しい問題だ。だから、法改正もムツカシイのだろう。

一瞬、臓器売買の是非を問う感じなるが、
いやいや、違うよそこは!
そこに至るまでの法改正ってのが大事なんだよ。
と事件と倫理と裏切りに振り回された一冊であった。
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