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通勤読書 294

「いつもが消えた日 (お蔦さんの神楽坂日記)」 西條奈加

家に帰ったら家族がいない。
生活のにおいと血のにおいを残して。

なんだか、とても怖いことだけれど、
今の世の中にはあるのかもしれないと思わせる、事件。

シリーズ2作目はなかなかの読み応えであった。

人の冷たくて残酷な部分が
事件を巻き起こしていくけれど、
そこから抜け出していくのは
人の優しさだったり、正義感だったりするのだ。

子どもたちが
どんな大人に出会いながら、
どんな大人の生き方を見ながら成長していくのかは
とても大切なことだと、
10代の子が登場する話ではいつも思う。

今回も、そうだった。

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