「悲鳴」東直己
再読。探偵畝原シリーズ、3作目。
上下二段組400ページ、量も多いけど内容か濃い!濃厚!
浮気調査を請け負ったら依頼人が変なヤツだった。
そこからどんどん奇妙で気持ち悪いことが起こる。
起こり過ぎる。
今回は臭いがきつかった。
畝原が崖っぷちにいながら、
決して落ちては行かない真っ当さを持っていて、
それが魅力だなと思う。
せっかくいいキャラなのに高橋が気の毒だった。
FAXと携帯とEメールとちょっとだけネット。
時代を感じるなぁ。
悲鳴 (ハルキ文庫) | |
東直己 | |
角川春樹事務所 |