「青森ドロップキッカーズ」森沢明夫
青森作品の2作目。
カーリングはオリンピックの時に見たことがあるだけ。
馴染みはなかったけれど、とても楽しく読めた。
それぞれの登場人物が
それぞれの立場で一つ一つ殻を破っていく。
中学生も大人も、もっと大人も。
強さと優しさをもつ彼らの成長ぶりは
まさしくカーラー精神、
思いやりを持ち、常に高潔である。
よかったなぁ。
宏海クンのおばあちゃんの
「ありがとうとニコニコが一等賞」は素敵なお話。
おじいちゃんの松の木の話も素敵。
あったかいお話。
炬燵で読みたい本だな。